りきおの競馬無脳

りきおの、馬券ライフや、POGについての考察などを掲載していくブログです。

07-08POG 新種牡馬の狙い目は? アグネスデジタル

2007年05月30日 23時49分44秒 | 競馬
 アドマイヤオーラとココナッツパンチが骨折だとか。どちらも先週のレース中にやってしまったようで…。
 どちらも、それぞれ走りすぎた感はありましたし、限界を超えていたのかもしれません。悪いのが、どちらも半年以上かかる重傷だったことですが、屈腱炎では無かったことは幸いでしょうね。
 個人的には、ココナッツパンチは菊花賞で面白いかと思っていただけに残念です。マンハッタンカフェ産駒は、夏の北海道開催とかから大攻勢をかけてきて、菊には3頭くらい出走させられてるんじゃないかって思っていたので。
 
 
■07-08POG 新種牡馬の狙い目は? その2

 あ。血統とか色々と触れていますが、あくまで我流なのでご承知おきください。
 血統評論家の方とかクロスがどうこうとか、そういうことはほとんど知りませんので…。僕が競馬をやっていて、こんな傾向あるなあ、とかそういうレベルでの「血統」ですので、詳しいのを求める方は余所へ行ってくださいw

○アグネスデジタル(クラフティプロスペクター~ミスプロ系)

 現役時代は、ダートで頭角を現したと思ったら、秋天でテイエムオペラオーらを差し切っていきなり芝GI勝ち。海外でも勝つなど、近年まれに見るオールラウンダーな馬でした。距離もマイル~2000mのどれもで高いパフォーマンスを見せましたが、やはり京都・東京のマイルGIを、共にレコードで制したスピードは特筆モノでしょう。
 
 血統もかなり優秀。母Chancey Squawは他に、ジャリスコライトとシェルゲームを出していますが、それぞれ全く異なる血統の馬を走らせていることから、日本の馬場への対応力に優れているものと思います。
 ただ、父クラフティプロスペクター自体は、典型的なミスプロ後継種牡馬で、出すのはダート短距離馬がほとんど。このアグネスデジタルが突然変異だったとも言えます。
 つまり産駒は、隔世遺伝で短距離馬ばかり出てくる可能性もあります。でも母系には、そんな種牡馬の血を上手く使い、芝中距離GIも勝たせるような底力があるわけです。どちらに転ぶか…。まあ、ラフィアン岡田総帥はじめ、日高の有力な牧場がこぞって種付けしにいったようなので、そんな走らないことは無いと思います。ただ、クラシックとかは厳しいかも知れず、個人的には2歳戦線やマイル路線で期待しています。それに、芝でダメでもダートで活路を見出しそうな馬もたくさんいそうです。あまりくずは出さないように思うので、調教駆けするような馬ならハズレが無いようにも思っています。
 配合ですが、とことんスピードを純粋培養しているような配合も良いでしょうし、クラシックを意識してトニービン牝馬とかとつけているのも面白そうです。

☆注目馬

・シャイニングオン/オレゴントレイル(牡)
 …シンコウラブリイの近親。近親には活躍馬が多数で、アグデジ産駒としてもかなりの良血の部類に入ると思います。
 何よりこの馬、ノーザンファーム出身なのが面白いです。ノーザンファームからわざわざ種付けをしに行ったわけですよ。配合に魅力を感じたのかもしれません。
 
・クリスティキャット2005(牡)
 …イクスキューズの下です。ひだかトレーニングセールに上場され、山岸桂市氏が1417万5000円で落札。山岸氏は、ショウワモダンなど渋い馬しか持っていませんので、それほど注目されているほどの馬では無いのかな?と。ボストンハーバーから父が代わるのはプラスでしょうけどねえ。
 
・タニノシスター2005(牝・角居)
 …俄然注目の的になってしまった馬です。ただ、タニノシスターの仔はある程度は走っていて、どちらかと言うとスピードが足りない印象はあるので、アグネスデジタルに代わって楽しみはあると思います。近親にはスカイアンドリュウやスリーアベニューらもいて、総じて走る傾向にはあると思います。まあ、ウオッカほど走る保証は全くありませんけど、上手くいけば桜花賞を走っているかもしれませんよ。
 
・マイネルインゼル/マイネアイル(牡・宮)
 …アグデジ産駒のマイネル軍団です。色々と見ましたが、この馬が一番走ってきそうですね。現段階で坂路で良いタイムを出しているようですし…。
 母マイネアイルも、重賞は2,3着ばかりでしたが、1200~1600mで長く安定した活躍を見せました。
 早期勝負にもなりそうなんですが、明け3歳になってからもそこそこ楽しめる…NHKマイルに出てくれたら万歳、って感じですね。
 とりあえず、指名したい馬の第1号です。


 今日はこれで。

07-08POG 新種牡馬検討その1 シンボリクリスエス・ファルブラヴ

2007年05月28日 22時05分19秒 | 競馬
 何かの雑誌で、武豊が坂井元騎手と対談していたのですが、その中で武豊は、自分が騎乗してダービーを勝った馬は、ダービー騎乗前からダービーを意識した騎乗をしていた、とありました。もしかするとアドマイヤオーラも皐月賞は、ダービーを意識していたのかもしれません。それが乗り替わりになり、テン乗りタスカータソルテになった時点で、武豊の今年のダービーは終わっていたのかもしれませんね。
 あと、武豊はダービーを勝ったとき、ダービーに出ていた他の多くの有力馬にも騎乗したことがあったようです。つまり、癖を知っている馬が多かった、と。今年は…ヴィクトリーとアドマイヤオーラくらいでしたからね。この辺にも、武豊の神通力が通用しなくなってきた、と言う見方ができるのかもしれませんね。
 
 
■07-08POG 新種牡馬の狙い目は?

 これからはPOGです。もう新馬戦までそれほど時間もありませんし…。ちょっと焦り気味です。
 
 さて、昨シーズンは新種牡馬が大活躍でした。タニノギムレットはいきなりダービー馬を出しましたし、他にも重賞勝ち馬を出して気を吐きました。ジャングルポケットも3頭、アドマイヤコジーンやナリタトップロードらも1頭ずつ重賞勝ち馬を出しました。
 ただこれらに共通しているのは、「勝ち上がり率が低い」と言うことです。SS二世種牡馬では無かったためかもしれませんが、非常に安定感は低かったです。勝ち上がれたら強いけど、勝ちあがれなければそのまま、と言う感じで。
 それがどう今年に結びつくかはわかりませんが、これから検討して行こうと思います。
 
 
 今年の新種牡馬は、アグネスデジタルやシンボリクリスエス、ゴールドアリュールなどの国内活躍馬たちに、ファルブラヴやワイルドラッシュなどの海外輸入種牡馬です。が、何だか小粒に思えてしまいます。
 
 
○シンボリクリスエス(クリスエス~ロベルト系)

 秋天と有馬記念をそれぞれ2回ずつ勝った、と言う、強いんだけどクセ馬な印象がありました。グランプリにしか勝てなかったグラスワンダーにも似た感じです。
 
 ロベルト系といえば、大舞台での強さが目立つ(ウオッカもそうですが)一方で、常に「ホームランor空振り三振」と言う感じの、アベレージは全く期待できない傾向があるように思います。
 グラスワンダーやブライアンズタイム後継種牡馬たちに言えると思うんです。グラスワンダーは、フェリシア・サクラメガワンダー・マイネルレーニアなど、3歳で必ず1頭は重賞を勝っているという、意外に2歳向きの種牡馬です。が、中山大障害を勝ったマルカラスカルなどを加えても、全く産駒の傾向はわかりません。短距離なのか中距離なのか、あるいは障害か…。それは、マヤノトップガンなどにも言えることで、傾向が掴めないために、使う側も模索しながらレースを選んでいかなければならない…ように思います。
 何が言いたいのかといえば、この辺の傾向は、漏れなくシンボリクリスエスにも伝わってくると見ています。父クリスエスは日本にも何頭か産駒が輸入されていますが、マチカネアレグロやショウナンハピネスなどが活躍しているものの、芝では2000m以上限定だとか、ダートの下級条件を彷徨っていたりだとか、期待ほどは走っていない気がします。
 たまたま、このシンボリクリスエスにはスピードも備わっていましたが、産駒にそのまま伝わるとは思えません。芝長距離専門、あるいはダートの500万クラスくらいの馬が多数出てきそうです。
 
 重たい血なので、配合相手には軽いスピードのある血統が向くでしょう。母父SSとの相性ですが…これが何とも言えません。あまり、ロベルト系種牡馬とSS牝馬との仔に、活躍馬がいないんですよね。合わないかもしれません。ノーザンダンサーを持っていない種牡馬なので、ノーザンダンサー系のスピードがありそうなところと合うかも。
 母馬のレベルは相当なもの。母馬の力だけで走ってくる可能性もありますが、晩生の血統なので、ダービーに間に合うかどうか、と言う感じでPOG向きでは無いと見ています。
 
 
☆注目馬

・ヴェイルドクリス/ビハインドザマスク(牝・松元茂)
 …半姉シュガーヴァインが素質を見せています。が、やや母の血が表に出すぎており、この馬も短距離専門になる可能性はあると思います。
 
・ランチボックス/アローキャリー(牡)
 …半姉アロープラネットは桜花賞に出走できなかったものの、トライアルで惜しい競馬。姉はBTだったが、よりステイヤー色の濃いこの父に代わって距離適性に融通が出れば面白いと思います。
 
・クリスオフトレイル/サンタフェトレイル(牡・古賀慎)
 …母は短距離~マイルで活躍。兄姉に、キングストレイルやサンタフェソレイユなどがいて、勝ち上がれば確実に稼ぐ仔を出すようです。厩舎も若手で面白そうです。
 
 他にも、エアザイオンやエアデジャヴーなど、不安はあるものの指名してみたい馬は結構います。クリスオフトレイルあたりは、兄姉のデビューが早かったので、その早熟性が伝われば、この馬も早くから走ってくるかもしれません。


○ファルブラヴ(フェアリーキング~ノーザンダンサー系)

 中山であったジャパンカップを快勝した馬です。
 ただ血統構成が結構微妙です。話によると、エリシオにそっくりだとか…。まあ、エリシオが輸入された当時は、まだ日本にはSSがいたわけで、いない今とは環境が全然違います。ただ、フェアリーキングもそうですが、兄のサドラーズウェルズ、そしてこの馬の近親も含めて、日本には合わないんですよね。母父としては、高松宮記念を勝ったスズカフェニックスのような馬も出しているわけですが…。サドラー系ほどの重たさも無ければ、スピードもあまり無い。結構中途半端な馬しか出せない可能性は十分にあると思います。芝の中距離以上か、あるいはダートの下級条件か。たまに短距離で2勝くらいする馬が出てくるかもしれませんが。そして勝ち上がり率も期待できないでしょう。
 
 それでも狙い目は…前述のスズカフェニックスを挙げるまでも無く、SS牝馬でしょう。
 SSの血が目覚めれば、父とは関係なく瞬発力にモノを言わせる産駒が出てくるかもしれません。…そこまで過度の期待は厳しいかな?
 ちなみに、ベガの確か最後の仔(牝)もファルブラヴです。
 
 
☆注目馬

・ガイディングスター/クルーピアスター(牡・橋口)
 …アサクサキングスの下です。アサクサキングスがホワイトマズルで同じノーザンダンサー系種牡馬なので、和合性はあると思います。橋口厩舎ってことで、使って使ってダービーTRに何とか間に合わせるような使い方をしてくれるかもしれませんよ。
 
・メアリーズガーデン/サンデーピクニック(牝・戸田)
 …いきなり初仔からトーセンキャプテンを送り出し、繁殖牝馬としても優秀であることを証明しています。今回は父が大きく変わることから、母の力ってのが重要になってくるんじゃないでしょうか?
 
 
 それほど全力で指名しにいこう、と言う感じではありませんが、枠が余っていたら…という感じの、繁殖牝馬の質の高さだと思います。
 
 
 今日はここまで。次回は、アグネスデジタルやその他の新種牡馬を見て行きたいと思います。

オケラのダービーDAY(日本ダービー回顧)

2007年05月28日 00時09分29秒 | 競馬
 惨敗でした。と言うか、オケラとは…。ダメですね。
 
 
■投資=2万4900円
■回収=0円


 全然でした。先週の儲けももう吹っ飛んでしまいましたし…。
 

■日本ダービー 回顧

 昨年の阪神JFから、牝馬の方が強いんじゃ?!とは思っていました。マイルでは。でも、関係なかったですね。
 予想では全く触れてもいないとは…恥ずかしい限りですが。
 
 ウオッカでした。問答無用の強さでした。NHKマイルのピンクカメオは、やや恵まれた面があっての勝利ではありましたけれども、こちらは何度レースしても勝っただろう。と思うくらいに強すぎました。しかし3馬身でしたっけ? …今年の牡馬戦線は団子状態だったとは言え、牝馬が牡馬混合の2400mのGIを勝つってのは…ヒシアマゾンやエアグルーヴ、ファビラスラフインら歴代の女傑たちでも為しえなかったことですからね。もう、歴代最強牝馬と呼んでも差し支えないでしょう。もちろん、オークスに出走していても、タイムから言えばぶっ千切ってますがw
 牡馬との対決をいきなり制したんですから、次は古馬との対決です。…凱旋門賞に登録していたんですよね(汗。この強さなら…と、期待したくもあります。
 これで俄然クローズアップされるのが、本気のウオッカに唯一土をつけたダイワスカーレットです。あの馬も強いはず。距離適性はわかりませんが、2000mくらいまでならあの馬も牡馬と互角以上に戦えるはずです。楽しみですね。
 
 あとは、角居さんのところです。つまり、怪我が心配ですね。それだけ注意してもらいたいです。
 
 
 しかしながら、アサクサキングスが2着に来た意味が全く分からないのですが…。皐月賞~NHKマイルCと使った馬ですから、余力など残っていないと思いましたし、見せ場も全然ありませんでしたから、ここはまず用無しだと思っていたのに…。
 2着に来た根拠が全く分からないのですが、唯一挙げるとすれば、騎手です。ユーイチです。
 福永騎手は、北橋・瀬戸口と、後ろ盾となっていた厩舎が相次いで解散となり、この3月くらいからが実質的なフリーでの騎乗になっていたわけですが、春天ではエリモエクスパイアで2着、オークスではローブデコルテで勝ち、そしてこのアサクサキングス…と、人気薄を立て続けに持ってきています。つまり、騎乗馬を確保するために、ユーイチがかなり頑張っているってことじゃないでしょうか? 人気薄でも、付きっ切りで調教したりして癖を矯正したり、馬を手の内に入れたりすることで。今回のアサクサキングスはわかりませんが、エリモエクスパイアはそうでしたしね。ああ、両方とも大久保龍厩舎ですね…。今後ともこのコンビには注意かもしれません。
 
 アドマイヤオーラが3着。自分の競馬は出来たんじゃないでしょうか? ただ、手ごろな目標が近くにいなかったこと(ホウオーは早々に脱落したので)が最後の一押しに影響したのかもしれませんね。パトロールビデオを見ると、ゴール前はかなり外へ行ってまた内へ行ってますので…。惜しいけれど、勝つまでの実力は無かったってことでしょう。
 
 4着はサンツェッペリン。番手でしたが粘りこみました。ただ、前にいたアサクサキングスを捕らえられなかったのは不満かもしれません。でも、100万円の馬。夢は十分見られたんでは無いでしょうか。
 
 5着に、僕のPO馬であるドリームジャーニー。TVにもほとんど映ってませんでしたが、最後は33.1と言う上がりで上がって来ているので、この馬も自分の競馬は出来た、と言えるでしょう。
 ただし、やはり縦長の展開では、最後方待機の作戦はハマりませんよね…。今回はレース上がりが34.4ですから。それに、ウオッカはそれを上回る33.0ですから…。
 秋へ向けては、やはり中団くらいからの競馬が出来ないとダメですね。ただ、早熟説やマイラー説もありましたが、ダービーはこの上がりでしたし、スタミナ自体には問題は無さそうですので、ある程度は払拭できたんじゃないかと思います。まだ上昇の余地はあると期待したいです。
 
 フサイチホウオーは7着。いつもより前目で、3コーナー手前で掛かっていたように見えたので、あれで余力が無くなったんでしょう。一部の人が言っていた「距離不安説」が表面化したようにも思いますが、上がり34.1で来ているところを見ると、案外力は出し切っているのかもしれませんね。この馬の上がりタイムを見ると、新馬戦以外はすべて34秒前後。常に同じような上がりなのです。瞬発力勝負に対応できなかっただけ、と言う見方も出来るかもしれません。
 
 ナムラマースも、後方から33.5の脚を使いましたが8着。位置取りが悪くなったのがすべてですが、フサイチホウオーにはこれで3戦3敗。どうも力差はあるのでしょう。
 
 ヴィクトリーは9着。出遅れて、掛かり気味に先団に取り付いたあたりでもうダメでしたね。後方で折り合わせてみるのも手だったように思いますし、ちょっとカッチーも対応出来ていなかった気がしました。外枠だったので、馬の後ろには入れられませんでしたしね…。気性難がモロに出てしまった感じで、ガッカリと言うか失望しました。このままノーリーズンになってしまうかもしれません(汗。
 
 ちなみに、ブライアンズタイム産駒が皐月賞を勝った場合、3頭中2頭がダービーも制しています(ナリタブライアンとサニーブライアン)が、ヴィクトリーと同じくダービーは勝てなかったノーリーズンの年、勝ったのは…タニノギムレットだったんですよね。BT産駒です。
 今回も、ヴィクトリーではなく、タニノギムレット産駒のウオッカが代わりに勝っただけ、とも言えますw 恐るべしBTの血の力。
 
 何となく、ジャングルポケット産駒が強いんじゃ?と言う見方が戦前にはあったように思いますが、ジャンポケ産駒はさっぱりでしたね…。ギムレット産駒も、ウオッカ以外は後方に沈んでいるのですが。
 ただ、初年度からダービー馬を出したタニノギムレットと、所詮はGII勝ち馬しか出せなかったジャングルポケット。どちらも優秀(ただ勝ち馬率が低く、成績は安定していません)ですが、いきなり凄い差をつけられた感じですね…。
 
 
■目黒記念

 ポップロックでした。角居さんは欲張りだw
 これは武豊の好騎乗でした。内から、前がめまぐるしく変わる展開をじっと見ていて、脚をタメてタメて仕掛け、最後も何とか押し切りました。58.5kgという斤量を考えると、もうこれしかない、と言う騎乗でした。差がつかなかったのは斤量差でしょうけど、凌ぎきったんですから大したものです。宝塚記念も当然有力でしょう。
 
 ココナッツパンチも、軽量を生かして差の無い2着と健闘しました。軽量とは言え、力が無ければここまでは来れません。皐月賞は展開が合わなかっただけなんでしょう。4戦目というキャリアで、古馬重賞でこの着順ですからね。
 
 メイショウオウテの四位騎手は…掛かったんですかね? 仕掛けたんなら、ウオッカで浮かれすぎ!って感じですが、掛かったんなら仕方ないですね。それにしても…ねえ。

 トウカイトリックの見せ場の無さも、昨年同様でしたね。春天で力を使い切ってしまうみたいです…。
 
 
 今週は酷かったです。眼鏡も壊れて買い換えましたしね…。
 来週は気を取り直して、当たらないGI安田記念に臨みます。一応本命はジョイフルウイナーってことでw

日本ダービー(東京優駿)予想

2007年05月27日 07時40分43秒 | 競馬
 眼鏡が壊れてしまったので、何とか馬で捻出したいところです(汗。

■日本ダービー 予想

 本命はヴィクトリーに。
 
 理由は明確です。この馬個体の能力の高さと、前走でも、走り終えてもまだ余力が残っていたと言うエピソード、そしてBT産駒は過去皐月賞とダービーを連勝したのが2頭いる、ということです。皐月賞も、決して100%の仕上がりで臨めたわけではなかったですからね。どちらかと言うと、今回のほうがスムーズに調整出来ていますし、余力は十分にあると思います。
 鞍上のカツハル騎手も、シンガポールでGIを勝つなど絶好調。以前の「GIウン連敗」と言う騎手ではなくなってきています。もちろん、ダービーですから平常心では無いかもしれません。でも、色々と考えるような馬ではありませんし、馬の気持ちに逆らわない騎乗をすれば、おのずと結果は表れると思いますしね。そういう意味では期待の方が大きいです。
 問題は展開です。サンツェッペリンもいますし、アサクサキングスなども先行する構えを見せています。ただ個人的には、むしろハイペースになればこの馬の展開かもな、と観ています。と言うのは、皐月賞はスピードで押し切ったと言うよりは、力任せに押し切っただけのレースだったように思います。怖いのは、ヨーイドンで瞬発力勝負になるときだけでしょう。スタミナは無尽蔵なだけに、他の馬になし崩し的に脚を使わせる展開になれば、弱いわけがありません。ブライアンズタイム×トニービンと言う配合からも、この舞台はプラスだと思います。
 
 対抗はナムラマース。血統的には光るものはありませんが、途中で流れが落ち着くような展開はこの馬向きでは無いかと。コスモス賞では、オークス馬ローブデコルテをコンマ6秒千切って勝ってますし、ラジオNIKKEI杯では不利を受けたものの3着。毎日杯ではヒラボクロイヤルを問題にしていませんし、能力的に何ら見劣るところがありません。それでいて前日で10番人気なんですから、ちょっと美味しいくらいです。
 今年になって思うのが、騎手の世代交代です。松岡騎手が、ようやく世代の壁を破ってGI勝ちを果たしましたが、武豊などに往年の力が感じられない今、藤岡みたいな若い騎手が台頭する流れになってきているのでは無いかと。それが出来る程度の人気ですし、出来るだけの力の馬だと思いますから。最終追いは芝でしたが、終い1Fが10.9と切れに切れたので、少しでも息の入る展開になればチャンスありだと思います。
 
 ドリームジャーニーは、有力馬が早め仕掛けする、という前提の下なら推せます。死んだふりをしての直線強襲で。それしかありませんからね。距離は問題ないでしょう。ヴィクトリーを倒すのは、案外この馬じゃないかと観ていますが。
 
 
 フサイチホウオーですが、SSの血が入っていることがマイナスに働くかもしれません。今年のGIを見ていると、瞬発力勝負にならなかったGIでは、SSが入っている馬はことごとく惨敗しています。オークスもそうでしたしね。勝たれたら仕方ないですし、1番人気が強い、ってレースなので白旗ものなんですが、そこまで信頼が置ける状態では無いように思います。最終追いでようやく出た速い時計。まっすぐ走らない悪癖。スタミナ勝負は未知。この馬さえ馬券圏外に消えてくれれば…と思っているのは事実ですw

 アドマイヤオーラとタスカータソルテですが、ダービー前に騎手が乗り替わるような馬がダービーと言うレースを制した例があまり無いんですよね。特にアドマイヤは、前走の武豊の消極騎乗が降板のキッカケでしょうが、どう乗っても4着くらいが精一杯だったんじゃないかと思っています。また、岩田騎手はデルタブルースとタイムパラドックスではGI勝ちがあるものの、それ以外ではかなり有力馬に騎乗しているもののタイトルがありません。乗り替わりでGIを勝てるような騎手ではない気がするんですが。
 そのアオリを受けたタスカータソルテも厳しいでしょう。武豊に2回ほど乗ってもらったみたいですが、京都でしかマトモに走っていないクセ馬です。それだけに、乗りこなせるかどうかが非常に微妙です。
 
 
◎ヴィクトリー
○ナムラマース
▲ドリームジャーニー
△トーセンマーチ
 フィニステール
 ヒラボクロイヤル
 フサイチホウオー
 
 
 これで決まってくれたらなあ、という印です。かなり攻めてますw
 買い目は、とりあえず◎からと○からの馬単流しです。
 
 
 
 目黒記念は…とりあえずメイショウオウテに期待していますが、何から行くかは当日の状態次第ですね。

金鯱賞・白百合S 回顧

2007年05月27日 01時15分03秒 | 競馬
 土曜日の予想としてはまずまずでしたね。行ってませんが。
 
 
■金鯱賞

 ローゼンクロイツでした。しかし本格化したんですかね? 前走同様、3コーナーからもの凄い手ごたえで、あの時点で勝ったかな?と言う内容でした。中京で外外を回ってのこの内容ですから、強いというしか他ありません。
 この早仕掛けでの競馬スタイルですが、宝塚記念も内回りってことから、通用するんじゃないかって思います。ディープ世代の生き残りが、メイショウサムソンやアドマイヤムーンに宣戦布告した、と見ています。
 
 スウィフトカレントが2着。この馬としては後ろすぎかな?と思いましたが、さすがは鉄砲駆け巧者。内からいつの間にか2着まで来ていましたね。2000mはやはりベストでしょう。この馬も宝塚記念が楽しみです。
 
 インティライミが3着。何時来るのかがさっぱり分からない馬ですが、基本的には「前に引っ張る馬がいること」が条件っぽいですね。スローにならなければ折り合いはつくようで。ただ、中山記念の敗因は説明できないので、今後も付き合い方が難しそうです…。
 
 ヴィータローザは惜しかったですね。上位とは力の差でしょう。ただ絶好調のようで。またどこかで惨敗してから、サマー2000シリーズで穴を開けてもらいたいです。
 
 穴で推奨したニホンピロキースが5着。ペースが速かったのでどうかと思いましたが、これだけ粘れれば上等です。相手が強かったですね…。もう少し楽に行けるメンバーであれば、このクラスでも逃げ切れるだけの力はありそうですよ。
 
 アドマイヤメインは…予想通りでした。ただ行きっぷりは悪くなかっただけに、久々がまず良くないんでしょうね。あと、息が入らない展開・距離も良くなかったんじゃないかと思ってます。距離が延びるのはいいはずなので、宝塚記念での巻き返しは注意したいです。
 
 何となく、宝塚記念が楽しみになってきましたね。
 
 
■白百合S

 オースミダイドウでした。今日は折り合いがついていましたし、無理に競る相手もおらず、比較的楽な競馬だったと思います。NHKマイルCを叩いた効果があったんでしょう。
 ただし、もし競ってくる相手がいたら?と思うと、この馬もインティライミになりかねないかな?と思っています。気性は相変わらず激しすぎますからね。距離もこのくらいが限界でしょうし。
 
 コンティネントが2着。抑えつつ行ったため、伸びずバテずと言う内容でした。悪くはありませんでしたけどね。ただ、あそこまで行って交わせないってのは、この馬の勝ち身の遅さがなせる業かもしれません…。
 
 ビンチェロが3着。押し出されてハナに立つような競馬にならなければ、割に良い競馬をしますね。
 
 逆にダイレクトキャッチは4着。外へ出して伸びそうな感じだったんですが、割に伸びませんでした。やはり中京は忙しいですね。
 メイショウレガーロは、絶好位から伸びませんでした。うーん。使い詰めの影響もありそうですし、あとは相手なりすぎるんでしょう。毎回同じような競馬で負けている気がして…。馬券的には美味しくない馬ですねえ。
 
 
 ダービーの予想は、未明か早朝に。

金鯱賞・白百合S 予想

2007年05月25日 23時32分42秒 | 競馬
 ダービーの確定版はまた明日か明後日早朝に。
 
 
■金鯱賞

 GI好走馬がちらほらと。目移りする好メンバーになりました。
 インティライミが暴走すれば別ですが、ややズブいアドマイヤメインがすんなりハナには行けないでしょう。
 
 ローゼンクロイツで問題ないと思います。昨年も2着で、中京は1-2-0-0と得意にしています。前走の競馬は圧巻でしたが、一息入れても調子は良さそうです。惨敗したときの競馬は心配ですが、良馬場には回復しそうですし、何よりディープインパクト世代の生き残り。スズカフェニックスやトウカイトリック、コンゴウリキシオーらが頑張っているんですから、GIで好走した経験のあるこの馬も奮起して、宝塚記念の有力馬にまで戻ってきてもらいたいところです。
 
 対抗にはスウィフトカレント。やや調子の出ない森厩舎ってところは大いに心配ですが、休み明け+中京コースは巧者と言えるだけに、まともなら取りこぼしは無いはずです。ただ、本来は1800~2000mの馬なのに、サマー2000シリーズ以後はそれ以上の距離で使われてきたのが心配ですが。1800mのスピード勝負に対応できるかが鍵でしょう。
 
 他、上がりが掛かる展開ならシルクネクサス、叩かれて調子を上げるマチカネオーラ、ニホンピロキースも圏内だと思います。
 特にニホンピロキースは、準オープンで接戦してきた馬の多くが重賞を勝っています。能力はここでもヒケを取らないと観ています。
 
 逆に、インティライミは全く信用が出来ず、買いにくいですね。中日新聞杯くらいの動きが出来れば、なんですけど…。元々、休み明けはさほど良いとも思えませんし、見送りが賢明かもしれません。
 
 アドマイヤメインも買いにくいです。昨年の神戸新聞杯では、自分の形に持ち込めずの7着。切れる脚は無いので、先手を取れないと厳しい面があります。やはり適性は、2400m以上にあると思うので、ここは叩き台だと思います。
 
◎ローゼンクロイツ
○スウィフトカレント
▲ニホンピロキース
△シルクネクサス
 マチカネオーラ
 
 
■白百合S

 オープンになったんですね。「残念ダービー」に相応しいメンバーが揃いました。
 
 メイショウレガーロだと思います。
 最後の一押しがいつも足りませんが、流れの違う弥生賞・皐月賞で共に掲示板は立派です。それだけに青葉賞の競馬が物足りませんが、(この父でも)距離が長かった可能性があります。未勝利でヒラボクロイヤルを倒した距離ですし、マイルで強い勝ち方をしているなど、距離短縮はむしろプラスです。使い詰めは気になりますが、競馬に自在性があるだけに、中京もこなせると見ています。
 
 買いにくいといえば、ニュービギニングとダイレクトキャッチです。共に、器用さは無さそうに見えますから、中京替わりがプラスとは思えません。
 オースミダイドウも、調教で引っかかったように気性難は相変わらずです。昨秋は同じコースで押し切りましたが、このメンバーとは天と地ほどの差がある弱いメンバー相手でした。同じ手は通用しないと思います。
 
◎メイショウレガーロ
○キングスデライト
△ウィルビーキング
 ビンチェロ
 バブルウイズアラン
 コンティネント
 
 
 明日も仕事ですが、昼休みに抜け出して買いたいくらいですね。これから考えます。

日本ダービー展望~買いたい馬

2007年05月24日 23時00分03秒 | 競馬
 さて、ダービーが近づいてきましたね。
 枠順が発表されましたが、フサイチホウオーは15番と外目に、ヴィクトリーは17番枠と皐月と同じになったようです。まあこの条件ですから、内外は関係ないでしょう。
 
 今回は「買いたい馬」です。
 
 まずはヴィクトリー。皐月賞ではまさかの逃げ切りだったわけですが、その時の面白い?逸話があったようです。それは、「ゴールした後も、フサイチホウオーと一緒に1コーナー過ぎまで走っていった」らしいのです。それはわかるのですが、凄い脚で突っ込んできた馬と一緒に、逃げ馬が再加速して走っていったわけで…。まだ皐月賞は余力残しだった可能性があります。それに、皐月賞のラップは、中だるみの少ない、逃げ馬には厳しい流れだったことも付け加えておきます。
 もちろん、気性難で思うとおりに調整は出来ていません。ただ、乗り込み量自体は豊富ですし、むしろ気性難であれだけの走りが出来ているわけで、能力がもう少し使えるようになれば末恐ろしい馬になるかもしれません。
 逃げ脚質ですが、サニーブライアンが連続で逃げ切っていますし、セイウンスカイはダービーでは負けたものの菊花賞では凄いレコードを出したように、皐月賞の逃げ切りと言うのは非常に価値があると思っています。
 割りと先行したい馬は多くおり、皐月賞のような展開は望めないでしょう。けれど、ペースはどうあれ最後に余力が残ったままの走りを見ていると、むしろ上がりの掛かる展開になれば、さらにこの馬のペースになるのではないか?と思います。BT×トニービンと言う、ありそうで無かった配合と言うのも妙味ありです。
 
 ナムラマースの巻き返しにも期待してます。
 皐月賞では、タテ長でかつ、流れに乗りにくい展開で何も出来ませんでした。ただ、これまでの戦績からしても、あれが実力だとは到底思えません。毎日杯を見ていて思った「ダービー向き」と言う印象はそのまんまですね。不器用さの残る馬ですし、エンジンの掛かりもやや遅いので、急に流れが速くなった皐月賞は向かなかった印象です。
 距離延長がプラスかどうかはわかりませんが、東京の長い直線はこの馬に味方しそうな気がします。人気薄になりそうで、鞍上の藤岡がノビノビと乗れそう。楽しみはありますよ。
 
 ドリームジャーニーも巻き返し期待の1頭。
 皐月賞で使った上がりは、ホウオーやアドマイヤオーラに次ぐもの。大外をぶん回してのものでしたから、実質的には同じような脚を使っていたと言うことになります。
 展開に左右される馬なのは確かです。でも逆に、小細工無しに乗られるわけで、展開さえハマれば突き抜けるだけのものは持っています。東京コースも1度経験がありますし、楽しみにしている1頭です。
 
 
 今のところはコレだけ。もちろんホウオーには敬意を表しますが、馬券はこの3頭を中心に組み立てていきたいと思っています。

日本ダービー展望~フサイチホウオー

2007年05月23日 23時33分39秒 | 競馬
 普通に考えると、今年のダービーはフサイチホウオーで仕方ないのかな?と思えてきます。
 
 まず、東京コースは2戦2勝。どちらも芝1800mながら、ダービーへの試走としてはベストな条件です。ただ、アドマイヤムーンみたいな例もあるのでわかりませんけれど。
 それに、末脚が切れすぎることもなければ、鈍いこともありません。皐月賞では初めて切れる脚を披露しましたが、それまでも上がり34秒代前半でコンスタントに走っていて、ペースに左右されず、最後にひと脚使えるタイプなのだと言うことがわかります。勝負根性は言うまでもありません。父ジャングルポケットの生き写しのような戦績と言うのもプラスなわけで。
 課題といえば、母父SSが、このクラシック戦線にほとんど乗っていないってことでしょうか。ダービー出走馬でも、アサクサキングスとトーセンマーチがいますが、勝負になるとは思えません。SS牝馬が牡馬クラシック馬を出すための成功例はまだありませんから。
 ただし、皐月賞の騎乗は、明らかにダービーを意識したものでした。それに、追い切りの内容も良かったですね。1週前まではピリッとしなかったのに、直前追いでは馬なりで51.4(坂路)。状態は万全と言えます。
 
 まず間違いなく3着までには来るはずです。松田国師も、アンカツの皐月賞での騎乗にはキレかけながらも、動かず臨むわけで。この「静」の状態が良さそうに思います。
 
 まあでも、競馬は何があるかわかりません。ので、もしホウオーがコケた時の馬券もしっかり押さえておきたいと思います。

今年はSS系?非SS系?(日本ダービー展望)

2007年05月21日 22時37分20秒 | 競馬
 今年のGIを見ていると、一つのことに気づきます。
 それは、「SS・SS系」か「非SS系」か、と言うことです。
 何が言いたいのかと言えば、SS系が強いレースと、全く弱いレースの両極端に分かれている、と言うことです。
 
<SS系独占>
・高松宮記念…スズカフェニックス(SS)・ペールギュント(SS)
・桜花賞…ダイワスカーレット(タキオン)・カタマチボタン(DD)
・ヴィクトリアマイル…コイウタ(フジキセキ)・アサヒライジング(ロイヤルタッチ)・デアリングハート(SS)
<非SS系独占>
・皐月賞…ヴィクトリー(BT)・サンツェッペリン(テンビー)・フサイチホウオー(TB系)
・天皇賞…メイショウサムソン(ND系)・エリモエクスパイア(ミスプロ系)・トウカイトリック(ミスプロ系)
・NHKマイル…ピンクカメオ(ND系)・ローレルゲレイロ(ND系)・ムラマサノヨートー(ND系)
・オークス…ローブデコルテ(コジーン)・ベッラレイア(トップロード)・ラブカーナ(オース~ND系)

 こんな感じです。何となく、短い距離のスピード・瞬発力勝負でSS系が強くて、スタミナが要求されるカテゴリでは弱い、と言う感じがします。
 特に非SS系が独占したレースは、SS系は全く馬券にすら絡んでおらず、わずかに母父SSのフサイチホウオーが3着に来ているだけですから。有力馬はいながら、ですからね。

 今年のダービーですが、暴走するヴィクトリーがいれば、極端なスローにはならないでしょう。皐月賞並みの流れになることは間違いないところです。つまりは、SS系には厳しいレースになりそうだ、と言うことが言えると思います。
 
 とは言え、今年のダービーは非SS系がメンバーの大半を占めています。うーん。やはりSS二世種牡馬では、何か足りないものがあるんだろうか…と考えたくなるようなメンバーです。
 
 明日以降も色々と考えて行きたいと思っています。
 
 ちなみに、現時点での本命は、ナムラマースに打っておきますw

オークス・東海S 回顧(大ハズレも収支はプラスに)

2007年05月20日 23時11分47秒 | 競馬
 どうも、最近はGIとか日曜の重賞に弱いです。今日も散々でしたからね…。
 でも、ここに載せてないレースで上手く行きましたw
 
■投資=1万9200円
■回収=5万1890円


 当たったのは…中京の10R、エメラルドSのみ。後ろから行くマイネルポライトとロックスピリッツが人気なら、先行馬に目があるだろうと思い、久々の芝ながら岩田騎乗で目がありそうな、イアオニードルを本命にしました。このイアオニードル、オークス出走のミンティエアーの兄貴なんですよね。スペシャルウイーク産駒ですし、芝がダメなわけが無いだろう、と思っていたら…見事に的中! 3連複も、コスモプラチナが粘ってくれて的中!
 馬単1万6000円もびっくりでしたけど、3連複3万5700円ってのが驚きの高配当でしたw 投資は2500円くらいだったので…。まあ、それだけしか当たっていないってのが情けないですけど。
 東京は、8Rでは藤原英厩舎の馬の単勝を買ったのに、その後の2レースでは買わず、負けたレースだけ買って、勝ったレースは外すというアホなことをしてしまいました(汗。まだまだですね。
 
 
■オークス(優駿牝馬) 回顧

 ローブデコルテでした。そういえば、陣営が桜花賞4着後、すぐにオークスへの直行を明言していたんですよね。この馬の血統を考えると、NHKマイルCへ行って欲しかったのに…って思っていたのを思い出すんですが、陣営は2400m克服に自信を持っていたってことなんでしょうね。鮮やかな差し脚でした。血統からは消しだったんですが、一応近親にスティルインラブがいるという血統ですし、他にもピサノパテックやキョウワアリシバなど、2000m前後で活躍する馬が多くいたわけで…。コスモス賞を考えれば、適性はむしろ中距離にあったってことでしょう。反省です。
 ただ、この桜花賞から直行、と言うローテはやはり強いですね。それに、4着までに入れば、オークス一本で調整が出来るという強みもありますから。
 今の注目は、オークスを勝った馬は、その後はマイルを勝てない、と言うジンクスです。血統は確実にマイラーなんですが…。
 
 ベッラレイアは、パドックでずっとイレ込んでいましたし、ちょっと厳しいなあと思いました。が、レースではいつもよりかなり前目。早めの仕掛けになったものの、1頭抜け出して非常に強い内容だったと思いますし、惜しい競馬でした。秋山騎手も上手く乗りましたが、運が無かったってところでしょう。
 でも、これくらい積極的な競馬が出来るのであれば、秋華賞も楽しみですね。思ったよりもずっと強かったです。
 
 3着にラブカーナ。スイートピーSが高いレベルだったと言うよりも、長くいい脚を使える差し馬タイプが上位に来たってのが本当のところでしょう。父オースは英国かどこかのダービー馬で、血統的にはまず2400m向きでしたが。
 
 しかしわからないのが、上位3頭はすべて非SS系。SS系にこだわった僕みたいなやつには、手も足も出ない結果でした。瞬発力よりも、スピードとスタミナが同時に要求される流れになったことも一因かもしれません。
 ミンティエアーは、そんな全滅状態のSS系で最先着。5着もピンクカメオを含めても、本当にSS系には厳しい流れだったと言うことになります。まあSS直仔がいたらわかりませんけどね。目は間違ってはいなかった…わけはありませんが、多少の意地は見せられたかな?と思います。
 
 それにしても、桜花賞やヴィクトリアマイルがSS系で独占したのとは別に、全くSS系が勝負にならないレースになってしまったのを予想する術はあったんでしょうか? NHKマイルCも春天も非SS系独占でしたし、皐月賞もワンツーは非SS系でした。どちらになるかを予想するのが非常に難しいです。むしろ、どちらになるかを予想できれば、こんな簡単なことはありませんから。
 
 ダービーはどうなるんでしょうか? 本当にわからなくなってきました…。

■東海S 予想

 メイショウトウコンは強かったですね…。
 今日はデキも非常に良かったみたいですが、武幸騎手の騎乗も光りましたね。後方でじっとしているわけじゃなく、3角手前から動いていき、マクって先団に取り付き、外から差しきるんですから大したものです。
 この競馬が出来れば、地方交流戦も問題無さそうですね。川崎記念はタダもらいかもしれません。あとは大井でどんな競馬が出来るか?でしょう。
 
 シャーベットトーンとマイネルボウノットが頑張ってくれていたんですけどね…。
 ただキクノアローは惨敗。3角手前で手が動いていて、アンミツの騎乗うんぬんでは無かったように思いました。デキ落ちなのかもしれませんし、流れが向かなかったのかもしれません。が、負けすぎです。敗因がしっかりしないと、ちょっと次も手を出しづらいですね。
 


 ダービーを前に、資金調達が出来たことは良かったのですが、GIは当てられずじまいなので、何とかダービーは当てたいですね…。でも難しいだろうなあ。
 年間回収率100%への道も、まだまだ困難を極めそうです。でも、今は久々の大幅プラスに酔いたいと思ってますw

シンガポールでシャドウゲイト快勝!

2007年05月20日 22時17分27秒 | 競馬
シンガポール航空国際Cで、シャドウゲイトが先行して押し切ったそうです。
2着も、コスモバルクが僅差で入り、日本馬のワンツー。メルボルンCの再現みたいな、力の差を見せ付けるレースだったみたいですよ。

田中勝春騎手は、海外GI初制覇。クラシックも勝ちましたし、今年は非常にいい年になってますね。
しかし、加藤征師はシンガポールに滞在していたんですね…。大スポで、予定ではオークスまでに戻るはずだったけれど、もしかしたらレースまで滞在するかも、と書いていたので、どっちかな?と思ったんですが…。カタマチボタンはこの時点で勝負気配は薄かったのかもしれません。

まあでも、シンガポールくらいなら日本のGIIくらいの勝ち馬でも通用するんでしょうね。2000m近辺のGIが無い時期ですから、これからも日本の草刈場になる可能性はありそうですね。

■ラジオNIKKEIの結果のページ

オークス・東海S 予想(◎カタマチボタン、キクノアロー)

2007年05月20日 07時31分50秒 | 競馬
 今度は寝過ごさないようにしたいです。そろそろGI大荒れ祭りにも参加したいところですしね。
 
 
■オークス(優駿牝馬) 予想

 ミンティエアーかカタマチボタンで迷っています。
 どちらも、ここへ至るローテで無理していないんですよね。休み明け2,3戦目ですし。
 
 ただ、ミンティエアーは脚質的にどうか?と思っています。解消しつつあるとは言え、出遅れ癖は気になりますし、後方からしか行けないのはどう考えてもマイナス。瞬発力はありそうですが、33秒台の脚が使えるかどうかは気になるところです。
 しかしながら、キャリア3戦ですが、前走のフローラSでは勝ちに行っての2着。出し抜けを食らわされた形ですから、実質勝ったようなものでした。まだキツイ流れを経験していませんし、ここで惨敗する可能性も否定は出来ませんが、東京の長い直線は合っているようですし、確実にひと脚使えるアグネスタキオン産駒。蛯名騎手が手放さないのも、この馬の潜在能力に惚れ込んでいるためでしょう。スタンド前発走で極端にイレ込まなければ、ってところでしょう。
 
 カタマチボタンも、今年3走目と無理していません。桜花賞はクイーンCから直行だったことを考えると、ステップから目一杯の競馬をした組と比べるとダメージは少なかったでしょうし、初の長距離輸送で崩れていない精神面の強さも光りました。
 桜花賞の走りも、色々と考えると非常に評価できるものでした。と言うのは、3強(ダイワスカーレット、ウオッカ、アストンマーチャン)に近い位置取り(好位)からの競馬で、3強の一角崩しを狙っての走りだったんですよね。結果、ダイワやウオッカには歯が立ちませんでしたが、自分から動いていって負かしに行き、簡単に交わされながらも、他の馬には先着させなかったのは、例えばローブデコルテあたりの走りと比べると全然評価が高いです。
 桜花賞で追い込みに懸けた馬たちは、3強との勝負を半分諦めていて、自分の競馬に徹してどこまで?と言う競馬だったからです。
 鞍上の藤田も、この春のGIは非常に安定しています。勝ちきれてませんが…。
 課題を挙げるとすれば、ずっとマイル戦を使い続けていて、大目標は桜花賞だった、と言うことでしょうね。ただ、東京コースには適性がありますし、有力馬が追い込み脚質と言うこともあり、早めの競馬で後続を封じる可能性はかなり高いんじゃないかな?と思いますが…。
 
 
 あとは、状態面は文句なしのザレマ。坂路で3週続けてもの凄い時計を出していますし(絞り切れないだけかもしれませんが)、要は折り合いに心配が全く無いからこその調教だと見ています。上昇度は間違いなくNo.1ですし、忘れな草賞を勝った時点で、賞金的には微妙なラインだったにも関わらず、オークストライアルには使わずにオークス直行を、音無師は明言していたのを思い出します。武豊騎乗も早くから決まっていましたし、準備は万端と言っても過言では無いでしょう。
 ベッラレイアには中京で完敗していますが、陣営によると小回りは不向きとのこと。積極的なレースをすれば、この前みたいなことにはならないと見ています。
 
 また、今までは全くと言って良いほど出てこなかった、ダンスインザダーク産駒の牝馬が活躍しているんですよね。最後の詰めが甘い馬が多いんですけど…。
 
 
 ベッラレイアですが、展望で書いたとおりです。瞬発力は際立つほどではありませんし、何せナリタトップロード産駒です。GIで詰めの甘さを発揮するかもしれませんし、本質的には瞬発力がありませんでしたから。SSの血が入っていないのも、このメンバーではやや不安です。
 また、鞍上の秋山がやはり心配ですよね。GI経験は、こんな人気馬では全くありませんし、人気薄の馬でも上位に来た試しはほとんどありません。さすがに、高松宮記念のビーナスラインくらい気楽に乗るわけにも行きませんからね。追い込みなんでアレコレと考える必要は無いでしょうが、考えすぎてポカをする可能性も否定できません。ちょっと今回は見送りたいな、と思っています。
 
 ピンクカメオがわかりません。NHKマイルを使ったのは、金子オーナーの一声だったとか。陣営はオークス直行を描いていたみたいで「予定通りの参戦」を強調するのは、オークスを使うこと自体が「予定通り」ってことで、決してこのローテが予定通りでは無い、と言うことです。
 普通なら、中1週でGI連戦は割引ですし、消しで良いと思います。が、これまで負けたレースは阪神・新潟のみ。東京・中山に限れば、3戦3勝なんですよね。阪神競馬場がやたらと苦手、と言う可能性も否定は出来ません。
 ただ、血統的に距離延長は明らかにマイナスですからね。買えても3連複のヒモまででしょうね。
 
 
◎ミンティエアー
○カタマチボタン
▲ザレマ
△ハロースピード
 ベッラレイア
 トウカイオスカー
 ラブカーナ
 
 
 個人的には、ベリーベリナイスやアルティマトゥーレが大穴候補だったんですが…。これらが回避・落選してしまったのは痛かったです。
 

■東海S 予想

 キクノアローで大丈夫でしょう。先行力はありますし、スタミナも十分。瞬発力も、前走のアンタレスSで上がり36.3なら、中京ですし押し切れます。アンカツで無いところだけが不安です(アンカツと手が合いすぎているため)が、何とかなるでしょう。有力各馬が後ろから行く馬ばかりですから。
 この馬の場合、やはり母父ブレイヴェストローマンがダート向きにしているんでしょうかね? キングヘイロー産駒らしい上昇度も見せていますし、なかなか面白い馬です。交流重賞周りになるのか、あるいはGIを狙えるくらいの馬になるのか? ここで勝つようならば、帝王賞も面白くなってきますからね。楽しみです。
 
 オリンピアンナイトは、前走で上がり勝負に対応できませんでした。どうしても後手を踏みやすいタイプだけに、器用さが要求される中京ダートに対応できるかどうかがカギでしょう。あんまり早めに動くと終いが甘くなりそうなだけに、騎乗は難しいかもしれません。今春は精彩を欠く横山典騎手ってのも気になるところではあります。
 
 メイショウトウコンも脚質がカギ。直線だけの競馬でどこまで?と言う感じですね。でも中京ですから…。前走でも、キクノアローとは上がり差でコンマ2秒しか違いませんし、着差はコンマ5秒。展開利はあまり見込めないとあれば、今回も苦戦が予想されます。
 
 他は、結構穴っぽい先行馬を狙ってみたいです。
 
 
◎キクノアロー
○マイネルボウノット
▲アルドラゴン
△エイシンラージヒル
 クワイエットデイ
 ジュレップ
 シャーベットトーン
 
 
 狙いは東海Sかも?! 頑張ります。
 

テレビ愛知OP、昇竜S 回顧

2007年05月19日 23時00分25秒 | 競馬
 いやいや。予想自体が気乗りしないときにする予想は、本当にロクなことが無いですね…。
 
 
■テレビ愛知オープン

 展開が真逆でした(汗。
 それにしても、ペールギュントは本当に短距離で変わりましたね。強いのなんの。前走はキンシャサノキセキに走られすぎただけでしたし、今回はやや前目から押し切ってしまう内容でしたから、本当に地力があるってことなんでしょう。追い込み、とアタマから考えていたのが恥ずかしいくらいでした。
 ノド鳴り持ちの馬ですし(治っているのかもしれませんけど)、その意味でも短距離と言う条件は合っているんでしょう。お母さんも短距離馬ですしね。今のところ左回りしか走っていませんが、今日みたいな馬場でも勝ちきってしまうんですから、サマースプリントシリーズも面白そうですね。
 
 スピニングノアールは、中京の、しかも良馬場が良いみたいですね。ペースもやや遅いくらいが合う、と。難しいですね…。
 3着のヴリルにはびっくりしました。まさかこの条件でここで…とは。まあ1400mは2勝していますし、父SS母父ミスプロってことからしても、短距離に適性があっても驚けはしないのですけどね。うーん。
 
 アンバージャックは、何となく伸び切れませんでした。瞬発力を持っている馬が相手だと苦しいですね。ただ、京都で連勝したときには上がり33秒台を使っていましたし、その意味ではまだ調子が戻っていないのかもしれません。
 
 
 CBC賞には…繋がるかもしれませんね、今年は。
 
 
■昇竜S

 ヒシカツリーダーでした。しかし、割と速いペースで先行して突付かれて、直線はパルティーレあたりに一旦は交わされたものの、差し返す根性を見せました。時計もまずまずですし、力どおりだったのかもしれません。
 ダート1700の持ち時計が1.45.3。同じ中京で、ロングプライドに負けたときに出したタイムです。
 
 …つまりは、この前にロングプライドはいるわけで。ホワイトメロディーもヤマカツブライアンも、その領域には全然達していなかった、ってことになるでしょうね。
 
 フェラーリピサかロングプライドか。3歳ダート戦線はこの2頭の争いに絞られたと言っても過言ではないでしょうね。一応、ロングプライドを上としておきます。

テレビ愛知オープン、昇竜S 予想

2007年05月18日 22時43分53秒 | 競馬
 雷が鳴っています。雷雨です(京都)。土曜日は行けないので良いのですが、どのくらい雨の影響が残るかはちょっと心配です。
 
 
■テレビ愛知オープン

 CBC賞の前哨戦…とは言え、それなりのメンバーになりました。けれど、地方馬はたくさん出ているのに、勝機はかなり低いですね…。
 
 基本的には前に行ける馬。と言うことで、◎アンバージャック。オーシャンSと高松宮記念あたりはボロボロでしたが、前走で一転して勝利。全芝の戦績「6-0-0-8」が示すとおり、ややムラな馬なのかも知れませんね。
 調子は良さそうですし、前走でハンデ戦の57kgを背負っていることを考えると、58kgも大丈夫でしょう。ただ、左回りが0-0-0-4と言うのが気がかりではありますけど…。
 
 本当ならエムオーウイナーに行きたいところです。…が、ここ2走の走りから一変まではどうか? と思っています。かなり使い詰めてますからね。
 
 ペールギュント、スピニングノアール、マイネルハーティーには、やや遅いペースになりそうな気がしてます。
 
 
◎アンバージャック


■昇竜S

 普通に考えるとヤマカツブライアンですよね。前走はフェラーリピサという反則な馬に負けただけ。ダート適性はかなりのものだと推察できます。
 
 ただ、ホワイトメロディーのダート適性も相当なもの。兄にはマルブツトップがいて、血統的にも期待できます。
 
 まあでも、ヤマカツブライアンを信頼します。園田の深いダートでも押し切ろうとしたくらいですからね。その経験を生かして。
 
◎ヤマカツブライアン


 面白くない予想ですが、このくらいで。
 一応、◎しか書いていない場合は、単勝か、その馬を軸に多数に流すかどっちかです。

ダイワスカーレット、オークス回避で混戦に!

2007年05月17日 23時15分54秒 | 競馬
 ダイワスカーレットが熱発でオークス回避だとか…。最終追いが軽めだったので、あるいは…と思ったのですが。これで全くわからなくなりましたね。
 わかるのは、ベッラレイアでは厳しくなった、と言う事です。目標がなくなりましたから。それにしても、重賞勝ち馬は…ベッラレイアとピンクカメオの2頭だけですか。非常に低調なメンバーになりましたね。ピンクカメオも意外にバカに出来ないかもしれません。が、桜花賞から1つ挟んだ馬の成績はダメなんですよねえ。桜花賞前に休養を挟んでいることで、ある程度は緩和されそうなのですが…。
 
 穴馬を書こうと思ったのですが、穴で考えていた馬がことごとく回避、抽選漏れになってしまったのと、ダイワスカーレット回避で展開も大きく変わってくると思うので、ちょっと練り直します。