霧の中の岬

今年は霧の日が少ないと思いきや、ここ数日は霧に覆われています。雨も少なく霧もすくなっかたため岬が乾いているような気がします。以前紹介しました海に落ちる滝が姿を消してしまいました。訪れる旅行者には申し訳ありませんがこの地には霧も大切なのでは　視界が悪く少し濡れてしまいますが灯台まで訪れてみました。
草が伸び樹木の葉も生い茂り木道が隠れてしまい、初めて訪れる人は不安になり引き返す人もいるのではないかと思いますが・・・・









落石灯台もかすんでいます。



霧の日ならではの光景も　日頃うっとうしいだけのクモの巣も木々をドレスアップしたかのように見えてきます。





花々も霧の雫をまといまた違った姿を見せてくれます。











動物たちも何だか穏やかな姿を見せてくれるみたいです。

振り向くラッコ

今回もラッコに会いに寄り道　草深い道なき道を進みいつもの場所に、姿が見えません。探してみると少し離れた場所にいつものように一人で気持ちよさそうに浮かんでいます。







逃げられるかもしれませんが、ちょっと声をかけてみることにしました。すると驚くことなく、声に反応してこちらを振り返ってくれました。







しばらくすると何事もなかったように漂っています。



以外と胴体は幅広く大きいです。





近くにの岩場には、いつものようにウミウやオジロワシが姿を見せています。







帰り道ではこれまたいつもの様に鹿に遭遇

いつの間にか秋の気配

しばらくぶりに岬を訪れると秋の気配が　今まで見られなった枯草がちらほら





そろそろ終盤を迎えたトウゲブキの花



代わりに咲き始めた秋の花達。まだ蕾のリンドウ。この青色と模様がイスラム教のモスクの塔のてっぺんを想い出します。



らせん状の花が可愛いネジバナ



根に猛毒を持つトリカブト　花はとても気品があって綺麗です。



とてもきゃしゃで可憐なカワラナデシコ



釣鐘のような花の形が可愛いモイワシャジン



小さな花が密集しているヤマハハコ



花の形が船のイカリに似ているのでこの名がついたハナイカリ



黄色の花が目に付くキオン




名前が分からないが可愛い花達





すっかり綿毛になったタンポポ



ススキの前で記念写真を一枚

スタート

今の時期根室では昆布漁が最盛期を迎えています。落石湾でも出漁風景がみることができます。昆布漁では出漁時間、終了時間がきめられていてスタートラインもあります。いい漁場を誰よりも早く取るために各船はしのぎを削っています。
スタートラインは防波堤の外側直ぐそばです。スタート前に漁船が続々と集まってきました。黄色い旗がスタートラインみたいです。
なんだか運動会の100メートル競走を想い出します。









5時30分スタートです。





昆布漁の船に交じって他の漁の船も出港しています。









思い思いの漁場に着いたら昆布漁の始まり。。揺れる小さな船の上で腕一本で昆布を海底からねじり取る漁師の体力、バランスには感心させられます。

朝日に続き

今日は一日まずまずの天気で、これならば夕日も見れるかなと夕日ポイントに車を走らせてみると残念ながら雲が多く見れそうもありません。雲の隙間から夕陽が少し望めそうだったのでしばらく待つことに






列車が通過する時間帯です





夕日の落ちる場所から離れたところが少し焼けてきました。







しばらくすると今まで暗い海面が焼けてきて湾全体を茜色に染めてきて





次から次へと染まり始め、今まであまり見たことのない光景が目の前で繰り広げられています。











だんだん夜のとばりが下りてきて今日の夕日もおしまいです。