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かこぶろ。

日常、映画、テレビ、音楽、アイスホッケー、興味あるものを気分のままに綴ろうと思います。

毎日かあさん(2011)

2010-12-17 00:18:13 | moviE
2011年2月5日公開。

毎日新聞日曜朝刊にて連載中。
テレビでもアニメ化。
毎水曜19:00~テレ東 「毎日かあさん
原作 西原理恵子 「毎日かあさんアニメ化記念5巻セット

映画化」された「パーマネント野ばら」も西原理恵子さん作品。



私はどちらも見ていませんが、元夫婦のキョンキョンと永瀬さんが夫婦役というキャスティングで
試写会に応募していました。
息の合ったボケとツッコミ具合をニヤニヤしながら見ていたような気もします。フフフ
ほのぼのファミリーもので家族の絆でホロッとさせられる映画なのかな?なんて軽く思っていましたが、
子供時代を思い出すようなあるあるエピソードや、ぶっとんだキャラクターで笑わせておいて
 (観客にも子供がチラホラで特有のガハハ笑いがなんとも明るかった)
ズドーンとそうくるか、とどっぷり落とされました。。大人向けやんけ。
でもそれをお涙ちょうだいにせず明るく力み過ぎずというのが人生を輝かせるのかなぁ、なんて思いました。
試写会後はロビーにカメラが用意されていて、子供などコメントを撮り
よくCMに使われるような感じのあれ、やってました。
 (もちろん私たちは即撤収)
結婚っていいな、人ってあったかいな、と思わせる映画。
兄妹を演じた二人もとっても良かった。
フミの「おとしゃん」って言い方好きだわー。
 (高知弁というのも龍馬を思い出しました。フフフ)



旦那さま鴨志田穣さんから見た「酔いがさめたら、うちに帰ろう。」も
映画化」公開中なので見てみたいです。
 (MOVIX三郷は2011年1月15日~)
こちらは浅野忠信さん、永作博美さんが演じています。
戦場カメラマンというと時の人、渡辺陽一さんの顔が思い浮かびますけど。。
 [あらすじ] アルコール依存症で離婚。10回の吐血。再飲酒。
ついにアルコール病棟に入院することになった、元戦場カメラマンの「僕」。
そこで出会った個性的な面々との生活が、僕を変えた。うちに帰りたい―。
依存症を克服し、愛する元妻、子供たちとの時間を取り戻したが、
そこには悲しい現実が。。笑って泣ける私小説。

[あらすじ] サイバラは6歳の息子と4歳の娘の母親。
夫は元戦場カメラマンで、現在はアルコール依存症で入退院を繰り返している。
漫画家として一家を養うサイバラの毎日は、
予想もつかない突飛な行動に出る子供たちと、
何かと騒ぎを起こす夫のせいで“事件”の連続だ。
それでも、笑いと希望に満ちた日々を送っていたサイバラだが、
夫のアルコール依存症が悪化の一途をたどり。。

小泉今日子 ・・サイバラリエコ
永瀬正敏 ・・・カモシダユタカ
矢部光祐 ・・・ブンジ(夫妻の息子)
小西舞優 ・・・フミ(夫妻の娘)
正司照枝 ・・・トシエ(サイバラの母)
古田新太 ・・・ゴンゾ(夫妻の友人)編集者
大森南朋 ・・・シマダ サイバラの担当編集者
田畑智子 ・・・愛ちゃん サイバラのアシスタント
光石研 ・・・・・サイバラの兄
鈴木砂羽 ・・・麦田 サイバラのママ友
柴田理恵 ・・・栗田 サイバラのママ友
北斗晶 ・・・・稗田 サイバラのママ友
安藤玉恵 ・・米田 サイバラのママ友
遠山景織子 ・・カモシダに絡まれる母親
■HP 「http://www.kaasan-movie.jp/
(↓以下 ネタばれあり)

ネタばれってほどでもないけれど、
カモシダが家族やその温もりが感じられる
脱ぎっぱなしの靴が散らばる玄関や団欒のある居間など
終盤撮影し出していて、エンディングロール中でその写真が写し出された時には
グッときました。
かぶるんだよね。。

兄妹が父親に会いたくて補導されたエピソードで、
手をつないだまま離さなかった、とかキュンときた。
サイバラの「一度好きになると、なかなか嫌いにはなれない」という
情の深さとバランスが上手い人なのだなぁと思ったり。

戦場という現場を体験したカモシダが
そのストレスからアル中になってしまったことはやり切れない。
同時にPTSDの治療も行うとういのは難しいことなのでしょうか。。

2010年12月15日(水)日本消防会館 ニッショーホール
コメント (1)
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ノルウェイの森

2010-12-17 00:17:22 | moviE
発売当時は1987年かぁ。
当時流行っていた事もあってビートルズも好きだし読んでみたけれど
良さがわからずいまいちハマれなかった。。

女性をナンパしたら部屋に誘ってくるので
椅子もないノルウェイ製の部屋でくカーペットに座って
話をしてワインを飲んで彼女がもう寝ましょうと言って。
風呂場で朝を迎えてみれば彼女の姿はなかった、
その気があるのかとついていって期待していたけれどチャンスを逃したので
火をつけて燃やした、という歌の雰囲気を
死と生と、愛とセックスを陰鬱に映像美で魅せた、という印象の映画でした。



女優よりも松ケンや玉ちゃん、高良健吾くんが美しく艶やかでした。
でもさすが女優は顔が小っさ!
エンディングロールで流れたギター曲も良かったなぁ。
 「君にとって、愛って何?」
というワタナベの問いはドキッとさせられますね。。
糸井さん、細野さん、高橋さんなどカメオっぷりにクスリとさせられ癒されました。フフフ

ノルウェイの森 OST
ラバー・ソウル


村上春樹 「ノルウェイの森」()()
ノルウェイの森 公式ガイドブック


トラン・アン・ユン監督は、
ジョシュ×キムタク×ビョンホン「アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン」という映画で初めて名前を知りました。
この映画も結局未見ですが。
ロケ地があちこちで映像的に魅せる印象がありました。

[公開時コピー] 「深く愛すること。強く生きること。」
[あらすじ] 親友・キズキを自殺で失ったワタナべは、東京で大学生活を送り始める。
ある日、ワタナベは偶然にキズキの恋人だった直子と出会い、
毎週直子と東京の街を散歩するようになる。
しかし、直子の20歳の誕生日、精神的に不安定になった直子と夜を共にする。
それ以来、ワタナベは直子と連絡がとれなくなってしまう。
さらに喪失感が深まり心を病んだ直子は、京都の療養施設に入所していたのだ。
直子に会いたくても会えない状況の中で、
ワタナベは大学で出会った不思議な魅力を持つ女の子・緑にも惹かれていく。。

松山ケンイチ ・・ワタナベ
菊地凛子 ・・・・直子
水原希子 ・・・・緑
高良健吾 ・・・・キズキ
霧島れいか ・・レイコ 療養施設で直子と一緒
初音映莉子 ・・ハツミ 永沢の恋人
柄本時生 ・・・・突撃隊
糸井重里 ・・・・大学教授
細野晴臣 ・・・・レコード店店長
高橋幸宏 ・・・・阿美寮門番
玉山鉄二 ・・・・永沢
■HP 「http://www.norway-mori.com/index.html
(↓注 以下ネタばれあり)

「もちろん」って口癖、確かに耳につく。。
「初めて?」ってあの響き、ドキドキしました。フフフ

海で泣き叫ぶワタナベの姿は痛々しかった。
悲しみ、苦悩、あがき抜いて自分で乗り越えるしかないもの。。

キズキの(車内に排気ガスを送り込んで)自殺の原因って何だったんだろう。
わかったところで遺された者を傷つけるものだけれど。。
直子も心のバランスを失い首をつってしまうし、
永沢に心を奪われてしまったハツミも別の男性と結婚後自殺してしまうし、
(緑の父親も病死)いくつもの死が描かれていて。
これまでの自分のまわりで起こってきた死について胸が締め付けられるように
見ていてしんどかった。。

自分の分身のような直子、正反対に生や陽を感じさせる緑、
どちらに惹かれるのも理解できるし、ようやくスタートラインに立ったように思わせる
エンディングにホッとしたりしてて。

万人向けではないもののブランドのように知名度高い作品と、
豪華なキャストで観客動員は伸びそうです。

2010年12月14日(火)TOHOスカラ座
毎月14日は会員千円デー。
男性客もお一人様もけっこう多かったです。
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