
シャコモンスター 登場
スペースコロニー。宇宙時代を迎えた人類の象徴である。
しかし、宇宙には我々の知らない悪意が存在した。
ドン・ホラー率いる宇宙犯罪組織「マクー」である。

ハンターキラー・ダブルマン・シャコモンスター。

戦闘円盤が完成間近のスペースコロニーを襲撃した。

その破片が地球に落下し大惨事となった。

戦闘円盤を見た大山小次郎はUFOだと駆け出す。
アバロン乗馬クラブのわかばと陽一はUFOを目撃。
マクーは地球に飛来し、高速道路から姿を消した。
銀河連邦警察は一人の宇宙刑事を地球に派遣した。
彼の名はギャバン。

コム長官と秘書マリーンに見送られ先を急ぐ。

父は宇宙刑事ボイサー、母は地球人・一条寺民子。

母の故郷・地球をマクーの好きにはさせないと決意する。
襲い来るマクーの戦闘円盤を撃破したギャバン。

その超次元高速機ドルギランに同乗者が。
コム長官の娘・ミミーである。

彼女はレーザービジョンでインコに変身した。
地球に着いたギャバンは決意を新たにするのだった。
疾走するジープは途中でミミーを乗せて進む。
その道すがら大山と出会った2人。
大山はミサイルの破片を見せる。

その頃、UFOを追って陽一たちは地下基地に潜入。
易々とガキどもに潜入されるのもどうかと思うが。
そのうちに階段の缶を落として発見される。
なんとか地上に出たものの絶体絶命の陽一たち。
そこへ駆けつけたギャバンはクラッシャーを一蹴。
人間に戻ったミミーは子供たちの元へ。
クラッシャーに襲われて「キャーキャー」言うだけ。

現れたシャコモンスターに対してギャバンは蒸着!

コンバットスーツが転送され0.05秒。

宇宙刑事ギャバンが登場した。

ドン・ホラーは地軸転換装置を作動。
一種のブラックホールであるマクー空間を発生させる。
引きずり込まれるシャコモンスター。
ギャバンはサイバリアンに乗って突入。

3倍の力を発揮するモンスターにスパイラルキック!

レーザービジョンでシャコモンスターを捕捉。

レーザーZビームでシャコモンスターは爆発した。

よくわからないデカい星が迫ってきたが電子星獣ドルで撃破。

ダブルマンとはレーザーブレードで戦う。

ギャバン・ダイナミック!

ダブルマンは真っ二つになって爆発した。

戦いを終えたギャバンはアバロン乗馬クラブに就職。
母の姓である「一条寺」を名乗り一条寺烈となった。
マクーとギャバンの戦いはこうして始まったのである。
今年はギャバン30周年です。
ゴーカイジャーの映画にも出ます。
というわけで今年初レビューをギャバンに決めました。
よろしくお願いします。
そこへ銀河からやってきた宇宙刑事ギャバン!
大好きな作品なので、語ることがありすぎます。
上原先生によると「戦隊の5人」に匹敵するヒーローの強さを逆算して
「宇宙から来た男」になったらしい。
だからゴーカイジャーとのクロスオーバーは逆に「原点回帰」。
この作品の画期的なのは主に2点。
1.わずか0.05秒という蒸着タイム
2.魔空空間というバトル・フィールド
1.に関しては開始当初は「普通」。これが活かされるのは5話から。
「変身中になぜ敵は攻撃しないのか?」というツッコミを無力化した。
2.はスーツが光を反射しまくるのでやむなくの措置。
しかし、これもありがちな戦闘シーンのちぐはぐさ(爆発だけ別とか)を逆手にとった。
レーザーブレードのテーマも「マクーの攻撃」メニューだった。
スタッフが手探りで試行錯誤しながら「型」を作っていったんですねぇ。