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あしたはきっと特撮日和

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昭和特撮ヒーロー列伝「超電子バイオマン」

2012-05-01 04:47:00 | 昭和特撮ヒーロー列伝
「東映戦隊シリーズ」第8弾です。

【放映】1984年2月4日~1985年1月26日

【話数】全51回(カラー)

【原作】八手三郎

【制作】東映

正義のヒーローがロボを使うのではない。
バイオロボによって選ばれたヒーロー。

まずロボありき。この逆転の発想がいいね。
さらに初の女子2人。これもいいね。
劇伴は矢野立美氏。壮大で重厚。いいですねぇ。

高度な文明を誇ったバイオ星。
しかし、バイオ粒子を巡る戦争で滅んでしまう。
星人の遺志を継ぎ、バイオロボがバイオ粒子を地球人に。

500年後。
バイオ粒子を浴びた者の子孫のうち5人がバイオマンとなった。

この時点でバイオマンの「資格者」は他にもいたわけだ。
ていうか、ものすごい数の子孫がいたと思うぞ。

案の定、途中でイエローが死亡し交代。
バイオハンター・シルバや敵側の内情まで描いていた。
それまでの戦隊とは趣の違うハードな仕上がりになっていた。

敵は天才科学者ドクターマン(幸田宗丸氏)率いる新帝国ギア。
3幹部にはメイスン(中田博久氏)
モンスター(ストロング金剛氏)ファラ(飛鳥裕子氏)。

この3幹部の配下にジューノイド5獣士がいる。
新怪人が毎回出ていたのとは違い組織戦略が考えられた。
その代わりに巨大ロボ・メカジャイガンは毎回違っていた。

またファラの用心棒・ファラキャットに大島ゆかり氏。
序盤はミカとの格闘が見せ場だった。

小泉ミカ役の矢島由紀氏は『宇宙刑事シャリバン』にも出演。
非業の死を遂げたベル・ヘレン役を演じた。
しかし、ベル・ヘレン同様にミカも戦死。
「矢島由紀は2度死ぬ」と当時言われていた。

実際には本人が失踪したわけですが。
国際アクションスターとして活躍した大島ゆかり氏とは対照的。

おそらく、リアルタイムで全話見たと思います。
きっと当時の自己評価が高かったのでしょう。
ちょっと頭でっかなマスク以外は。

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4 コメント

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一番好きな戦隊です (影の王子)
2012-04-30 08:17:50
当時夢中で観てました。

「宇宙刑事に比べたら戦隊なんて・・・」と思っていたら
あらゆる点で、これまでの戦隊を軽く凌駕しました。
宇宙刑事に2年遅れで、今作よりようやくビデオ合成が導入。
シナリオも今作から「特捜最前線」の藤井邦夫氏が参戦。
戦隊とメタルヒーローの両シリーズで実績を残しました。
(特に「メタルダーのラスト2回)

逆に「シャイダー」が脱力系になってガッカリ・・・

この戦隊では、レッドワン=郷史朗のリーダーシップが素晴らしい。
阪本氏の演技は過剰だが・・・
中川翔子氏もお気に入り。

ビジュアル面だけなく、ドラマもこれまでを遥かに凌駕しました。
特に人の心を持つメカ=新頭脳ブレインやプリンス
(これは1クール引っ張れた。2回は惜しい)
を作ってしまうドクターマンの葛藤。

ただ、ラスト5回は詰め込み過ぎて消化不良。
曽田さんの「ラスト」で一番良いのは「フラッシュマン」

今作で戦隊の大幅なレベルアップが始まったのは間違いありません。
返信する
無料配信始まりました!! (影の王子)
2012-05-21 22:18:28
今日からですが、1・2話続けて観ました。
改めて感心する点が多いけど、なんてったって
矢野立美氏の音楽!!
素晴らしいの一言です。
氏は「ウルトラマンティガ」でも奇跡を起こしました。

配信なので、PCの「オーディオマネージャ」で
音を盛り上げて視聴しています。
だから、余計に音楽の素晴らしさが伝わります!

これがDVDだとダメなんですねぇ…
ウルトラみたいに画像だけでなく音も改善してくれないと。
東映のDVDは買う価値ありません。
返信する
ドクターマンはスゴ過ぎる (影の王子)
2012-06-02 17:22:34
中盤でドクターマンの正体が明らかになりますが
元々はただの人間…

それが(おそらくネズミ算方式で?)これだけの組織をつくり
宇宙人の科学(=バイオマン)と圧倒したワケですからね。
一人殺しているし…

スゴ過ぎて、人の心を持つメカを作ってしまうのも。

僕はこの作品の主人公はドクターマンだと思います。
返信する
第10話 (影の王子)
2012-06-18 20:21:41
無料配信で今日から9・10話。
やはり10話の反響は大きいですね。

メインライターの曽田さんは海外に行く空港で
矢島さんの失踪を知らされたとか…

でも、それを逆手に取っての「反バイオ粒子」の設定。
これが後半のシルバ登場に繋がるワケですからね。
曽田さんは偉大です!

それにしても東映スタッフの「危機対応能力」は学ぶべきものがありますね。
「仮面ライダー」の藤岡氏の怪我➔2号の登場
「特捜最前線」の二谷氏の怪我➔藤岡氏の帰還
(まぁ、どちらも「外国へ行った」ですが)

この10話の監督は山田稔氏。
氏は藤岡氏が怪我をした「仮面ライダー」9・10話を演出されてました。
これも何かの因縁でしょうか?
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