文化祭

毎年のことではあるが、近隣センターで文化祭が始まった。
　二十余りの短冊を、見栄え良く吊るして、期間中の当番を決めた。
　　作品を紹介しよう。

　　　　　　　　・　満天の星に来世を予約する

先の日曜日

このところ、暖かな日和である。
　公園では芋煮鍋を囲んで、若いお母さんが奮闘する。
　　伸び伸びとした子育てに、応援歌を贈りたい。

　　　　　　　　・　大鍋の芋煮 野外の味に酔い

秋の歌

北国の山々から、始まった紅葉が、山里に下がり、本州を下っている。
　各地の名所・旧跡を、色づかせながら、迫っては、通り過ぎて行く。
　　今年も立ち会うこともなく、カラカラと舞う水木の枯葉を掃いている。

　　　　　　　　・　日本とは良い国だよね 四季があり

素泊まり

各種の風呂があり、寝床だけがカプセルになっている
　繁華街の宿泊施設には、かつては世話になった。
　　今の若者は、パソコンと一夜を明かすらしい。

　　　　　　　　・　ネットカフェ初体験が万馬券

手賀沼エコマラソン

大堀川が手賀沼に入る入口に、北柏ふるさと公園がある。　
  公園の淵にコスモスが咲き誇っている。　　
    向こう岸には、日曜日のマラソンの準備が始まった。 　　　　

　　　　　　　　　　・　コスモスの奧にテントの花が咲く

　　　　　　　 　

小さな月

高い月は、小さく見える。　
　冷え冷えとも、見える。　　
　　心は温かくしたい。 　　　　　　　　

　　　　　　・　酒も肴も旨い窓越しの月

十三夜

その後は、もちづき・いざよひ・たちまち・ゐまち・ねまち・よひやみ
　と　風流が続く。
　　月が昇る間、大気の屈折により大きく見える。

　　　　　　　　・　振り向けば屋根に触れてる宵の月

好天

秋、本番の天気　
   紅葉の便りが、そしてＴＶからも流れる。　　
      日本は四季があって素晴しい国だ。 　　

            　　　　　　・　列島の秋を楽しむ高気圧

さわやか

朝の気温がだいぶ下ってきた。
　早寝早起きで、手付かずのヒンヤリした空気に出会い
　　一日の健康を祈る。

　　　　　　　　・　朝日浴び天を飲み込む深呼吸

今年のボージョレー

日本酒も天候や米の作柄によって出来が違うと思うのだが
　ワインのようにファンが期待をもって、今年の製品を待つ、とは聞かない。
　　醸造技術で均一な製品にするのかな～　。

　　　　　　　　・　年代の古さが価値を生むワイン