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かこぶろ。

日常、映画、テレビ、音楽、アイスホッケー、興味あるものを気分のままに綴ろうと思います。

もしも昨日が選べたら(2006)

2006-10-02 18:23:29 | moviE
邦題ダサい!
「クリック」でいいじゃん。わかりやすい。
お笑いコンビ、パックンマックンのパックンが字幕監修に初挑戦!(字幕は藤澤睦実さん)
マイケルが勤める会社の社長エイマー役は、懐かしいドラマ「ナイトライダー」シリーズのデヴィッド・ハッセルホフさん!!!
年を重ねてさらにアクが濃くなって、トム・べレンジャーさんをムキムキにした感じみたい。
深夜の通販よろしくけっこういい味出していました。フフフ
LOTR」サム役の記憶がまた新しい、ショーン・アスティンさんも出演。
そしてキーパーソンのクリストファー・ウォーケンさんが、ひょうひょうとした演技で面白い。
ドラえもんが出す秘密道具なみの、そのリモコン。
口うるさい母親の話や煩わしい家事など、私も早送りしたい。
外出だって行き先まで早送り出来るなんてとても便利だろうし。
子供はいない私が早送りしてみたら、出産の苦労なく赤ん坊を産んだ後か、また別の人生か。。。
誰にでもあるだろう、そんな思いを代弁するかのような万能リモコン。
でもその代償に失ったもの、今一瞬を生きた時間の流れが未来と繋がる大切さも描かれていて、
コメディに進みながら、ホロりとジーンとさせてくれるシーンも忘れない、とても素敵な映画でした。
一緒に見ていた彼も泣いちゃって、DVD出たら買おうとも言っていました。
「ブルース・オールマイティ」のようにジム・キャリーで見たいとも言っていましたが、脚本・製作がまさに同じでした。

<原題>「CLICK」
<公開時コピー>「失くしたハッピーを、探しに行こう。
人生なんて、自由に操れる。と、信じていた。」
主演は「50回目のファースト・キス」のアダム・サンドラー、
共演に「アンダーワールド」シリーズのケイト・ベッキンセイル。
監督は「ウェディング・シンガー」「80デイズ」のフランク・コラチ。
<あらすじ> 仕事一筋の割に実績が上がらない建築士のマイケル。
美しい妻ドナと2人のかわいい子供たちのためにと懸命に働く日々。
いつしかそれは、仕事優先で大切な家族を顧みない生活となっていった。
そんな時間に追われてばかりのマイケルは、どのリモコンがTV用かもわからない。
煩わしいリモコン操作に嫌気がさし、どんな電化製品も一台で操れる“万能リモコン”を求めて街に出る。
そして、怪しげな従業員モーティから、人生さえも早送りや巻き戻しできる不思議なリモコンを手に入れる。
妻との口論を早送りしたり、犬の吠え声を小さくしたりと、人生を思い通りに操作し始めるマイケルだったが。。。
アダム・サンドラー ・・・・・・・・マイケル・ニューマン
ケイト・ベッキンセイル ・・・・・・ドナ・ニューマン
クリストファー・ウォーケン ・・・モーティ
デヴィッド・ハッセルホフ ・・・・エイマー
ヘンリー・ウィンクラー ・・・・・・テッド・ニューマン
ジュリー・カヴナー ・・・・・・・・・トゥルーディ・ニューマン
ショーン・アスティン ・・・・・・・ビル
ジョセフ・キャスタノン ・・・・・・ベン・ニューマン
テイタム・マッキャン ・・・・・・・サマンサ・ニューマン
キャメロン・モナハン
ジェニファー・クーリッジ
ロブ・シュナイダー (クレジットなし)
□HP http://www.sonypictures.jp/movies/click/site/index.html
(↓ 以下ネタばれあり)☆☆☆☆★

ハッピーエンドだろうと思って見ているとオチが読めてしまいますが、それでも充分楽しめました。
“超 その他”の扉とか。フフフ
万能リモコンの自動操作や操作記憶によって、
マイケルがパートナーまでの出世に1年後、
社長までの出世には10年、ジャンクフードがたたって肥満そして発病、闘病から退院まで6年、
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」よろしくマイケルの家族たちは激変していました。
子供たちは成長し、妻のドナには離婚されビルと再婚もしていた。
子供たちはビルにも懐いていてショックのマイケル。
早送り中のマイケルには心がなく、他界していた父親の最後に会った時の、
そっけなく接している自分の姿を見て完全にノックアウトされてしまう。
 「I love you、son」
と言う父親の連続再生には私もグッときました。
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」と違うのは、変えることは出来ない、再生して見ることだけということ。。。
その死の辛さから逃れ早送り、息子の結婚式で幸せの時間を過ごすも心臓発作、
そして息子が自分に習うように仕事優先の道に進もうとする時、
大切なことは何かを伝えるため、瀕死ななか自分の命もかえりみず病院を飛び出すマイケル。。。

ラストはとても明るくて、エンディングロールもメニュー画面タッチで楽しくて。
アダム・サンドラーさんの映画では一番好きになりました。
ケイト・ベッキンセイルさんの老けメイクは可愛くなり過ぎな感じでしたが、
理想的な妻であり母親を演じていて素敵でした。
ドナの女友達ジャニーンも強烈なキャラで良かったし。フフフ
そして子役二人がとてもチャーミングだったこと、
隣家の悪ガキがまた典型的でいいキャラだったのでマイケルとのやりとりが面白かったです。
“善人は~”という死の天使モーティのメッセージですが、一番の善人はマイケル妻のドナだったのではないでしょうか。フフフ

2006年10月1日(日)ワーナーマイカルシネマズ浦和美園
コメント (4)
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