うるう年

学校では学期末、企業・役所では年度末を控え多忙な時期だ。
　しかし、今まで「２９日」を迎えて感慨は無かったが、今年は何と
　　神様の恵みのように思えてならない。

　　　　　　　　・　一日を得したようなうるう月

炬燵

寒いとつい、家に篭もってしまう。
　これが運動不足や仲間との会話不足の始まりとなる。
　　分かっているけど、まだ寒い。

　　　　　　　　・　寒い日は炬燵で川柳ひねってる

父親の悲哀

国会の様には、なかなか運営が出来ない。
　夫婦の意見が異なると、子供の意見が全体を左右する。
　　具合が悪いことに、大体は母親側に付くから始末が悪い。

　　　　　　　・　子の加勢なくて家では少数派

安物は高物

安物買いの銭（ぜに）失い　と言う言葉があります。
　当面必要でなくても、ついつい買ってしまう癖？があります。
　　物余りの時代に、こんな癖は何処かに捨てたいものです。

　　　　　　　　・　本物を安物とされ身の不徳

早起きは辛い

特段、早起きをする必要がない。そう思うと、寝る時間が遅くなる。
　習慣になってしまったが
　　時として、キッチンの音で目が覚める。

　　　　　　　　・　俎板のリズムで分かる機嫌良さ

子供は風の子

北風が吹き荒ぶなか、女の子たちが縄跳びをしている。
　風を切る音を立てながら、回す回す
　　転んだり、おどけたり楽しそうだ。

　　　　　・　縄跳びを夢中でしてるリンゴの子

寒波襲来

いやはや、身を切る寒さとはこのことであろう。
　猫はもとより、炬燵に入り温かい　甘酒　で、何しろ暖まりたい。
　　春～よ来い、早～く来い。

　　　　　　　　・　風痛し一雪ごとの陽の強さ

孫の誕生日

月末で、そと孫は2歳になる男の子。たまにしか、やって来ないので
　誕生日には、こちらから行ってやりたいが、北国の寒さには弱い。
　　決めかねていて、夕餉の度に　「どうするの？」　と聞かれる。

　　　　　　　・　ほろ酔いのジージは孫へ太っ腹

浅草寺界隈 その３

十五年ほど前まで、先祖の墓が浅草寺の裏手にあった。
　住居に近い場所が良いと、母は強引に墓をうつした。
　　花屋敷や旨い店の思い出が　浅草には沢山ある。

　　　　　　　・　ガイド上手くて浅草が好きになり

 　　　　　 　　　　

浅草寺界隈 その２

西暦６２８年推古天皇の時代の浅草は、江戸湾の入り江、三河島などの小島が沢山あった。
　漁師の檜前浜成・竹成兄弟が隅田川（宮戸川）で漁をしていたところ、観音像が網にかかった。
　　郷司の土師真中知に聞くと、聖観世音菩薩と教えられた。土師氏は寺を作って安置した。

　　　　　　　　・　いい漁があって三人玉の輿　　古川柳

この三人を、神として祀る社が三社権現社、即ち浅草神社
三代将軍家光は神輿を寄進し、三社祭には今も本社神輿が登場する。