宇宙刑事ギャバン 第１６話 「初恋は宝石の輝き さようなら銀河特急」

カマダブラー　登場

転校生・雨宮三郎。校庭にも出てこない。
ちょっかい出す男子を投げ飛ばす。
謎めいた転校生はかけだし烈と衝突。
そのとき、何かを落とした。後をつける烈。

「俺を見て怯えた目をした。そして逃げた。」

何かありそうだと睨んだ烈。

三郎の自宅を窺っていると「女」に気づいた。
追いかける烈の前に現れた大男。
正体はカマダブラーだった。

烈はギャバンに蒸着しクラッシャーを蹴散らす。
カマダブラーにはギャバンキック。

カマダブラーは爆発と共に姿を消した。

分析の結果、烈が拾った水晶はレイク星の水晶体と判明。
その持ち主はドクター・バーンズの息子・ベンとわかる。
マクーがバーンズの発明を狙っていた。
烈にバーンズ一家の護衛命令が出た。

その頃、わかばは三郎の家に来ていた。

三郎はわかばを連れ立って出掛けていった。
「面白いものを見せてあげる」と。

わかばに水晶体をプレゼントする三郎。

烈とミミーはバーンズ宅へ侵入。
そこにはドクターバーンズが・・・しかし既に亡くなっていた。

三郎は宇宙空間へわかばを案内する。
すっかり魅了されるわかば。そこへ起こる爆発。
気がつくと三郎は母親に連れていかれていた。

自宅でベンと会ったミミーと烈。
母・かすみは爆破装置を作動。
間一髪、烈はギャバンに蒸着し脱出した。

自宅から逃げ出したベンとかすみ。
死んだはずのかすみはベンを守る為のアンドロイドだった。
クラッシャーを楽々と蹴散らします。
目からの光線でカマダブラーを攻撃。

しかし、奮闘虚しくカマダブラーに投げられ爆散した。

駆けつけたギャバンは格闘開始。
発生したマクー空間にサイバリアンで突入する。
マクー空間での戦いは続く。
レーザーＺビーム！

激しい戦いは続く。

レーザーブレードですれ違いざまの居合い斬り！

ギャバンダイナミック！

カマダブラーは大爆発。マクー空間は消滅した。

ベンは烈に謝罪し、レイク星に帰っていった。

窓辺に佇むわかば。
「また雨が降りました。
　その日から雨宮君は二度と姿を現しませんでした。」

あの車の所へ来ても、もう彼はいない。

迎えに来た烈の姿に涙を流すわかば。
「烈さん、雨宮君転校しちゃった・・・。」

見上げた空には一番星。
「雨宮君の星かもしれないな」と烈。
「おーい！雨宮ク～ン！」と叫ぶわかば。

初めて好きになった人は銀河の彼方へ去っていった。

さようなら、銀河の友よ。
さようなら、初恋・・・。