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《カクちゃんのブログ》  週末はゴルフ、ときどき名城100選巡り。 平日は、街中マーケティングと飲み屋さん巡り。

いつになっても上手くならない。同じ失敗の繰り返し。
だから忘れないように記録しましょう。

前立腺がん手術 入院前チェック

2018-01-13 15:50:41 | 前立腺肥大
12/22 東京医科大学病院へ行ってきた。
丸ノ内線の「西新宿駅」で下車、E5から出て目の前、
ヒルトンの隣、アクセスは抜群だ。

前回の画像診断で医科大の橋本先生からも名古屋の内藤
先生と同様に前立腺がんの治療方法として、監視療法、
手術、放射線治療の3種類が示された。
前立腺肥大の治療も、いつかはしなければならないので
手術をすると内心決めてはいたが、改めて問われると、
どの方法がベストなのかアドバイスが欲しくなる。

患者の状態を総合的に判断して、何が最善の治療方法
なのかを示してもらえればと思う。

結局、患者自身が決めるしかないので、手術を選択し、
仕事も一段落する1/24にロボット支援下前立腺全摘除術
を受けることにした。

そして今日は、入院に関する案内と事前検査の日だ。
先生から手術のリスク説明を受け同意書へサインをする。
看護婦さんから事前検査の説明を受け、眼科、臨床検査、
生理機能検査、画像診断、自己血貯血の診療科を回る。
全ての検査には3時間ほどを要した。

最後に入院受付で手続きと入院生活の説明を受け病院を
後にした。

受付で知ったが、医療費には自己負担限度額が設定されて
いる。治療費の支払いを限度額までに抑えることができる
制度だ。適用を受けるためには「限度額適用認定証」の
提示が必要であり、これは健保組合に申請して受領する
ことになる。

入院までには、入院に必要な物の用意、会社への休暇届け、
健保組合への申請、生命保険の給付金支払請求等、
やるべきことが沢山ある。
紙に書き出し、入院までの段取りを整理した。

前立腺ガン 手術を決意する

2017-12-07 13:01:03 | 前立腺肥大
10/19 今日は、前立腺ガンの転移の有無とガンが前立腺の
中に留まり外へ浸潤していないかを診断してもらう日だ。

先日、名古屋記念病院で行ったCT検査とMRI検査、そして
骨シンチ検査のデータが入ったCDを、ないとうクリニック
病院の受付に渡した。

待合室で待つ間、前立腺肥大に伴う頻尿等の症状以外、
どこも悪くないし痛くもないから、まさか転移している
何てことは思ってもいない。
自分自身が不安にならないように、そして言い聞かせる
ように、まっ大丈夫と心の中で何度も何度も思った。

看護婦さんに呼ばれ診察室に入ると、ディスプレイに
写し出された画像を見る先生のいつもの姿。

開口一番、転移はなさそうですねの言葉に、そっと
頷く。一瞬で全てが解決した気分になった。
大事にはならず、本当に良かった。先ずは一安心。
心配かけるかも知れないが、ちゃんとお袋と親父にも
知らせておこうと思う。

それぞれの画像の見立ての説明を受け、これからの
治療方針についての話しになった。

治療方法は、3種類を示される。監視療法、手術、
放射線治療だ。
ガンと診断される前から先生には、前立腺肥大は
折を見て手術をした方が良いと言われていたので、
手術自体の抵抗感は薄らいでいた。
また同時に前立腺肥大の症状が解消できるなら、
手術が最も良い選択だと思っていた。
懸念は、生殖能力が失われること。
男として、もうダメなんじゃないかということ。
だけど、それも既に役目は終わっているし
これからも必要とされることはないだろうとの
思いで、「手術します。」と伝える。

後日、手術を行う大学病院等を当たっておく
ようにと言われ探してはいたが、どの病院が
良いかなんてネットで調べても判断できず、
先生にお任せすることにした。

先生も愛知県内であれば勝手は分かるが都内と
なるとそうもいかず、都内にいる後輩医師からの
情報等をもとに、東京医科大学病院の紹介状を
持たせてくれた。

初診外来の受付は当日受付とのことで、10/27、
紹介状と画像データを持って訪れることになった。

排尿障害改善薬 ユリーフOD錠を飲み続けてのレポート

2017-12-06 16:55:53 | 前立腺肥大
前立腺肥大のために起こっている頻尿や排尿障害の改善薬
として医者から処方されたユリーフOD錠4mg。
2ヶ月服用を続け、どのような効果や副作用が起こって
いるかレポートしたい。

ユリーフOD錠の説明書には下記の内容が記されている。
「尿道や前立腺のα1a受容体を遮断することにより、
尿道内部の圧力を下げ、前立腺肥大症に伴う排尿障害を
改善します。通常、前立腺肥大症に伴う排尿障害の
治療に用いられます。」
副作用については、
「射精障害(逆行性射精)、口渇、下痢、軟便、立ち
くらみ、鼻づまりめまい、ふらつき、頭痛などが
報告されています。」と書かれているが、解らない言葉が
出てきた。

まず「受容体」だ。
調べてみると、細胞内に存在しホルモンや抗原など特定の
物質に反応して細胞機能に変化を生じさせる物質のことと
書かれている。

次に「α1a」だ。
こちらは、前立腺に多く存在し前立腺や尿道の平滑筋の
収縮に関わると書かれている。

つまり、尿道や膀胱回りの平滑筋の動きを緩慢にする
ことで頻尿や排尿障害を緩和する薬と理解した。

実際服用しはじめると、
・尿の勢いが増した
・夜間排尿の回数が減った 2~3→1~2回
の効果が実感できた。
一方副作用は、射精障害が顕著に現れた。
それ以外、私には現れなかったが何とも気分が塞がれる。

私の射精障害の症状は、射精時の快感とドクンドクンは
感じるが、精液が全く飛び出さない。空砲の状態だ。

とても心配になり、試しに2~3日服用を止めてみた。
すると回復することが解って、ちょっと安心できた。

■結論
前立腺肥大により排尿障害に悩んでいる同胞諸氏、
安心して服用されたし。

前立腺ガンの転移検査を受ける

2017-11-23 06:00:13 | 前立腺肥大
針生検の結果、12箇所の内の一ヶ所からガン組織が見つかり、
10/17 平針駅近くにある名古屋記念病院で前立腺ガンの転移の
確認を行う画像診断を受けることになった。

前立腺ガンは、多くの場合比較的ゆっくり進行するらしく
他の原因で死亡した男性を調べた結果、前立腺ガンが見つかる
場合もあるようだ。

そしてもうひとつの特長が、近くのリンパ節や骨、そして肺、
肝臓などに転移するケースが多いらしい。

自分自身は結構元気だし特にどこも痛く無いし、まぁ転移なんか
していないでしょうと、針生検査を行った時と同じように何の
根拠も無い思い込みの自信だけで、心の平静を保っていた。

診断は、リンパ節や肺移転の有無を調べるCT検査と、
ガンが前立腺のどこにあるか、前立腺の外へ浸潤がないか、
リンパ節への転移がないかを調べるMRI検査、そして
骨への転移があるかを調べる骨シンチグラフィ検査の
3種類の画像診断が行われる。
これは針生検でガン組織が見つかった際の一般的な流れだ。

それぞれの検査にかかった時間は2~30分程度。
検査機器の大きさや稼働音、初めてのMRIにドキドキはした
ものの、何の痛みや不快感もなく無事終了。
10時の受付から14:30には全ての検査が終了していた。

最後に会計で患者負担31,620円を支払い、検査結果の画像
データが入ったCDを受け取り名古屋記念病院をあとにした。

転移があるかどうかは、明後日の10/19ないとうクリニック
での診断待ちである。まあ、大丈夫、大丈夫だよね~??

前立腺ガン宣告

2017-11-04 12:13:11 | 前立腺肥大
10/11 今日は前立腺針生検査の結果が出る日だ。

自分がガンになっているはずは無いという気持ちと、
そう思っていないと本当にガンになってしまうような
感じがして、それ事態を考えたくなかった。

診察室に入ると、いつもの感じで検査結果を話しだしてくれた。
「生検12箇所のうちの一ヶ所からガンが見つかりました」
そして、悪性度を表すグリーンスコアを示しながら
「9分類の5に当たり比較的低い数値になります」と。

グリーンスコアとは、悪性度を5段階に分け生検で採取した
一番大きな組織型と二番目に大きな組織型のグレードを
足して悪性度の判定を行うものだ。
その判定は、2~6:低い、7:中間、8~9:高い となる。

自分のことなんだけど、なんか他人事の気分で聞いていた。
あーガンなんだ、結構さっぱりガン宣告するんだ、
スコアも5か、もうちょっと低ければ良いのに等と
今思えば、ほんの少し上の空で聞いていたように思う。

そんな状態を察知したのか「大丈夫ですから」と励ましの
言葉を掛けてくれた。

自分自身はドキドキもガッカリもせずに、冷静に聞いていた
つもりだったが、見た目にはそうでもなかったのかもしれない。

ガンが発見されてしまった以上は、次はその広がり具合を
見るために、CT、MRI、骨シンチグラムの検査を受け、
状態を確認してから治療法方を決めていく必要があるとの
ことだ。

ガン宣告の帰り道、加入しているガン保険の内容はどう
だったかな、子ども達にも保険加入の確認をしなくちゃ
ならないな、手術は嫌なので手術以外の方法で治療できない
かな、嫁には話すけど親は心配するからまだ話さない方が
いいな等と取り留めもない事を考えながら帰路についた。

次回は10/17名古屋記念病院でのCT等の検査だ。