キャプテンウルトラ 第２０話 「スペクトル怪獣シャモラーあらわる!!」

スペクトル怪獣　シャモラー　登場

車椅子の少女・ユカリ。
アカネ隊員と定期的に交信しているらしい。
この少女の向かいに住んでいる人物。
たくさんの果物を抱えて家に入っていった。
他人の家をやたらに覗いちゃいけませんぞ。
ユカリが望遠鏡で覗くと家の中に怪物の姿。

ユカリは父の特殊カメラで撮影する。

シャモラーの主食は野生の果物らしい。
とても凶暴な怪獣になりそうにないが・・・。
博士は怪獣に人間を皆殺しにする訓練を施していた。
手足で破壊するシャモラーを叱る博士。
スペクトル光線を使うように指示する。
博士はシャモラーを巨大化する装置も作っている。

ユカリからの連絡を受けて警察が捜査に来た。
しかし彼はシャモラーに殺害されてしまった。

ユカリから送られてきたフィルム。
現像するとシャモラーの姿が。
シャモラーを育てていたのは岩藤博士。
「怪獣主義」を唱える異端の科学者だった。
キャプテンたちはユカリの身を案じ、緊急出動。

秘密を知られた博士はシャモラーを差し向ける。
ユカリに迫るシャモラー。
間一髪、キャプテンが駆けつける。
シャモラーと共に逃亡する岩藤博士。
そのショックでユカリは歩けるようになっていた。

博士はシャモラーを巨大化させる。

「この偉大な姿こそ、わしの夢であった！」
狂喜する博士はキャプテンを倒せと命令する。
しかし、もはや命令の通じる相手ではなかった。
博士はシャモラーによって踏み殺されてしまう。

キャプテンはシュピーゲル号で飛び立った。
ミサイル攻撃も通じない。
ハックの分析で弱点は頭と予測された。
しかし、スペクトル光線で近づけない。

注意を逸らすためユカリが持っていた果物を投下する。
父が持ち帰ったシャモラーの好物である。
果物にむしゃぶりつくシャモラー。
その隙にロケット砲が頭を直撃！

シャモラーはその場に崩れ落ちた。

やっぱり人間の方が偉いと豪語するハック。

アンタ、ロボットでしょうが。

どんなに優秀な頭脳も思想が狂えば狂気となる。
人間とはいかに弱いものか・・・。
しかし、「怪獣主義」は本当に「悪」だったのか？
少なくとも人間世界では通用しない思想ではあるが。