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(2)上部マントル層のコンピュタに依る近似数値計算

2012年09月05日 03時09分47秒 | 黎明偏
(2)上部マントル層のコンピュタに依る近似数値計算

「上部マントル層が3段になる」事実の計算は 大変に複雑でこの内容の計算だけでも一冊の論文になります。
また,計算するにしても,スパ-コンピュタを用いて計算するにしても現在の私の立場では不可能です。
将来,時間と予算があれば,パソコンを用いて近似計算をする予定です。
この項では 「太陽の熱等の外部からの輻射熱」が無くても「自転軸に直角に縞模様」が出来る原理を説明します。
図f00f02(A)を見て下さい。
これは 自転している惑星の遠心力と引力の関係を示しています。



図f00f03(A)に自転に依る遠心力の引力方向の変化を示します。
この注目すべき内容は 球体で自転している限り引力勾配を作る事実です。
赤道で引力(法線方向の力)は 最低になり北極と南極で最大になる事実です。
その為に,自転している惑星の流動体は 赤道から北極や南極へ向かって流れようとします。
次に,引力と直角方向(接線方向の力)の力を見て下さい。
この力は 北緯45度と南緯45で最大になります。
その為に,この45度から以北と以南は 極に向かって,赤道から45度は 赤道に向かって流れようとします。



この結果,
(1)極の付近では 「接戦方向の力」と「引力の勾配に依る力」が加わり極へ向かった流動をしょうとします。
そして,極の付近で流れる方向が無くなり降下を始め対流を始めます。
(2)45度から赤道の間では 「接戦方向の力」と「引力の勾配に依る力」が衝突します。
その為に,衝突して球体の外側へは 移動出来ませんから降下する事になります。
すなわち,赤道の付近で上昇した流動体は 表面を移動して約30度付近で降下する対流を起こします。
(3)30度付近で降下した流れは 「下部で赤道へ向かう流れ」と「極へ向かう流れ」に別れます。
赤道へ向かう流れは 赤道付近の上昇する流れに接続され循環対流を完成します。
また,下部の極へ向かう流れは 極から赤道へ向かう流れと約60度付近で衝突して上昇します。
この流れが上部の極へ向かう流れに接続して60度以北と以南の循環対流を完成します。
上昇した流れの残りは 赤道へ向かって流れる他有りませんから赤道へ向かい約30度付近で赤道からの流れと衝突して降下を開始します。
(4)これらの結果,自転さえしていれば,自然な縞模様を作ることになります。
そして,この縞模様は 自転軸に直角に発生するのです。
(1)これを図f00f03(A)(B)に示します。
(2)この説明で分かり易くする為に説明を省略しましたが,上部と下部では 自転半径が違います。
遠心力は 上部で強く下部で弱いのです。
従って,検討の最初は 上部から開始すると良いでしょう。

以上で「自転する流動体の惑星」が上昇と下降を境とする縞模様を描く事実と循環対流をする事が理解出来たと思います。
しかし,組成成分が変わり上部マントルや下部マントルに分離する事が分かっても,上部マントル層の同じ組成成分の層が多段になる理由には 成りません。
図f00f04(A)と図f00f04(B)を見て下さい。
図f00f04(A)は 直交座標で表した循環対流の説明です。
図f00f04(B)は 球座標で表した循環対流の説明です。
立体図では分かり難いので循環を面にして表しています。



直交座標では 流動しても面積が変化しません。
所が
a--->bでは面積は 小さくなり,緯度に比例して縮まないといけません。
b--->cでは面積は 小さくなり,降下する位置の半径に比例して縮まないといけません。
c--->dでは面積は 大きくなり,緯度に比例して拡大しないといけません。
d--->aでは面積は 大きく成り,上昇する位置の半径に比例して拡大しないといけません。
流動体は 基本的に伸び縮みはしません。
伸び縮みする前に移動して安定な位置へ移動しようとするのです。
そうすると,a--->bで流動体は cos(緯度)に比例する訳ですから,30度付近では 約30%縮み急速な下降の流れになります。
所が,b--->cで下降するにも縮小しなければ成りませんから途中で降下を止めて横へ移動しょうとします。
そこでは c--->dの様に拡大の流れですから移動は容易です。
加えて,d--->aも拡大の流れですから移動は より容易です。
従って,問題は 降下する流れがどの位降下すると横の流れに方向の変化を開始するかです。
直交座標では どれだけ赤道から極へ流れても降下しても縮む必要が有りませんが,球座標は 赤道から極へ流れても降下しても縮まなければなりません。
その為に,球(極)座標では 自由に降下出来ず,ある一定の降下距離で対流が発生し,上部マントル層は 多段に成らざるを得ないのです。
図f00f05(A)は 直交座標で表した多段の循環対流の説明です。
図f00f05(B)は 球座標で表した多段の循環対流の説明です。
立体図では分かり難いので循環を面にして表しています。



地底の高圧のマントルの物理的性質が分かりませんと上部マントル層の内部の循環対流層の厚さは 計算出来ません。
しかし,流動体で出来た惑星は この様な原理で多層に成らざるを得ないのです。
この説明で地球の内部からの熱の移動の説明を加味していません。
a--->bでは 放熱で僅かですが縮みます。縮小ですので順方向です。
b--->cでは 吸熱で僅かですが伸びますが縮小しなければならず逆方向です。
c--->dでは 吸熱で僅かですが伸びます。そして,拡大ですので順方向です。
d--->aでは 放熱で僅かですが縮みますが拡大ですので順方向です。
この関係ですので循環対流に加味して下さい。
いずれにしても,上部マントル層の内部が多段に成る説明を補強することになります。

これらの事実を惑星に行き確認する行為は 現在の人類には永遠に禁止されいてます。
従って,地球で確認する他は 有りません。
図f00f06(A)は 直交座標で表した多段の循環対流の地震波の変化の説明です。
図f00f06(B)は 球座標で表した多段の循環対流の地震波の変化の説明です。
理論的には この様になります。
注意しなければ成らないのは 直交座標と球座標では根本的に特性が異なる事実です。 地球や惑星は 四角形をしていません。
現在の人類の常識では「地球や惑星の形状」は 球形です。
惑星や地球の説明を直交座標で実施している資料は 無条件に無視しなければなりません。



残念ですが現在の私には ダイナミック.シュミレ-ション.システムを実施する用意が有りません。
少しずつ準備して実施する予定ですが,多分,結果が出るのは 皆さんが海底の藻屑となった頃になると推定しています。
私自身としては 観測デ-タと照合する事が出来て技術的な興味は満たされますが,発表を聞いて貰う皆さんは 居なくて悲しい限りです。

しかし,皆さんの中で,条件が十分な方は もっと早く計算出来ると思います。
その結果は 図f00f07(A)(B)の様な結論になります。



この時の適用するパラメ-タの数値の選択にも依りますが,上部マントル層の多段の層の厚さは 平均200kmの厚さになります。
そして,三段になります。
ですが,現実の観測事実は 驚く結果になります。
図f00f09(A)(B)を見て下さい。



地球の表面の模様は 自転軸に直角方向の縞模様でなく,自転軸と平行の縞模様です。
この結果は 計算の間違いでは有りません。
「地球の極の滑り回転」の存在を仮定すると容易に理解できます。
「地球の極の滑り回転」は 完全に180度で回転するわけでは有りません。
「滑り回転をしている2段のマントル層」は 僅かですがズレて歪み停止します。
この蓄積がこの様なスイカの皮の縞模様になるのです。
具体的には プレ-トの磁場の逆転の記録と照合しなければなりません。

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