ミストシャワーと夏合宿のお話

2022.08.11（木）


　風が強い。熱風であっても、風はありがたい。体に絡みついた熱気を一瞬でもはぎとってくれる。
　
　

　駅前の公園の入り口わきに3台のミストシャワーがある。
　「気がついた？　うれしくてその前に少したたずんでいたら、小学生の子にまじまじと見られちゃったよ」
　相方に言ったら、もう2、3年前から設置してあって、7月・8月にはミストシャワーが出ているらしい。
　毎日通るところではないけれど、それでも今まで気づかなかったなんて・・・。


　今週初めの3日間、わが家で小学5年生女児2名の夏合宿。
　9日の朝、広島や長崎の原爆の話をする。
　学校や親との会話で頭に入っていても、それはもちろん、頭の片隅に忍び寄る「知識」でしかない。
　「やっぱりね、話を聞いていると怖い、だからそれ以上は聞きたくないときもある」
　「そうだよね。知らないことは怖いよ」
　二人は友達から「男子っぽいね」と言われるらしいけど、怖がりな面もある。
　そうやって少しずつ「知識」や「事実」を自分の頭や心でブレンドして、来年はどんなふうに受け止めるだろうか。
　大人はそれをゆっくり待つ。
　学生のころ、一人旅で長崎の長崎国際文化会館の原爆資料センター（今の「長崎原爆資料館」の前身）を訪れたときの衝撃は、今も心のどこかにある。どんな風景を見て、どんな資料を読んだのか、具体的には思い出せないのだけれど、それまで知らなかったような空気をその部屋の中で感じた。それが忘れられない。あれはたぶん、私にとっての何かの原点だったのだと思う。
　幼子たちが成長して、自分の足でどこかを訪れて感じたものは、きっと初めて自分のものになる。そういう経験をたくさんしてほしい。
　（合宿中に『ミニオンズ・フィーバー』を見て、久々に映画で笑いました）


　遅めの昼食時に、『拾われた男』の録画を見る。
　アメリカで倒れた兄は、不法滞在ながら、アメリカで仲間に恵まれ人気者で働いていた。
　弟の自慢話をしながら。
　まだ明かされていない出来事が、来週明らかになるのか。
　草彅兄と仲野弟の掛け合い、弟の戸惑いがどのように解消されるのか、されないのか？
　次回が楽しみ・・・。


　スピッツ・ファンクラブツアー『GO!GO! スカンジナビア（ゴースカ）』の申し込み、もうすませましたか？
　どの日にするか、ライブでやってほしい3曲を何にするか・・・。
　ばたばた落ち着かないので、まだ決めていません。
　この週末に考えるかな。
　知り合いの男子は選んだ3曲を教えてくれた。時代も曲調もバラバラで、すごくいいチョイス！
　どうしようかな～と思いつつ、仕事をしながらときどき机の脇に置いた全曲リストを見てニヤニヤしている、ちょっと気持ち悪い人です。