台湾ファンの会 『台湾の謎』

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高砂族

2014年01月09日 | 日記
高砂族というが、高砂族などという種族はいない。
台湾のことを何時のことからか和人はタカサゴと呼んだようだ、
で元々そこに住んでいる人たちを高砂族と呼称したものと推測される。

南方よりやってきた人々の末裔であり本来は海洋民族の筈だが、
ホーローに追われ山間に住むようになったようだ。
これが独立自尊というか、あまり団結せずに部族対立するのである、
はなはだしい地域になると村ごとに言葉が違い対立していたようだ。

このあたりの対立を利用されて霧社事件の時には、
第二次事件まで起こり、土地を対立部族に配分されてしまっている。

高砂族と日本人が呼称する人々は、日本敗戦後名称が様々に変遷した。
山地同胞とかなんたらかんたらで、現在では単に『原住民』というらしい。
台湾原住民、当たり前と言えばあたりまえの呼称だがここに辿り着くまでは、
蛮人とか蛮族とか正蕃、熟蛮ーー色々あったようだ。

台湾原住民の人口は本当に少なく、台湾総人口の2%といわれる。
50万未満である。なのに細分化され原住民の種類も言葉も多い、
日本統治時代から国民党統治時代ながらく9種族といわれてきたが、
最近になってタロコとかセイダッカだとかが追加認定されたようだ。
とは言っても、わたしにはどこがどう違うのかさっぱり解らないので、
ああそうですか、という以外にないのです。


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