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あしたはきっと特撮日和

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昭和特撮ヒーロー列伝「ダイヤモンドアイ」

2012-02-08 05:07:20 | 昭和特撮ヒーロー列伝
外道照身霊波光線!汝の正体見たり!

【放映】1973年10月5日~1974年3月29日

【話数】全26回(カラー)

【原作】川内康範

【制作】東宝

『レインボーマン』の後番組です。

オイルショックによる狂乱物価や悪徳商法。
高度経済成長期の公害問題も明るみに出た。
「暗いこの世に光を」当てるヒーロー作品。
川内康範氏独特のアジアンヒーローである。

暗躍する「悪」も現実にありそうな作戦をとる。

キングコブラの「ハリケーン作戦」
政治家や財界人の不正を暴き、金を奪う。
その金の流れも架空団体を隠れ蓑にする。
巧妙なマネー・ロンダリングである。
アジア征服の資金調達のためである。

ヒメコブラの「頭脳改造作戦」
「ドリームX」という薬と頭脳改造マシン。
日本人を奴隷化しようとする作戦である。
アジア征服の兵士を作るためである。

主人公・雷甲太郎(通称:ライコウ)は新聞記者。
権力者の不正を暴こうとするが大新聞の組織に潰される。
彼はフリー記者となり、「ペンを刀」に戦う。
といってもかなり武闘派でそこそこ強い。

ダイヤモンドアイはブルーダイヤ「アラビヤの王」の精。
眼ン玉がダイヤそのものというデザインも斬新。
頭は剃髪で僧侶のようでもある。
「ロイヤルパンチ」という光線が必殺技。
この方、無双時とヘタレ時のさが極端。
いろんな弱点をお持ちだが、反面異常な強さも見せる。

アイは言う。
「これからも世の為、正義の為に献身するのだぞ。」

「献身」とは他人のためにわが身を犠牲にして尽くすこと。
キリスト教では神のために生涯をささげること。

我が身を犠牲にしてまでも世のため人のために尽くす。
最終回ではヒメコブラをも怨霊逃散洗礼光線で転生させた。
「悪」をなした前世魔人ですら救済する。

そして、この世の悪霊を全滅させるまで戦い続ける。
それがダイヤモンドアイなのである。

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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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ギャップの差 (かむい)
2012-02-08 09:42:43
キングコブラ(前世魔人のボス)も負けてません。人間時はすごく渋いのですが怪人化したとたん「お前ら家かえって寝ろ!」ですもの。
返信する
「バァ~レたかぁ~!!!」 (ガマボイラ)
2012-02-08 12:52:56
アイに霊波光線を浴びせられ、正体を表した前世魔人の決め台詞ですが、幼少のころよく真似をしてました(^皿^)


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