上北山中学校では、年間を通して剣道の授業があります。毎週金曜時の体育の時間にあり、中崎和徳先生(教師七段)にたくさんのことを教えていただきます。
授業の内容は夏と冬で違っています。
~夏の場合~
夏の剣道はとても暑く、熱中症になる可能性があるので剣道具の面をつけての稽古はしません。なので木刀を使い、「基本技稽古法」の練習をします。
今年度からは「日本剣道型」という型の練習も取り入れてしています。
基本技稽古法は、九本目までありますが、六本目まで教えてもらっています。
~内容~
基本1一本打ちの技 〈面、小手、胴、突き〉 基本2 二、三段の技(連続技)〈小手⇒面〉
基本3 払い技 〈払い面〉 基本4 引き技 〈引き胴〉
基本5 抜き技 〈面抜き胴〉 基本6すり上げ技 〈小手すり上げ面〉
日本剣道型は五本目まで教えてくれます。
打太刀は「師の位」、仕太刀は「弟子の位」とされ、上級者(年配者)が打太刀、下級者(若輩者)が仕太刀をとります。下記に示したのが僕たちがしていることです。
打ち太刀 仕太刀
⇩ ⇩
- 一本目:左上段 対 右上段 (面抜き面)
- 二本目:正眼 対 正眼 (籠手抜き籠手)
- 三本目:下段 対 下段 (突き返し突き)
- 四本目:八相 対 脇構 (突き返し面)
- 五本目:左上段 対 正眼 (面擦り上げ面)
~練習の風景~
~冬の場合~
冬の剣道はとても寒く、素足でするので夏よりも大変な部分もあります。とにかく動かなければ寒いので剣道具の面をつけて稽古をします。
稽古の内容は、切り返し、面打ち、小手面打ちの順番でします。時間があるときは、中崎先生に受けてもらい打ち込み稽古などもします。
練習の風景
そして、3学期最後の授業では、教えて頂いた木刀による「基本技稽古法」と「日本剣道型」の実技テストをしました。
今年度は1月25日にありました。
~実技テストの様子~
3年生はこれで中崎先生に剣道を教えていただくのが最後だったので、一緒に記念写真を撮らせていただきました。
~記念写真~
H.N