こんにちは。
あれは、何年前だったのか詳しくは覚えていませんがテレビでニセコスキー場の特集をしていました。
海外のスキー場を思わせる広大なスキーエリア。
コースもありますがその間の林の中も自由に滑走してもよいという自由さ。
さらにその外に出るゲートがありニセコルールに基づいてそのゲートが開かれる。
そのゲートの先には、山岳スキーを思わせる腰まで埋まるほどのパウダースノーや、壁の様な斜面や、たくさんの木々の間を抜けないといけない場所や、山頂の様なリフトもないところなど多種多様の楽しみが待ち受けています。
「晴れた日にはアンヌプリピークへ行こう」
テレビの中でそう言っていました。
コンディションの良い日には、そのピークゲートが開かれる。
山頂のリフトを乗り継いで板を担ぎ山頂へ。
その山頂からは、まだ誰もシュプールをつけていない360°パノラマの世界へ滑り出す。
今回の旅の目標は、そんなピークツアーでした。
G3ゲートを出て板を担いでの30分は、少したいへんでしたが木々の限界点を越えている山頂は、雪以外何もなく朝のヒラフ行きのバスの中で地元のスキーヤーが「今日はピーク日和だね」と言っていた通り北海道全体が見えてしまいそうでした。
そして、頂上からの滑降。
回りには誰もなく本当に自由に最高に気持ちよく滑り降りることが出来ました。
そして今回、山頂からの写真は全てスマートフォンでの撮影でしたがその写りの良さにも驚きです。
余談ですが、アンヌプリのG8ゲートも幾度となく抜けて滑ってきましたがやはり本州では味わえない斜面、ツリー、雪質でした。そしてゲートは本当によく考えられていて最後はベースに戻れるようになっていました。
ニセコは、オーストラリアから滑りに来ている人が本当に多く、ゲートを出ると更にその比率が高くなっていた気がします。彼らの脚力は、自分たちとは大分違う様に思います。そしてカービングではない幅の広い板を履いているスキーヤーも多かったですね。
しかし今回自分たちは、短い日程の中でこの時期ありえないくらいの晴天に恵まれ目標を達成することが出来て本当に幸せでした。
何事も目標ありきですね。 感謝。