毛沢東軍(八路軍?)が統治してからさすが治安は守られましたが、満州開拓団の方を始め沢山の人が撫順に、奉天に逃げてきて日本に帰れる日を待っていました。もちろん港を持つ大連とかに続々集結していたとのことです。その頃の撫順は街の道路には中国人が多数商売をして、日本人も同じように商売してものすごい人にあふれていました。しかし逃げて避難してきた人たちは食うに困り強盗をする人が・・・もちろん自治会がお世話しているのですが何もかもなく・・・ある日突然に激しいドラの音を打ち鳴らしながらものすごい中国人の行列・・・長い棒についた旗を振りながら・・何事かと見に行ったら行列の先頭に体を縛られた日本人が・・・私には何事かわからず行列についていったのです。街はずれの広い広場え・・大きな砂山のふもとに彼を座らせ目隠しを・・兵隊さんが後から大きな拳銃を取り出し発泡した・・・ゆっくりと体を倒した・・・ものすごい歓声・・その時初めて目が覚めた・・ふと周りを見ると日本人は私一人・・・恐怖のあまり身震いが止まりませんでした。
どうやって家に帰ったんか三年生の私にはわかりませんでした。家に帰ってワーと声を上げ涙が溢れていました・・・
どうやって家に帰ったんか三年生の私にはわかりませんでした。家に帰ってワーと声を上げ涙が溢れていました・・・