隠れ家-かけらの世界-

今日感じたこと、出会った人のこと、好きなこと、忘れたくないこと…。気ままに残していけたらいい。

フルートの入ったロックナンバーって意外に多いのだ~ロック大陸漫遊記

2019年11月27日 01時35分50秒 | スピッツ

2019.11.24 21:00
「草野マサムネのロック大陸漫遊記」
 at TOKYO FM



 冬です! 乾燥の季節です!
 草野「オレね~、マジで冬は顔に潤いないです。頬っぺたとか、粉ふいてるみたいな・・・。若いときは油っぽいと思ってたんですけどね」
 旅先にも「化粧水や乳液は必需品」とか。
 あるとき、旅先での朝、そういう必需品をまるっと忘れていたことに気づいて、「リップクリームを顔じゅうに塗りたくったことがあった」そうだ。
 のちに、スキンケアに詳しい人にきいたら、リップクリーム、間違いではないぞ、と。
 草野「ただ、メントールとか入っていたら目の周りには使えなかったかな」(笑)
 (今夜はホントに、どーでもいい話から入る?)(笑)

 今夜は、「フルートが入ったナンバーで漫遊記」。
 フルートのイメージからは、「優雅な午後に紅茶やクッキーをたしなみながら聴く楽器」と。
 草野「フルートを取り入れているロックナンバーは、意外に少なくないんです。オレの好きなジェスロ・タルをはじめたくさんあるので、その中から選りすぐりってお届けします」


 オンエア曲
 01 まがった僕のしっぽ(スピッツ)
 02 ブールヴァード(吉田ヨウヘイgroup)
 03 風に語りて(King Crimson)
 04 Going Up The Country(Canned Heat)
 05 Aporia(JYOCHO)
 06 California Dreaming(The Mamas & The Papas)
 07 Cross-Eyed Mary(Jethro Tull)
 08 くすりをたくさん(大貫妙子)

 


 漫遊前の一曲は、スピッツで「まがった僕のしっぽ」(2019年、ニューアルバム『見っけ』)。
 「スピッツのニューアルバムにもあります。フルートの入った楽曲!」と。
 テツヤくんはどこかで「意外に人気がある」と言っていたけれど、私も「はまって」います。

 最初の曲は、「『まがった僕のしっぽ』でフルートを吹いてくれた池田若菜さんが所属していた」吉田ヨウヘイgroupの「ブールヴァード」(2014年、2ndアルバム『Smart Citizen』)。
 草野「吉田ヨウヘイgroupの曲は好きなんで、この番組でも結構かけていますが」
 本当にココでも、コチラでも・・・。

 それに対して、こんな反応が・・・(ココ)。
 そして、「まがった僕のしっぽ」でのフルート演奏依頼のきっかけになったのがこの曲だそうだ。
 一昨年の新木場サンセット(ココです。よかったら)に出演したときには、「すでに池田若菜さんは脱退したあと」だったそうだ。
 草野「(彼女のフルートは)繊細なんだけど、ちゃんとロックの魂を感じさせてくれるプレイでした」
 (吉田ヨウヘイgroupのアルバムはひっそりと宝物が隠されているイメージで、「奇をてらわない」タイトルにすでに気持ちがもっていかれる。いいなあと思います)

 次は、King Crimsonで「風に語りて I Talk To The Wind」(1969年、1stアルバム『クリムゾン・キングの宮殿 In The Court Of The Crimson King』)。
 草野くんは、フルートの入ったロックの曲ときいて浮かぶのが、Jethro Tull以外ではKing Crimsonだそうだ。この曲でフルートを演奏しているのはメンバーのイアン・マクドナルド。この人は、その後フォリナーでギターやキーボードを担当し、それ以外でもサキソフォンやビブラフォンも演奏できちゃう「マルチプレイヤー」らしい。
 「(このバンドは)プログレの王様のような存在だが、この曲は優雅な午後に紅茶やクッキーのBGMにもOKな楽曲」と。
 懐かしい。たぶんking Crimsonのアルバムはこれしか持っていなかったはず。知り合いの男子が「クリムゾ」とか言っていて、最初はなんだかわからなかった思い出も。
 心が穏やかに温かくなるサウンド、そしてリズムの心地よいうねり。
 印象的な・・・というよりショッキングなジャケットはこちら。
 
 

 
 次は、Canned Heatの「Going Up The Country」(1968年、3rdアルバム『Living the Blues』)。

 Canned Heatは1960年代のロサンゼルスのブルースロックのバンド。ウッドストックにも出ているそうだ。
 古い音楽雑誌を読むのが趣味の草野氏、60年代の『ミュージックライフ』にはよく登場していて、そこから興味をもって聴き始めたんだとか。
 「しっかりしたブルースロック!という感じ」で、メンバーにはブルースロックの研究家もいるんだそうだ。
 この曲はそんなバンドの中でも「わりとポップな曲」と。
 (この曲、誰だったか外国のアーティストのライブ?で聴いたことがある。誰だか思い出せない)
 テキサスのブルースシンガーHenry Thomasの「Bull Doze Blues」(1928年)が元歌なんですね。カントリーっぽい雰囲気。


 メッセージコーナー。
 「夜中に音楽を聴くとテンポが速く感じる。そういうことないですか?」と質問。 
 草野くん曰く、「そういうことってあるんですよ。どっちかっていうと、朝とか寝起きに速く感じる」。
 で、レコーディング中にうたたねは厳禁なんだとか。なるほど。
 脳の処理能力の問題だそうです。質問者の方の脳は夜中にすでに「おやすみモード」になっていて、処理能力が追いつかなくて「テンポが速く感じちゃうのかな?」と。
 へ~、そうなんだ。


 次は、JYOCHOで「Aporia」(2018年、1stアルバム『美しい終末サイクル』)。

 日本のバンドで、吉田ヨウヘイgroup以外にフルートを取り入れているバンドないのかな?と検索してみてヒットしたバンドだそうです。
 オフィシャルサイトはコチラ
 だから彼自身も最近知ったわけで、「なかなかおもしろい」と。
 メンバーにフルート担当者もいるそうだ。
 草野「緻密な数学的なサウンドゆえに情緒に強く訴えかけてくる、という不思議なサウンド」
 曲終わりに、「勝手な感想を言わせてもらうと、もうちょっとフルートのバランスが強くでもよかったのでは? これ完全な好みですが」と、あくまで低姿勢なベテランバンドマンです。
 最新作「綺麗な三角、朝日にんげん」のMV。超絶テクニック!ってこういうこと言うのか。
JYOCHO『綺麗な三角、朝日にんげん』(Official Music Video) / 『a perfect triangle, rising sun human』

 そして次は「超有名な曲」、The Mamas & The Papasの「California Dreaming」(1965年、4thシングル)。
 前回私が「これ、かかるかも」と書いたくらいで、それくらい有名。
 CMなどにも使われていたとかで、中学生の頃はこれを聴いていた印象で、「カリフォルニアって寒いところ?」というイメージだったとか。
 曲終わりで、「この曲を聴くと、せつな~い気持ちになりますね」
 彼らの定番曲といえば、これか、あるいは「Monday, Monday」か。
THE MAMAS & THE PAPAS - Monday, Monday (1966)

 最後は、「フルートが入っている曲といえば外せない」、Jethro Tullの「Cross-Eyed Mary」(1971年、4thアルバム『Aqualung』)。
 前に特集をやったとき(ココです)にかけなかった曲だそうだ。
 草野「アイアンメイデンがカバーしたことでも有名。オレの中では、フルートロックの代表曲」
(アイアン・メイデンのカバーのイントロ部分が好きだ。気持ちいい)
IRON MAIDEN - Cross Eyed Mary (Jethro Tull Cover)


 特集の最後に。
 若い頃、Jethro Tullのイアンさんに憧れてフルートにチャレンジした草野くん・・・、「音が出たところで満足しちゃって、そこで終わっちゃったんですよね」
 「人生の後半戦のたしなみとして」、ぜひチャレンジしてみてください。
 草野「今、ライブではクージーがちょろっと吹いてくれたりしてます」


 最後は、「ちょっぴりタイムマシン」のコーナー。
 (「オーバードライブ」だ!)
 
今夜は、大貫妙子さんで「くすりをたくさん」。
 「
ちょっとおしゃれ系のフルート曲を特集で取り上げなかったので、ここではそういう曲を」と。
 
草野「オレら世代だと、80年代の大貫さんはクールな歌声というイメージなんだけど、70年代はいたずらっ子みたいに茶目っ気があって、そこがたまんない」
 
弟が昔ラジオで大貫さんと対談したことがあって(ただのシロウトの音楽好きだったんだけど)、そのときにきいた、不思議でかわいい印象が今でも頭に残っている。


 そして来週は、「ビッカートン & ワディントンで漫遊記」。
 この番組初めての「プロデューサーしばり」の特集。
 CMなどにも使われている有名な「Sugar Baby Love」をつくった、ウェイン・ビッカートンとトニー・ワディントン。
 「彼らのつくったステキな曲」を紹介してくれるそうです。


 
そうそう、池田若菜さんがつぶやいています。
 https://twitter.com/ikdwkn/status/1198596047355858946?s=11

 



                              



 今夜のNHK『うたコン』。
 https://www4.nhk.or.jp/utacon/x/2019-11-26/21/11715/1850393/
 初めてちゃんと見ました。
 この時間は家にいないことが多いし、録画して見るほどはない、と思っていて。

 でも今夜は宮本さんが出演するというし。
 「雨上がりの夜空に」「冬の花」というまったく異なる曲調の楽曲ながら、彼らしいパフォーマンスで圧倒されてしまった(ライブ行きたい!)。
 「雨上がりの夜空に」では、同世代のカーリングシトーンズの奥田くんやトータスの肩を抱いて歌ったりして・・・。なんだか感動してしまった(笑)。
 そして、カーリングシトーンズのテレビ初の「スベり知らずシラズ」、聴いてしまった!!
 最近の50代はなんてかわいいんだ(笑)。
 ドラムスの斉藤和義さん! ドラムの前に座ると、みんなセクシーになる(斉藤和義氏は常にセクシーだけどね)。
 http://curlingsitones.com/
 アルバム『氷上のならず者』、今日リリースだ!

 ひさびさに「空は星があるように」。深夜ラジオでいつも聴いてたなあ。キツイときもあったっけ。
 だけど、五木ひろしさんでは、ちょっと違ったな、私には。すみません。



                              


 https://www.jiji.com/jc/article?k=2019112500929&g=int&utm_source=yahoo&utm_medium=referral&utm_campaign=link_back_auto_aja

 香港の区議選の行方、気になっていたんだけれど、こんなふうに体制が大きく変わっていく光景が見られるとは。
 学生たちの活動を過激だとして一般の市民がついていけなくなる・・・というふうにならないといいと思っていた。
 かつて日本にも、そういう挫折があったし。
 あの投票率を見れば、民意を反映させた選挙結果だと確信できる。
 今後、香港政府や中国はどんなふうに対応していくんだろう。そこは気になるところだ。
 デモ隊や学生への香港警察の対応には目に余るものがあったし。
 


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