うーん。先週と同じ感じなんですが、どうも迷っている感じです。本命を誰に打てばいいやら、と。
このままだったら、手を広げすぎてダメなんだろうな…。
■天皇賞・春 展望～その２
普通に考えると、実績のデルタブルースか、距離適性のあるアイポッパーか、なんでしょう。
ただデルタブルースは、3歳のジャパンカップ（3着）以降、日本のGIでは馬券圏内に入っていません。それどころか、連対も、4歳のステイヤーズSのみと、完全に相手になってません。豪州での2戦はどうなんだ？と言われそうですが、どちらも会心の騎乗だったこともありますが、相手関係に恵まれた・斤量に恵まれた、と言うことになるでしょう。その証拠に、3kg軽い状態だったポップロックを豪州では先着させなかったのに、帰国して有馬記念では全く歯が立ちませんでしたからね。斤量は同じ（デルタが3kgもらい）で。日本の馬場向きでは無いんでしょう。
何より「瞬発力の無さ」と「勝負どころでの反応の鈍さ」は致命的です。前走も、最後こそ詰めてきたものの、完全に勝負あった状態から持ち直したに過ぎないわけですし、今年のメンバーを見てもペースが速くなるとはとても思えません。スローの状態からの細かい駆け引きにも対応できない恐れは十分にあります。ヒモに押さえるのは良いかも知れませんが、アタマで買える馬では無いでしょう。
アイポッパーは7歳になりましたが、キャリアが少ないですし、成績が本当に安定してきたのは、昨年秋になってから。年齢は気にしなくて良いでしょう。
一方的にちぎったステイヤーズSや、ドリームパスポートを子ども扱いした阪神大賞典は「強い」の一言でした。 ただし、アルゼンチン共和国杯ではトウショウナイトに敗れていますし、ステイヤーズSや阪神大賞典はくみし易い相手だったとも言えるわけで、多頭数になって上手い競馬が出来るかどうかは未知数なところがあります。
それに、過去の春天は3,4着。どちらもあまり惜しくない結果だったですし、GIでは家賃が高い感じも受けます。 もう一つ言えるのが、何となく、同じサッカーボーイ産駒のナリタトップロードに似ているな、と言うことです。ナリタトップロードは、春天には3年連続で出走して、3年連続で3着と言う非常に不名誉な記録を持っています。3年目での挑戦時は6歳でしたが、重賞を連勝して勢いにも乗り、さらに相手関係も断然軽くなって、今回は出番だろう、と思ったら…3着。前年の有馬記念・菊花賞を勝ったマンハッタンカフェにやられ、阪神大賞典では軽く先着したジャングルポケットにも遅れを取るなどしました。今年も何となく、状況は似ているんですよねえ…。よって、本命にはしません。
ちなみに、僕が買おうと思っているのは、ネヴァブション・ダークメッセージ・トウカイトリックです。
ネヴァブションは、連勝中のマーベラスサンデー産駒には逆らえないってことと、意外に距離に対する柔軟性があることで、です。3200mが悪いわけがありませんし。瞬発力が足りないってことと、春天で関東馬＋騎手のコンビってのがなかなか無いってことは心配ですが。
ダークメッセージは、完全に先物買いです。実績は明らかに足りません。が、日経新春杯では4kgもらいでも先着出来なかったトウカイエリートを、1kg差まで縮まった大阪ハンブルクCではあっさり斥けたあたり、短期間での成長がもの凄いことを示していると思います。お母さんはビッグテーストの全兄妹で、スパイキュールやビッグショウリらの兄妹です。やや短い距離志向なところもありますが、中山グランドジャンプ勝ち馬を叔父に持っているくらいですから、距離も問題ないでしょう。ダンスインザダーク×ノーザンテーストってところにも期待したいところです。ただ、復帰2週目の佐藤哲騎手に勝負勘が戻っているか？そこだけが不安です。
トウカイトリックも成長中。以前では考えられなかったことですが、ダイヤモンドSと阪神大賞典は共に上がり最速。前走も、ドリームパスポートやアイポッパーにクビ差急追したわけですし、かなり充実していると言えます。血統的にも、昨年秋から大ブレイク中の父エルコンドルパサーに、大舞台での波乱を演出するロベルト系シルヴァーホークという配合で面白いです。池添騎手も、テン乗りよりも続けて乗った2戦目のほうがより良い騎乗をする騎手なので、非常に楽しみは大きいですね。元々スタミナは豊富ですし、それに瞬発力が加わったことで、色んな展開に対応できるようになったのも強いです。雨になっても、この馬は全然平気ですし。
しかし、どの馬に◎を打とうかはまだ決まってません。もっと荒れる可能性もありますからね…。まあ、この辺から買うことになると思います。
このままだったら、手を広げすぎてダメなんだろうな…。
■天皇賞・春 展望～その２
普通に考えると、実績のデルタブルースか、距離適性のあるアイポッパーか、なんでしょう。
ただデルタブルースは、3歳のジャパンカップ（3着）以降、日本のGIでは馬券圏内に入っていません。それどころか、連対も、4歳のステイヤーズSのみと、完全に相手になってません。豪州での2戦はどうなんだ？と言われそうですが、どちらも会心の騎乗だったこともありますが、相手関係に恵まれた・斤量に恵まれた、と言うことになるでしょう。その証拠に、3kg軽い状態だったポップロックを豪州では先着させなかったのに、帰国して有馬記念では全く歯が立ちませんでしたからね。斤量は同じ（デルタが3kgもらい）で。日本の馬場向きでは無いんでしょう。
何より「瞬発力の無さ」と「勝負どころでの反応の鈍さ」は致命的です。前走も、最後こそ詰めてきたものの、完全に勝負あった状態から持ち直したに過ぎないわけですし、今年のメンバーを見てもペースが速くなるとはとても思えません。スローの状態からの細かい駆け引きにも対応できない恐れは十分にあります。ヒモに押さえるのは良いかも知れませんが、アタマで買える馬では無いでしょう。
アイポッパーは7歳になりましたが、キャリアが少ないですし、成績が本当に安定してきたのは、昨年秋になってから。年齢は気にしなくて良いでしょう。
一方的にちぎったステイヤーズSや、ドリームパスポートを子ども扱いした阪神大賞典は「強い」の一言でした。 ただし、アルゼンチン共和国杯ではトウショウナイトに敗れていますし、ステイヤーズSや阪神大賞典はくみし易い相手だったとも言えるわけで、多頭数になって上手い競馬が出来るかどうかは未知数なところがあります。
それに、過去の春天は3,4着。どちらもあまり惜しくない結果だったですし、GIでは家賃が高い感じも受けます。 もう一つ言えるのが、何となく、同じサッカーボーイ産駒のナリタトップロードに似ているな、と言うことです。ナリタトップロードは、春天には3年連続で出走して、3年連続で3着と言う非常に不名誉な記録を持っています。3年目での挑戦時は6歳でしたが、重賞を連勝して勢いにも乗り、さらに相手関係も断然軽くなって、今回は出番だろう、と思ったら…3着。前年の有馬記念・菊花賞を勝ったマンハッタンカフェにやられ、阪神大賞典では軽く先着したジャングルポケットにも遅れを取るなどしました。今年も何となく、状況は似ているんですよねえ…。よって、本命にはしません。
ちなみに、僕が買おうと思っているのは、ネヴァブション・ダークメッセージ・トウカイトリックです。
ネヴァブションは、連勝中のマーベラスサンデー産駒には逆らえないってことと、意外に距離に対する柔軟性があることで、です。3200mが悪いわけがありませんし。瞬発力が足りないってことと、春天で関東馬＋騎手のコンビってのがなかなか無いってことは心配ですが。
ダークメッセージは、完全に先物買いです。実績は明らかに足りません。が、日経新春杯では4kgもらいでも先着出来なかったトウカイエリートを、1kg差まで縮まった大阪ハンブルクCではあっさり斥けたあたり、短期間での成長がもの凄いことを示していると思います。お母さんはビッグテーストの全兄妹で、スパイキュールやビッグショウリらの兄妹です。やや短い距離志向なところもありますが、中山グランドジャンプ勝ち馬を叔父に持っているくらいですから、距離も問題ないでしょう。ダンスインザダーク×ノーザンテーストってところにも期待したいところです。ただ、復帰2週目の佐藤哲騎手に勝負勘が戻っているか？そこだけが不安です。
トウカイトリックも成長中。以前では考えられなかったことですが、ダイヤモンドSと阪神大賞典は共に上がり最速。前走も、ドリームパスポートやアイポッパーにクビ差急追したわけですし、かなり充実していると言えます。血統的にも、昨年秋から大ブレイク中の父エルコンドルパサーに、大舞台での波乱を演出するロベルト系シルヴァーホークという配合で面白いです。池添騎手も、テン乗りよりも続けて乗った2戦目のほうがより良い騎乗をする騎手なので、非常に楽しみは大きいですね。元々スタミナは豊富ですし、それに瞬発力が加わったことで、色んな展開に対応できるようになったのも強いです。雨になっても、この馬は全然平気ですし。
しかし、どの馬に◎を打とうかはまだ決まってません。もっと荒れる可能性もありますからね…。まあ、この辺から買うことになると思います。
