今日から9月、朝から、雨など降って体調不良で、
膝の腫れは相変わらずだが、めっきり涼しく過ごしやすい。
気を取り直して日々進化をめざし…
寺山修司の俳句の紹介をします。
1. 大落暉わが愚者の船まなうらに 大落暉(だいらっき)…入日、夕日、落日
2. 啄木の町は教師が多し桜餅
3. 色鉛筆ほそり削られ祭太鼓
4. 旅愁とは雨の車窓に夜の林檎
5. テーブルの下の旅路やきりぎりす
6. 冬のコーヒー一匙分の忘却や
7. 青空がぐんぐんと引く凧の糸
8. 生命線を透かせば西日病室に
9. 冬海の青さ見下しペダル踏む
10. 望遠鏡振れば真青な冬が鳴る
寺山修司俳句全集(あんず堂)より
きょうは、涼しいので虫の声もひとしお大きく聴こえます。
学生の皆さんは今日から新学期のところが多いのでしょう
避難訓練が行われたのでしょうか、
夏の疲れで寝込まないように、おいしいものをたべましょう。