本当の優しさとは？

今日は、とある仕事仲間のお話です。
先日仕事場で顔をあわせる機会があったので
声を掛けると、なんと泣き出してしまったんです。
今、精神的に八方塞の状態で
優しく声を掛けられると
感情を抑えられなくなってしまうんだとか。
先輩たちがいろいろアドバイスをしてくれるのはありがたいんですが
それがあまりにも頻繁で、こてんぱんに言われるらしく
始めは素直に聞けていたものの
だんだんと悪意があるんじゃないかと思えてきて
今は完全に自分の殻に閉じこもってしまうようになってしまったとのこと。
確かに表情にも悲壮感が漂っていました。
厳しいことを言ってくれる人が本当にやさしい人なんだよ
一見優しそうに見えるけどハッキリ言わない人は
その人に関心がないか本当は冷たい人間なんだ
と、ある人が言っていました。
確かに一理あるな…と思います。
私も「頑張って」という言葉があまり好きではありません
(とは言いつつ使ってしまいますが)
「頑張って」というのは鬱病の人には絶対に言ってはいけない言葉なのですが
すごく他人事って感じがしませんか？
相手を思いやっている言葉のようですが
頑張るのって結局本人じゃないですか
うまく言葉でごまかして相手を突き放しているような気がするんです。
ただ、これはあくまでも1つの考え方で
誰もがそうとはもちろん言えません。
この場合も同じで
みんながみんな厳しいことをズバズバ指摘するのが果たして本当にいいのでしょうか？
何も言わない私は本当は冷たい人間なのかな…