今年の聴きおさめ、天寿園寄席でした。「お足元の弱い中」お出で頂きましてと、笑いを誘っておりましたが、実は生憎の天気でした。インフルエンザもあり出足が鈍かったようです。かくいう私も体調と相談して当日に電話予約するという慎重ぶりでした。冷たい雨と寒気で、断念した人もいるのではないか?事実私の友人は夫婦で来ると言ってたが見えなかった。従って始まるまで入口を振り返って見ている事になった。
そんな事より落語だが、トップ開口一番は、水都家蕎亮さん、これが時そば。本職が古町の藪そばの社長さんじゃないですか。良かったですね~続いて水都家のっぺさん、代書屋。絶妙な間で大笑い。艶笑師匠の芝浜、私は芝浜と聞いただけで目頭がジンとくるタイプです。おおいに感動しました。2月に、風邪でも河岸へ出掛けたあんたの後ろ姿に手を合わせた。は初めてだった。マジックがあって、楽々師匠の文七元結。人情ばなしのダブルバンチ。50両受け取る、取らないで裏からカミさんの手が出るところが圧巻。