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朝の光(聖書の言葉)

寄留者の祈り (詩篇39:12)

寄留者の祈り

 
(詩篇39:12)

「私の祈りを聞いてください。
主よ。
私の叫びを耳に入れてください。
私の涙に,黙っていないでください。
私はあなたとともにいる旅人で,
私のすべての先祖たちのように,
寄留の者なのです。」
 
 
詩人は,イスラエルの民は「寄留の者」,

あるいは「旅人」だと言います。

 
彼らもまた私たちも国籍は,

天にあるのです。

 
 
(ピリピ3:20)
「私たちの国籍は天にあります。
そこから主イエス・キリストが
救い主としておいでになるのを,
私たちは待ち望んでいます。」


☆彡


人生のはかなさを知る者の祈り


詩篇第39篇 (口語訳)

わたしは言った,
「舌をもって罪を犯さないために,
わたしの道を慎み,
悪しき者のわたしの前にある間は
わたしの口にくつわをかけよう」と。 
わたしは黙して物言わず,
むなしく沈黙を守った。
しかし,
わたしの悩みはさらにひどくなり, 
わたしの心はわたしのうちに熱し,
思いつづけるほどに火が燃えたので,
わたしは舌をもって語った。 
 「主よ,わが終りと,
わが日の数のどれほどであるかを
わたしに知らせ,
わが命のいかにはかないかを
知らせてください。 
見よ,あなたはわたしの日を
つかのまとされました。
わたしの一生はあなたの前では
無にひとしいのです。
まことに,
すべての人は
その盛んな時でも息にすぎません。 
まことに人は影のように,さまよいます。
まことに彼らはむなしい事のために
騒ぎまわるのです。
彼は積みたくわえるけれども,
だれがそれを収めるかを知りません。 
主よ,今わたしは何を待ち望みましょう。
わたしの望みはあなたにあります。 
わたしをすべてのとがから助け出し,
愚かな者にわたしを
あざけらせないでください。 
わたしは黙して口を開きません。
あなたがそれをなされたからです。 
あなたが下された災を
わたしから取り去ってください。
わたしはあなたのみ手に
打ち懲らされることにより
滅びるばかりです。 
あなたは罪を責めて人を懲らされるとき,
その慕い喜ぶものを,
しみが食うように,
消し滅ぼされるのです。
まことにすべての人は息にすぎません。 
主よ,わたしの祈を聞き,
わたしの叫びに耳を傾け,
わたしの涙を見て,
もださないでください。
わたしはあなたに身を寄せる旅びと,
わがすべての先祖たちのように寄留者です。 
わたしが去って,うせない前に,
み顔をそむけて,
わたしを喜ばせてください」。


2019-06-06

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