踵(かかと)骨折🩼 日記

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激しい痛みと吐き気

2023-06-30 09:44:00 | 骨折日記
6月1日(入院5日目 / 手術2日目)

pm16時頃一般病棟に戻った。
左足には血栓が出来ないようにカテーテル、右腕には点滴(痛み止め)、尿管カテーテル、と管だらけだ。
10分に一度は看護師さんが様子を見に来てくれる。
先生から「全身麻酔➕左足ブロック麻酔をしているから、麻酔がしばらくは続く。切れたら痛くなるから遠慮なく言ってください」と言われた。
左足、ふくらはぎ下から全く感覚がない。こんなもんかな??と時が過ぎた…

ウトウトしていたら、am1時過ぎ、突然のいきなりの激痛💦💦
徐々に痛みが増し↗️増し↗️、痛さで左足を下ろせず、ずっと上げたまま、痛い、痛い、痛い、痛い、痛い、痛い、と涙が出た…
看護師さんを呼び、急いで対応してもらった。
痛み止め点滴1→全く効かない、
痛み止め点滴2→全く、全く効かない
am4時頃に「看護師さん、ぜんぜん効きません!痛い、痛い、」と泣きながら、片足上げながら訴えてしまった…
「次の痛み止めは、筋肉注射💉。かなり強いから効くはず。でも、これでだめなら、まだまだちゃんと対応出来るからね」と見るからに経験豊富な看護師さんの心強いお言葉…

筋肉注射をしたら、いつの間にかウトウト…   
と!思ったのもつかの間、いきなりam6時前に吐き気が襲う。
何も食べていないから、何も出ない…
ただ、ただ、苦しい吐き気が永遠と続く…
本当にやばかった…
点滴で吐き気止めをしても静まる気配がない…左足が痛く固定もあり、寝返りも出来ない…
看護師さんに、「本当に辛いです…看護師さん、一人部屋にしてください」と懇願した。
(入院時は4人部屋に1人だったのに、ここは救急病院、いつの間にか4人MAXになっていた。周りの人にも迷惑だし、遠慮しちゃうし、とりあえず辛い…)
※この病院は一人部屋、二人部屋、四人部屋があり、なんと差額ベッド代はないのだ。
病状や状態よってベッドが決まるようだ。

グッドタイミングで空き、一人部屋にすぐに移動し、周りに遠慮する事無く、胃液のみの嘔吐を繰り返した…
夕方まで、足の痛みと吐き気が続いた…
多分、私の顔は青白い幽霊のようだったに違いない…
嘔吐は、多分痛み止めに反応したとの事だ。薬が抜けてくれば、嘔吐も治るはず。との説明。
確かに私は、偏頭痛の持病があり、比較的何かあると簡単に嘔吐する体質だ。
同じ痛み止めをしても、人により体質の違いで効く効かない、副反応がさまざまみたいだ…。

夜になり、やっと、やっと、嘔吐が少しずつ治ってきた…
一人部屋で、窓を少し開けてもらった。
あんなに風が気持ち良いと思った事はなかった…。
窓からモノレール🚝が見えて嬉しかった。モノレールは息子君が6年間通学に使い、私が毎朝駅まで送り、とても親しみがある。

その夜は二日ぶりに眠れた😪
そのおかげか、翌朝はだいぶ復活してきた。
朝は無理だったが、昼は少しお粥を食べた。夕方には全ての管が取れ、車椅子に乗れるまで回復してきた👩‍🦽
足の痛み止めは、飲む薬にしてもらった。
本当に苦しみの二日間だった…
辛かった…

どうしても書き残したい事がある。
この苦しみの二日間、看護師さんがどれほど寄り添って看病してくれたか…
背中を摩り、常に様子を見て、優しく声掛けしてくれた。仕事だからと単純に出来る心遣いでは無いように思えた。
看護師さんの仕事に対する姿勢が、本当に素晴らしく、優しさを改めてありがたく感じ身にしみました…



手術

2023-06-29 16:02:00 | 骨折日記
5月31日(入院4日目)

今日はついに手術!
二日間の冷え冷え作戦は成功し、「この腫れなら手術出来ますね」と許可が出た。

朝7時に最後の水を飲み、手術専用の服に着替え、右足に加圧ソックスを履き、準備完了。
9時に看護師さんが迎えにきて、車椅子で手術室へ。
前室で、手術看護師さん達に私をバトンタッチ。いろいろな事前確認後、タンカー式ベッドに寝て手術室へ移動。
ここは結構大きな病院。
前室→いろいろな装備のある廊下→手術室へ。
今日は私以外、整形外科以外、たくさんの手術があるのだろう。装備がビッシリ並ぶ廊下で準備しているたくさんの忙しそうな看護師さん。私が通ると、手を止めてこちらを向き、一斉に私に「頑張れ」と応援してくれているように微笑んでくれた。
なんという優しさ!なんという教育!ビックリした。

いよいよ何室もある手術室の一つへ入る。
広さは8帖〜10帖ぐらいだろうか。
ひんやりした部屋のド真ん中に、映画やドラマで何回も見たことのある、手術台とBigライトが配置してある。
小さい音で心地よい音楽が流れている。
仕事仲間からは、「絶対に心臓に毛がはえてる!」と言われる程、肝が座っている私だか、今回ばかりは緊張していた…😔
そんな私を察して、看護師さんは身体をさすってくれたり、手を握ってくれたり、話しかけ、常に笑顔で安心させてくれた。
本当に感謝だった…😢
麻酔科の先生と話している間に、全身麻酔で知らないうちに寝ていた…💤

四時間弱後、
手術室で肩を優しくたたかれ、声をかけられた。看護師さんの「無事に終わりましたよ〜」。
あ…終わったんだ…

つづく



予定が決まった!

2023-06-28 11:00:00 | 骨折日記
5月29日(入院2日目)

今日は月曜日。整形外科の先生が来て今後が決まる日。
朝一番で採血、詳しいレントゲン、などの検査。
その結果を見て、担当の先生が現状説明と、今後の説明を丁寧にしてくれた。
『左踵骨関節内粉砕骨折』内部が欠けただけでなく、粉砕しているらしい…
粉砕って…粉々…聞いただけでおそろしい😱

手術は二日後の31日。
手術内容は、骨と骨に隙間が出来てしまっているから、そこに人工骨を埋込み、全体的にプレートとボルト🔩で固定するらしい…
そして、半年〜一年後にまた手術して、そのプレート+ボルト🔩を取り出すために、一週間ほど入院すると…

ただ、今回の手術は腫れがある程度ひかないと手術が出来ないらしく、”足を心臓より上げてガンガン冷やして”と。先生がその場で看護師さんに「もっともっと冷やして」と指示して、保冷剤5つで左足をガチガチに冷やし攻撃🥶🥶


何だか…説明を聞いていても、未だに自分の事なのか?と思うくらい信じられなかった…
フト、交通事故や、重い病気の宣告や、予期せぬ事態とは、こういう事なのかもしれないなと、改めて思った…
父は他界したが、突然に癌告知された時の気持ちが、ほんの少しだけわかった気がした…。

今まで、私は大丈夫!!と全く根拠無き自信、徹夜や食事の配慮の無さ、デスク作業でトイレ以外動かず(自宅で設計事務所)、近くのスーパーさえ車で行く始末…
自分はこうでもしないと変わらなかったかもしれない…💧と初めて反省した。
父がきっと「ほらほら、生活を改めろ」と言っているような気がする…

先生が離れた瞬間に!
あ❗️流れで来てはしまったが、この病院は大丈夫なのか?先生は大丈夫なのか?手術経験は多いのか?と急に心配😖になりだした…。
HPを改めてよく読み、ネット検索🔍し、口コミを調べ始めた💦
ただ…しているうちに、意味なくないか?もう私は、まな板の鯉🐟なのだ!覚悟を決めてさばいてくれ!😤という気持ちになり、検索をやめた…
私は結構潔い性格だ。

先生から、「ご家族に手術説明とサインが必要だから明日来てほしいと」言われた。
エッ!旦那君は大阪出張だし…。
あ!一人いる😏と、19才の息子君にお願いした。(18才以上OK)
お〜息子君、初めての大人らしい経験✨
母としては、その場を隠しカメラで見たい気持ちであった。

私が今すべき事❗️
腫れが引かなければ手術延期。31日に手術出来ないと、一週間延びると…
それは最悪、どんどん意味なく入院が延びてしまう。身体が冷えようとも、冷凍庫並みに冷え冷えに頑張った🥶🥶🥶



全てはこの日から始まった!後編

2023-06-27 10:46:00 | 骨折日記
5月28日(怪我した日) ②

あれ?意外に空いてる。
4人部屋に1人。ラッキー(^^)
まずは周りを整えてっと。
看護師さんから「wifiありますよ」のお言葉!オ〜!!感謝😭
ビックリです。最近の病院はwifiあるんか!
一番にポータブルwifiを一カ月レンタルしようとしていたのでとても嬉しい。

一段落して、一番優先に私がやった事↓
◎動けない事の連絡
仕事関係、仕事仲間、母様(少し認知症)の病院.薬手配.ケアマネさん.各所へ連絡、通っているヨガ休会手続き、仲良しの友達、などなど各所へ連絡だ。

メール✉️もwifiのおかげで快適。
Amazonプライムも、TVerも、radikoも、OK。
これで暇つぶしも出来る!

後日、入院に“私はこれ持って行くと便利でした!”
を紹介しようと思う。

病院はまだコロナ対策で面会NG。
物の届け渡しのみ、看護師さんを通して可能だ。
旦那君から「俺、出張行っても大丈夫?」と。「もちろんだよ。面会も出来ないし、問題ないよ」と返事をし、救急入口でバイバイした。

足の状態は、簡易固定され、心臓より足を上げながら保冷剤でガンガン冷やす。
痛み止めを飲んでいるせいか、痛みはあまりない。
病院内は足を守りながら車椅子で行動。
初めての車椅子!
曲がりや、バックは、車の運転と同じ感覚ですぐに慣れた。
初めての病院食。
決して美味しい訳ではないが、耐えられるかな〜と思った。

とりあえず、明日月曜日に整形外科の先生と会い、全ての予定が決まる。

やっと落ち着いて横になり、ふ〜。
息子君へ怪我報告LINE。(大学生で寮生活)
ビックリしただろうな…
返事は「状況はわかった。生きてるなら問題ない。とりあえず安静にして。」
相変わらずドライな息子君であった…😑

病室の天井を見つめて“私はどうなっちゃうんだろう”…

忘れられない、大変な一日だった…


全てはこの日から始まった!前編

2023-06-25 16:54:00 | 骨折日記
5月28日(怪我した日) ①

今日は日曜日!ずっと気になっていた歩道に面するモサモサの生垣🌳🌳🌳を旦那君とカットする気満々でイザ庭へ。
終わったら昼はマックでランチだな!なんて今思うと何と能天気な(笑)
歩道に出て、脚立🪜を立て、ザクザク切っていたら、10分もしない間にバランスを崩して転倒💦
自分がどう転んだのかも覚えていません😑

「痛めたら冷やせ」が頭にあり、旦那君に手伝ってもらいならが、風呂に自衛隊並みホフク前進で辿り着き、服のまま冷水に当てた。

旦那君は月曜から大阪出張。とりあえず病院へ行っておこうと。
比較的近い大きな救急病院へ。

病院に着き、まずはMRI。
この時点で、“やはり大きな病院は安心感がある”
車椅子で移動中に、看護師さんに「捻挫ですよね?」と聞いたら、「ん〜、この腫れだからね…」と💧
まさか、まさか、と思いながら診察。
先生が写真を見て無言15秒後、
『カカト骨折ですね。このまま入院してください。今日は日曜日で整形の先生がいないから、明日整形の先生方に見てもらい相談ですが、多分手術になります。三週間ぐらいの入院かな。』
え!え!え!え!え!嘘でしょ?私が?
多分、声が出ていたと思います…
ビックリと“私どうなっちゃうの”と不安と…

正気を取り戻した瞬間に、
私:「先生、無理です!無理です!このまま入院なんて。どうか一度家に帰らせてください」
先生:「ダメダメ。カカトがこれ以上悪化したら大変。床に着いた時点アウトだよ」
私:「先生、本当にお願いします(泣)。PC💻があればどうにかなりますから、仕事もやばいし、絶対に無理なんです(泣)」
と何ターンか押し問答があり、
先生:「わかった。じゃすぐ病院に戻る事。そして、絶対に床に付かない事。わかったね」と許可をもらいました😅
先生ありがとうございました😭

家に戻り、
まずは仕事の入院準備
仕事のデータをノートPCへ移し、必要書類を揃え、頭をフル回転して用意しました。
次に着替えやら、洗面用具を。
準備完了!と旦那君に声掛けすると、
「お前は旅行に行くのか?!」と呆れ顔…
確かに、すごい荷物…でも全部必要!
何とか小さく見えるようにコンパクトに詰めて、さぁもう覚悟を決めて入院へ。

表写真は、後ろからカカトを見た写真。黒が正しい位置からずれちゃってる…
横から見た写真。赤い部分が骨折箇所。