第８問 「窓を過ぎる牛」 無門関から

第８問　「窓を過ぎる牛」　無門関から


「牛が窓のところを過ぎていく。

角，頭，体，足が過ぎていった。

しかし，なぜか尾が過ぎていかない。

これはどうしてなのか？」


○


「見よ。わたしは，世の終わりまで，いつも，あなたがたとともにいます。」

（マタイ２８：２０）


「神の右に座すイエス」の問題として見ることが出来ます。

目に見えなくてもあるものがあります。

イエスは十字架，復活，昇天の後に神の右の座にいます。

イエス・キリストは私たちと共にいます。


禅宗では，聞こえない真理が聞こえ，

見えない真理が見えたとき悟ったとするのでしょうか。


禅のテーマは，見えない真理を見ること。

そして，自分をすてて，真理を得ること。

この２つが，中心のようです。