隠れ家-かけらの世界-

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「夏にBBQしながら聴くのはどう?」~サザンロックで漫遊記

2023年05月29日 18時17分24秒 | スピッツ

2023.05.28
「ロック大陸漫遊記」
FM TOKYO



 5月最終週から6月へ。
 (やだな~。ずっと5月でいてほしい)
 さて、草野くんが「ふだん使わないようにしている言葉」がいくつかあるらしい。
 「最も~な1つ」(英語の〈one of the+最上級)だな。よくキライだって言ってますよね〉は使わない!
 「最も重要な人物の一人」は「とくに重要な人物の一人」と言い換える、と。
 「ガッツリ食べたい」の「ガッツリ」も使わないようにしていて、「しっかり食べたい」「ちゃんと食べたい」と言うようにしている。
 「ガッツリ」は別にキライだというわけではなく、流行り始めのころ使っていて、若者に迎合しているような自分がいて、「ガッツリ」が定着した今になっても「拒否が続いちゃってる」んだそうです。
 で、さすが草野くん、「ガッツリ」を調べる・・・。諸説あるらしいが、北海道の方言で、「ラジオDJのやまだひさし氏が広めた説」が濃厚。「ラジオの影響力ってすごいな」
 で、「やまだひさしさんが広めたんなら使おうかな」と最近思っているそうです。
 (今度のツアーのMCで使ったりして・・・)


 そして、今回のテーマは、【サザンロックで漫遊記】
 主に70年代、アメリカ南部のブルースやカントリーなどのルーツミュージックの影響を強く受けた、ちょっと男っぽいバンドたちがサザンロックと呼ばれて人気だった。
 AOR同様、草野くん自身は「あんまり詳しくない」が、「一緒に漫遊しながら学ぶような感じで漫遊します」。


 オンエア曲
 01 オバケのロックバンド(スピッツ)
 02 Ramblin' Man(The Allman Brothers Band)
 03 Sweet Home Alabama(Lynyrd Skynyrd)
 04 Gonna Miss It When It's Gone(Rossington Collins Band)
 05 Good Morning(Blackfoot)
 06 Caught Up in You(38 Special)
 07 Keep Your Hands to Yourself(The Georgia Satellites)
 08 人形の家(弘田三枝子)


 漫遊前の一曲は、スピッツで、「オバケのロックバンド」(2023年、先週リリースされた17thアルバム『ひみつスタジオ』)。
 サウンドだけ言えば、「スピッツの曲の中ではサザンロックっぽいかな」と。
 (シンプルで力強いサウンドがカッコいい。緩いボーカルたちが愛おしい。結成30年以上の今、これをリリースしてくれたバンドに感謝ですね~。歌詞の1つ1つが胸に響く)
 曲終わりで、「全然サザンロックじゃないかもしれない」(笑)。

 最初の曲は、「サザンロックの代表的なバンド」、The Allman Brothers Bandの「Ramblin' Man」(1973年、3rdアルバム『Brothers & Sisters』)。
 彼らの代表的な名曲。
 (私でも名前を知っているバンド。)
 デュアル・オールマン、グレッグ・オールマンの兄弟を中心にフロリダで結成した、「サザンロック界隈では最も有名なバンドでしょうか」。
 この曲は、「ロックと言うより、ほとんどカントリーミュージック」。

 
 サザンロックは、アメリカ南部のブルースやカントリーなどの影響を受けたロックの1つのスタイル。

 「サザンロック」という名称は造語で、1973年、アトランタの新聞で、The Allman Brothers Bandのライブのレビュー記事の中でエンジニアの人が使ったのが最初。
 草野くん自身は、雑誌の記事などで読んでいたがあまり詳しくないのは、「単純に、これまで夢中になったバンドの中にサザンロックのバンドが少なかったんだろうな」と。


 次の曲は、Lynyrd Skynyrdの「Sweet Home Alabama」(1974年、2ndアルバム『Second Helping』)。
 草野くんの中では、このバンドは「サザンロックと言えば、いちばんに浮かぶバンド」。しかし彼がこのバンドを知ったときには、すでにメンバーの2人が飛行機事故で亡くなって活動停止したあとだった。
 かつて、洋楽に少しも興味のなかったはずの友人が、このバンドのグッズのキャップをかぶっていた。尋ねてみたら、普通に店で販売していて、表記の英語の意味もバンド名も知らずに購入したそうで、「それくらい有名で根強い人気のあるバンドっていうことなんでしょうね」。
 「Sweet Home Alabama」は、「サザンロックって何?」ときかれたら、この曲を「聴いてみて」とアドバイスするような楽曲だそうだ。
 ニール・ヤングの「Southern Man」へのアンサーソング。
 (自然に気持ちがあがる楽曲)


 メッセージコーナー。
 旅行で東京に来て、青梅(青梅市)と青海(江東区)を間違えてしまったリスナーさん。
 『タモリ倶楽部』でも同じネタで取り上げていたそうで、「よくあるらしいね。青梅はマラソンとかで有名だけど」。
 「東京、(似たような地名が)結構あるよね。千駄木駅と千駄ヶ谷駅とか・・・」
 (長く暮らしていると、これは間違えないぞ・・・)
 青海にはライブハウスがあって、「間違えて青梅に行ったら、ライブに間に合わないかも」と。
 (これはホントに困る。青梅は東京西部の山の方だし、ね)
 草野くんの体験。
 所属していたポリドールがかつて「池尻大橋」にあり、彼は間違えて「いじりおおはし」と言っていた。これには理由があり、福岡の西鉄で「井尻」駅と「大橋」駅が隣り合って存在していたそうで、「福岡に人間にとって、井尻と大橋のマッチングが気持ちいい」。
 「井尻大橋の改札で待ち合わせね」と言っても、「微妙な違いで誰もツッコんでくれなかったので、長らく『井尻大橋』と言っていましたね」。
 そして、「みなさん、旅行の際はしっかりチャックして」とアドバイス。

 以前の放送で「領収書と橋の袋で財布がパンパン」と発言していた草野くん、「どんな財布を使っているのですか?」
 ずっと折り曲げるタイプの財布を使っていたが、お尻ポケットに入れたまま座ってカードを割ってしまったことがあって、「今は長財布、使ってます」。
 「ホントはカードだけ、とか、マネークリップとか使うとカッコいいと思うんですけど、オレ、すごい荷物が多くて、財布もデカくないとダメですね」と。


 次の曲は、Rossington Collins Bandの「Gonna Miss It When It's Gone」(1981年、2ndアルバム『This Is the Way』)。
 Rossington Collins Bandは、飛行機事故でメンバーを失ったLynyrd Skynyrdの残されたメンバーが中心になって結成されたバンド。
 草野くんが読んでいたころの『ミュージックライフ』でも取り上げられていて、リアルタイムで知っていた。
 サザンロックでは珍しく、女性ボーカリストのバンド。「デイル・クランツさんのパワフルな歌声がカッコいい」。
 保守的で男社会なサザンロックのファンには女性ボーカルはイマイチ受けが悪かったらしく、「バンドは長続きしなかった」。
 そして、バンドの中心的人物、ゲイリー・ロッシングトンさんは今年亡くなったそうです。
Rossington Collins Band - Don't Misunderstand Me

 次の曲は、「80年代に入ってから人気だったバンド」、Blackfootの「Good Morning」(1981年、5thアルバム『Marauder 略奪者』)。
 このバンドは、「サザンロックにメタルの要素が加わっている感じ」。日本では「新しいタイプのメタルのバンド」として紹介されていた。
 イントロはメタルっぽいけれど、曲が始まるとカントリーの要素がちらほら感じられて、「そのへんがおもしろい」。
 「南部アメリカの荒野を砂煙あげて走るトレーラーが浮かぶ。そういう動画と合わせて聴いたらぴったり」と。

 次は、38 Specialの「Caught Up in You」(1982年、8thシングル/1982年、5thアルバム『Special Forces』)。
 先ほど紹介したLynyrd Skynyrdの亡くなったメンバー、ロニー・ヴァン・ザントの弟、ドニー・ヴァン・ザントのバンド。
 ポップなメロディーの曲も多く、「売り上げ的には最も成功したサザンロックのバンドかも」。
 この「Caught Up in You」も「メチャメチャメロディアスでいい曲」だが、従来のサザンロックとは異なり、「REOスピードワゴンやサバイバーの産業ロックやメロディアスハードロックの雰囲気が漂うバンド」と。
 (たしかに、音もキレイだし)
38 Special - Caught Up In You (Official Music Video)

 そして最後の曲は、The Georgia Satellitesの「Keep Your Hands to Yourself」(1986年、デビューアルバム『Georgia Satellites』)。
 このバンドは、草野くんが上京した頃に、「リアルタイムですごく流行っていました」。テレビでもビデオクリップが流れていたとか。
 「アメリカの田舎道を走るトラックの荷台でバンドが演奏している感じで、結構カッコいい」と。
 当時、シンセミュージックがヒットチャートをにぎわしている中で、反動的に泥臭い音楽が求められて、「そのニーズにバシッとはまったのかな」。
 「メチャメチャ余談でいいですか」のあとで、福岡のみどりや仏壇屋さんのお話。
 この店のローカルCMでの決め台詞「よりどり‟みどり“ある」というのがあり、この「Keep Your Hands to Yourself」を聴くと、そこを思い出すメロディーがあるそうで、ZO-3で実演(笑)。


 特集の最後に。

 「違うかもしれないけど」と前置きで、サザンロックは「日本で言えば、もんた&ブラザーズやニック・ニューサのような演歌ロック的なものも感じる。カントリーミュージックって日本の演歌、みたいな話もきくし」と。
 なので、どの曲も「夏にバーベキューしながら聴くと盛り上がりそう」と。

 そして、「ちょっぴりタイムマシン」のコーナーは、弘田三枝子さんの「人形の家」(1969年、44thシングル/作詞:なかにし礼、作曲・編曲/川口真)。
 (イントロは、「夏の魔物」。大好きなイントロ)
 弘田三枝子さんは「昭和を代表するボーカリスト」。
 「全然埋もれていないんだけど、すごい方なんで、たまにラジオで流さないといけないなと思いまして・・・」
 声がすごい! 「普通の周波数帯ではない音が出てる。すごい気持ちがいい」と。
 この曲は「カラオケで歌っても盛り上がる」と言い、「あなたは~ あなたに~♪」の部分をモノマネ的に歌って、「ここは必ず押さえてほしいポイントです」と。
 (アメリカンポップの彼女のカバーとかもいいですよね。)
 曲終わりで、「心揺さぶられました」。

 来週は、【数字のロックバンド(2桁以上)で漫遊記】です。
 草野くん、先日、The 1975のライブに行ったそうで、「音源より意外と骨太なサウンドですばらしいライブだった」。そこで、このように数字が名前に入っているバンドの特集を。
数字1つだと結構あるので(Maroon 5とか)、2桁以上を条件にセレクトしてくれるそうです。
 (今ちょっと調べてみたら、たしかにたくさんあるんですね。知っているバンドもたくさん。自分ではなかなか思い浮かばないけど)

 「草野さん、ゴアテックスってすごいんですね~」



 ゴンベエ、赤べことコラボ!
 起きたばっかりで、まだ眠い・・・。
   


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