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朝の光(聖書の言葉)

ヨナ書 解説 2   2017.2.6

ヨナ書 解説 


ヨナは魚に飲まれますが,

助けられます。

 

アッシリヤに対する預言書として,

ヨナ書とナホム書があります。


ヨナ書の内容は,

預言者のヨナに臨んな

言葉と出来事です。




(ヨナ1:1)


「主の言葉が

アミッタイの子ヨナに臨んで

言った,」


ヨナは「鳩」を意味します。

 

ガテ・ヘフェル出身で

アミタイの子です。

 

(ヨナ1:1,2列王14:25)

 

ヨナ書が書かれたのは,

紀元前793-758年の間です。

 

不従順とリバイバル(信仰の復興)

が,この書物のテーマです。

 

大きな魚の胃の中での

経験を通して,

ヨナは魚の胃の中から

の救いを求め,

他の誰も経験した事の無いような

状況の中で悔い改めました。


 

ヨナの悔い改めは彼自身のリバイバル

(信仰の復興)だけでなく,

ニネベの人達のリバイバルにも

つながっていきました。


 

ヨナの働きを通して

ニネベで起こった

信仰の復興(リバイバル)は,

歴史上でも特に大きなものでした。

 

 ○

 

 

ヨナの召命,逃亡

 

(ヨナ1:1-3 口語訳)


「主の言葉が

アミッタイの子ヨナに

臨んで言った,

『立って,

あの大きな町ニネベに行き,

これに向かって呼ばわれ。

彼らの悪が

わたしの前に

上ってきたからである』。

しかしヨナは主の前を離れて

タルシシへのがれようと,

立ってヨッパに下って行った。

ところがちょうど,

タルシシへ行く船があったので,

船賃を払い,主の前を離れて,

人々と共にタルシシへ行こうと

船に乗った。」

 

ヨナは主から,

アッシリヤの首都ニネベに行って,

悔い改めの宣教をするように

命令を受けました。

 

 

魚の腹にいたヨナ


 (ヨナ1:27)


「主は大きな魚を備えて,

ヨナをのみこませた。

ヨナは三日三晩,

魚の腹の中にいた。」


 (ヨナ2:10)

「主は,魚に命じ,

ヨナを陸地に吐き出させた。」


ヨナが三日三晩,魚の腹にいて,

そこから生きかえらされたことは,

キリストの復活の型です。

 

イエス・キリスト御自身が,

次のように言っています。



 

(マタイ12:39,40)


「『イエスは答えて言われた。

「悪い,姦淫の時代は

しるしを求めています。

だが

預言者ヨナのしるしのほかには,

しるしは与えられません。

 ヨナは三日三晩大魚の

腹の中にいましたが,

同様に,

人の子も三日三晩,

地の中にいるからです。

ニネベの人々が,さばきのときに,

今の時代の人々とともに立って,

この人々を罪に定めます。

なぜなら,

ニネベの人々はヨナの説教で

悔い改めたからです。

しかし,見なさい。

ここにヨナよりもまさった者が

いるのです。』」



 



ヨナはニネべに行くと,

人々は悔い改めます。


ヨナは拍子抜けし,

怒りを感じました。



 

「とうごまを惜しむ」

 

(ヨナ4:10,11)


「主は仰せられた。

『あなたは,

自分で骨折らず,

育てもせず,

一夜で生え,

一夜で滅びたこのとうごまを

惜しんでいる。

まして,わたしは,

この大きな町ニネベを

惜しまないでいられようか。

そこには,

右も左もわきまえない

十二万以上の人間と,

数多くの家畜とが

いるではないか。』」

 

神は万物を支配し,

これを治め愛していることを

ヨナに教えます。


神の愛と憐れみは人種を越え,

また植物,動物にまで及ぶことを

預言しました。

 

神の愛,あわれみの大きさが,

ヨナ書の主題です。




 

(とうごま)



☆彡


神の憐れみは,

イエスによって現われます。

 

(マタイ9:36)

「群衆が

飼い主のいない羊のように

弱り果て,

打ちひしがれているのを見て,

深く憐れまれた。」

 

(マタイ14:14)

「イエスは舟から上がり,

大勢の群衆を見て深く憐れみ,

その中の病人をいやされた。」

 

 



 

 

  2017.2.6



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