(日本相撲協会が公益財団法人に?)
今までも財団法人は公益法人だった
8年前に公益法人制度改革関連3法案が国会で成立した
そこで公益法人の認定が厳格化された
その段階の社団法人・財団法人は一般社団法人・一般財団法人か公益社団法人・公益財団法人のどちらかに分類されることに、またこの段階で問題をクリアできなかった法人は解散をした
この公益財団法人に認定されるには・・公益目的事業比率が全支出の50%以上であること&収支相償、遊休財産額が約1年分の公益目的事業費の額を超えないことなどをクリアする必要がある
自分は疑う・・日本相撲協会の運営する大相撲の本場所や地方巡業が公益目的事業なのだろうか?
公益目的事業とは、法律に23事業を列挙している
その中で大相撲が該当しそうな事業は、
9番目にある「教育、スポーツを通じて国民の心身の健全発達に寄与」という事業しかない
大相撲に参戦できるのは各相撲部屋に所属する相撲取りだけだ
彼らは場所に出場してその勝敗によって給金をもらっているプロ中のプロだ
彼らは場所以外では、各イベントに出場し報酬も得ている
そんな集団がやたらと高い入場料を取る大相撲場所を開催している
新聞報道によると
『日本相撲協会が公益財団法人に認定されたので、本場所や巡業の興行収益が非課税になる』というのだ
非課税ということは、あの本場所等が公益目的事業ということなのだ
あれはどう考えてもお金を稼ぐためのイベントだ
あの場所のどこが国民の心身の健全発達に寄与しているのだろうか?
プロがその本職でお金をいただいて活動し収益を得ている行為
あれは間違いなく「収益事業」だ
今回の認定許可・・
理解できない・・・・・
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