Kakitsubata Diary

Kakitsubataの創作活動についてレポートしていきます。

初めての演劇♪(2005/07/30)

2005-08-01 00:30:16 | Weblog
今日は初めて演劇というものを見に目白へ行きました。
アルバイト先に役者のタマゴがいて、「絶対見にきて!」と言われたので、「じゃあ見に行ってみるよ♪」ということになったのでした。
演劇の内容は、シェークスピアの十二夜を和風にアレンジした感じのもの。ちなみに演劇も初めてだし目白も初めて☆
今日は久しぶりに蒸し暑く、劇場に行くまでにかなりの体力を削られてちょっとハードでした。
予定よりも早く着いたせいか、まだ場内には少ししか客が入っていなかったので、とりあえず場内の真ん中あたりに座りました。
もしやほとんど空席のまま開演?と思いつつパンフレットを読んでいたら、徐々に席が埋まっていき、いつの間にかほぼ満席!
いやぁ早く来ておいてよかったぁ☆と思いました。
ちなみにパンフレットには「一目惚れ」について出演者達のコメントが書いてありましたが、
友達の役者くんの話はマージャンのネタで私にはよくわかりませんでした。。。
そうこうしているうちに開演。
最初の方は誰がどういう役どころなのか理解していなかったので、話の流れがよくわかりませんでしたが、登場人物のうち半分くらいが出てきた時点で大体把握できました。


<せっかくなのでストーリーのあらすじ>

とある村の村長さん(といっても若者)が、とあるお嬢様のことが好きで好きで何度もプロポーズしていました。しかし、そのお嬢様は亡くなった彼女のお兄さんを想い、どんな男にも振り向こうとはしませんでした。
一方、近くの海でとある船が大波に襲われて沈没。その船にはとある兄妹が乗っていたのですが、妹さんは船長に助けられたもののお兄さんは行方不明に。その妹さんは父から村の村長さんのことを聞いており、前々から慕っていました。そこで、村長さんに接近しようと思いましたが、村長さんがお嬢様のことを想っていることを知り、男に扮して屋敷で雇ってもらうことにしました。
このオトコオンナさんは村長さんに気に入られ、「きみなら自分の思いをお嬢様に伝えることができる」と言われて、お嬢様のところに向かわられせました。そしてお嬢様に会って村長さんの気持ちを伝えたのですが、お嬢様はその言葉を聞こうとはしませんでした。しかし、オトコオンナさんの強い態度に心を惹かれ、お嬢様は一目惚れしてしまいました。
賢く勘の鋭いオトコオンナさんはお嬢様の想いにすぐ気づきました。そして、「村長さんはお嬢様が好き」「お嬢様は自分のことが好き」「自分は村長さんが好き」という状態に苦悩するのでした。苦悩しつつも村長さんには思いを伝えてくるように頼まれ、お嬢様にはプロポーズされ、事態はこう着しました。
一方、オトコオンナさんのお兄さんも生きていました。そして彼もまた村長さんのところへ向かうのでした。ちなみにこの兄妹は双子であり、そのとき妹さんの方はお兄さんの格好を真似た姿だったため、誰にも見分けがつかないほどそっくりでした。
それゆえ、お嬢様はお兄さんに会った時、彼をオトコオンナさんだと勘違いしていつものようにプロポーズしました。お兄さんは突然の事態に戸惑いながらもこれを受けてしまいました。
その数時間後、村長さんはオトコオンナさんを連れてお嬢様に会いにきました。そこでまたプロポーズをするのですが、お嬢様はもうオトコオンナさんと結ばれたと言いました。しかし、オトコオンナさんにはそのような覚えはないので、村長とお嬢様の両側から責められます。そして村長は、自分もお嬢様のことをあきらめるが、お嬢様がオトコオンナさんに会うことも許さないと言いました。
最悪の局面に向かってしまうのかと思われたところでお兄さんが登場し、兄妹の感動の再会。そして、お嬢様はお兄さんと結ばれ、村長さんは妹さんと結ばれたのでした。めでたしめでたし。


あらすじを読んだだけでは今ひとつ伝わらないところもあり、ありふれたストーリーのように思われるかも知れません。でも、実際の役者さんを見ると、この兄妹がここまでそっくりな設定になっているということを私には想像できませんでした。なので、誰かが妹さんをお兄さんと勘違いするシーンを見るまでは、一体この三角関係はどうなってしまうのだろう?と考えさせられ、なかなかスリリングでした。
と、ここまではストーリーの話です。演技自体は、私は演劇初心者で基準がよくわからないですが、結構ステキだったと思います。見ているうちにどんどん引き込まれていってしまいました。機会があれば、というか積極的に機会を作ってまた見に行きたいです。まだ友達の役者くんには感想など何も伝えていませんが、とっても楽しかったからまた呼んでね♪と言おうと思います。もしかすると知り合いが出演しているから、より楽しめたのかも知れませんね。

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