隠れ家-かけらの世界-

今日感じたこと、出会った人のこと、好きなこと、忘れたくないこと…。気ままに残していけたらいい。

選挙かー、たまにはマジに~2007年4月14日~

2007年04月14日 13時45分04秒 | 日記
■悲鳴は一部の人からだけ
 今朝の『朝日新聞』で、浅野四郎氏が都知事選の敗戦の弁を語っていたな。
 都政をどうにかして!という悲鳴をたくさん聞いたような気がしたけれど、それは教育や福祉の現場にいる一部の人のものだった。妻にはそう言われていたけど、自分も選挙参謀もそのあたりを読み違えていた。そういうことを。発言が淡々としているからよけいに、石原に、というより東京都民に失望したというか、東京都を見放したというか、そういうニュアンスが感じられたよね。見放されちゃった?
 でも浅野さんにも問題はあったけどね。やっぱり付け焼刃という印象はあったし。どうせ立候補するなら、去年の秋ぐらいから意志を表明して、マニフェストを練るとか、そういう姿勢は必要だ。ま、立候補なんでする気じゃなかったんだからしかたないけど。
 東京はおかしい。卒業式の問題で教員を処分する都の教育委員会はおかしい。弱い立場にいる人々に向ける目が優しくない。それでいて、数々の問題発言を繰り返し、豪華出張や身内の採用問題で、ピントはずれな怒りを表す。
 「すごく迷ったけど、最近石原さんも態度を改めたみたいだし」で石原に投票した人もいるのかな。人はそうは変わらないよ。やっぱり変わってなかったじゃない?
それでも、なんだかカリスマ性?のある、いい意味でも悪い意味でも実行力のある石原がいいんだと280万人が判断したんだし、もう私たちは誰かに助けなんて求められないね。
 任期終了まで、あの傲慢男が「俺を選んだんだろ、お前ら」と突っ走るのを、見ているだけっていうのはイヤだなあ。チクチク言い続けるしかないかな。

■「お疲れさまです!」って言われても、ねえ
 昨夜、最寄の駅の改札口を9時半頃出たとき、突然「お疲れさまです!」と大きな声をかけられた、何度も何度も。
 えっ?と思って前をみたら、名前の書かれたタスキをかけた男性が頭を深く下げて、「お疲れさまです!」を繰り返していた。
 ああ、市議選の公示が今度の月曜だ。そうか、それで…。
 公示前だから演説はできないし、で、帰宅途中の私たちに「お疲れさま」かー。寒っ!
いつもそういうことをしている候補者ならね、ちょっとはわかるけど(でももし現職なら、そんな暇があったら議員としての仕事をせえよっ!ってとこだけど)。
 でもはじめての光景です。あなたの顔ははじめて見ました。そして、とても白けた、どうしようもなく。
 勤め人の経験はないのかなあ。疲れて帰ってきて(疲れていない人もいるだろうけど)、見知らぬ人から「選挙目的で」、最敬礼の「お疲れさま~」されてもね、心には響きません。むしろ、こいつ!って悪感情ですよ。
 必死で一生懸命なんだろうし、バックに組織のない候補者かもしれない。地道に働く市議会議員になる人かもしれない。「なんとか還元水」なんてもちろん言わずに、領収書をきちんと提示して、身辺きれいに活動する人かもしれない。わからないけど…。
 だったらよけいに、あの「お疲れさまです!」はやめましょう。やめてください。こっちもいろいろ考えて、よけいに疲れちゃったし。

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