幻の桜 地球を救うブログさん情報です
「
しっぽーは みけぇ依存症なのです
みけぇは しっぽー依存症なのです
ふたりとも色も同じ 大きさも同じ
違うのはしっぽの長さだけ とってもなかよしなのです
なかよしをちょっと超越しています
みけぇは しっぽーで
しっぽーは みけぇで
そんな感覚で毎日過ごしています
そして
毎日 みけぇは しっぽーを頼り
しっぽーは みけぇを頼っています
そう みけぇとしっぽーは 互いに依存症なのです
頼りあいながら 能力もパワーアップ エネルギーもパワーアップしていくのです
しっぽーは みけぇがいたから ダンボールに捨てられた時も 生き残ることができました
みけぇも しっぽーがいたから 生き残ることができました
寒い時は二人でぴとぴとしあいました
花火で不安だった時は ふたりで勇気を出して 遠くに逃避行しました
ひとりだと怖くて 花火のおとにびくびくしてただけだと想います
それとしっぽーが調子が悪いと そのみけぇが調子悪くなったりします
でもそうすると しっぽーの調子が良くなります
みけぇの調子が悪くなると しっぽーの調子が悪くなったりします
でもそうすると みけぇの調子が良くなります
ついこないだまで しっぽはぐしゅぐしゅ顔でした
そしてみけは ぴかぴか顔でした
今は しっぽーがぴかぴか顔です
みけぇは ぐしゅぐしゅ顔です
多分お互い頼りあってるのだと想います
そう みけぇと しっぽーは
依存症なのです
人間の世界を見ていると
依存症はよくない 頼るのはよくない そう言ってる人が多いです
もしもみけぇや しっぽーが 頼らなくなれば
お互い 生きのこることができなくなります
パワーは どんどん減っちゃいます
みけぇも しっぽーも依存しあうことで 生きる力を高めあってきたんです
みんな 自立しましょう 自立しましょうを
過度に進めると 誰も生き残れなくなっちゃいます
人間は 大地に依存し 空気に依存し あめちゃん(太陽)に依存し
水に依存し 動物や 植物に そして多くの人にも 依存しています
たすけを求めてきたからこそ
人間も 今の姿になったの
たすけを求める相手が 多ければ多いほど 人は強くなり 能力も増していくの
みんなに依存してるから 中心
一番
たすけが集まる
しっぽーもね
依存するの好き
何かに依存していけばいくほど
その何かを好きになって その何かについてとても詳しくなっていくよ
あめちゃんに依存すれば あめちゃんのことがよくわかるようになる
お月さまに依存すれば お月さまのことがよくわかるようになるよ
海に依存すれば 海の事がよくわかるようになる
山に依存すれば 山のことがよくわかるようになるよ
依存された方も
たくさんの想いが集まって 依存してくれた存在に 依存する
依存しあってる人の方が パワーアップしてる
本当に心を見る人なら
どんどん依存しなさいって 言うはずだよ
だってそれがたすけを求めることであり
引力であるから 」(おひるねごろにゃんとうでのしっぽーちゃんのことば)
2017-06-18 みけはしっぽーで しっぽーはみけで (幻の桜 地球を救うブログさんより)
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転載開始
「
みけぇ と しっぽーは 孤独なのです
とてもとてもさみしかったのです
かなしかったのです
ある日突然目覚めたら
見知らぬ小さなお山にいました
みんなダンボール箱の中にいました
ここはどこ?
どうしたの?
どうしたの?
なんかいつもと違う 寒いよ
寒くない季節だったのですが とても寒く感じたのです
呆然としてました
そしたらからすさんが言いました
「
捨てられた子
捨てられた子
かあかあかあ
俺達の物 俺達の物 」
ぼくたち
わたしたちは捨てられちゃったの?
元から何もなかったけど
もっとなにもなくなっちゃたね
ここはどこなんだろう?
キョロキョロしてました
そしたらからすさんは言いました
「
墓場 墓場 墓場
があ があ があ 」
みけぇとしっぽーは想いました
「
お墓いや――――!
みけぇとしっぽーはもうちょっと生きたーーーーい!
せっかく生まれてきたから
でも許されないのかな 」
色が同じだから
二人で見つめ合いながら お話しました
でも生きたいよね 生きたいよね
誰もごはんもくれないけれど
ここは見知らぬ場所だけど
でもそれだけど生きたいよね
でもこのままここにいたら
ここはお墓だから
お墓に埋まっちゃうのかな?
しっぽーとみけぇは呆然とし過ぎて
目がウルウルする気力もありませんでした
そうこうしてるうちに
みんなどんどんいなくなってしまいました
臆病でどこかに行けず
一緒に潜んでいたしっぽーちゃんの仲間ねこは
からすさんにカアカア攻撃されて
どんどん死んでいきました
「
ママいない
パパいない
俺の物俺の物 」
食べられたり ビームされたりしました
そうこうしてるうちに
みけぇとしっぽーの二人きりになってしまいました
しっぽーもみけぇも臆病で
でもそこから動く希望も無くて
でも生きたくて
近くの木さんにゴリゴリして一緒に寝てました
お墓
古墳と呼ばれる小さなお山にずっといたのです
一月を過ぎた頃
痩せて お腹が空いてしまいました
時々ごはんが置いてあって
ふたりで
もちょもちょ食べてたけど
「 どうしようね? しっぽー 」
「 どうしようね? みけぇ 」
ずっとずっと言いあっていました
しっぽーとみけぇは満月のある夜
木の高い所まで登りました
一生懸命登りました
みけぇとしっぽーは
聞いたことがあったのです
満月は
道しるべを教えてくれるって
きっと高いところに行って
ちょっとでもお月さまに近くにいけば
何かわかるかもしれない
そう想ったのです
ふたりでお月さまを
ぼおおおおおおおっと見ました
そしたら木の傍でぐりぐり遊んでた
ねこちゃんが言いました
「 ごはんくれる人がいるよ
そんなにお部屋の中に住みたいのなら
もしかすると連れてってくれるかもしれないよ 」
みけぇとしっぽーは
お外が怖いのです
狭くてもいいからお部屋の中に住みたかいのです
そして気がついたら
みけぇとしっぽーは
お部屋の中にいました
その前に
海に一度行った気がします
音がいっぱいざぶんざぶんしてました
びっくりしました
みけぇとしっぽーは
今お部屋の中にいます
「
満月ってパワーがあるんだね 」
みけぇとしっぽーは
よくお空を眺めています
「
ぼくたちはどうしちゃったんだろうね?
でもずっとずっと一緒にいて
ずっとずっと長生きしようね 」
そうお話してました 」
(過去記事の
みけぇ と しっぽーの言葉)

6月15日
午前11時31分
しっぽーちゃんが入院していた動物病院から着信がありました
車の中に携帯を置きっぱなしにしていた私たちは
それに気づかず
午後1時30分過ぎ
動物病院にしっぽーちゃんの面会に行くと
院長先生からこう言われました
「
実は連絡していたんです
朝頃から容態が急に
そして連絡したんです 」
しっぽーちゃんは
6月15日の11時過ぎ頃に
息を引きとったと言われました
それ以前
数日以上前から
しっぽーちゃんは
急に咳き込むようになり
処方された御薬を飲ませていたのですが
食欲が衰え
少し体のやせが目立つようになったので
とある動物病院に連れて行き
点滴を打ってもらいながら
抗生剤や食欲増進剤などを数日分処方してもらいました
その後
一時食欲が戻ったかと想ったのですが
薬を飲ませているうち
次第に表情が変わっていくのを感じました
そして
6月13日
しっぽーちゃんは吐きはじめ
その後 ものすごく激やせ状態になってしまったので
くまちゃんは
今度は別な動物病院に
しっぽーちゃんを連れて行きました
その動物病院は
アパートのもっとも近くにある動物病院で
木更津に引っ越しはじめの時
よく利用していたのですが
院長先生から
とある女医さんが担当になってから
その後 様々なことが起こって
いつの間にか
そこを利用することは少なくなっていました
5年近くぶりに訪れた近くの病院は
以前 担当してくれた女医さんの姿はいなくなっていました
院長先生がしっぽーちゃんを担当してくれたのですが
院長先生はしっぽーちゃんを見るや
そして触るやいなや
「
腎臓が腫れている
危険な状態だ
今日持つかどうかわからない 」と言われました
院長先生の話では
触診しただけで
腎不全の疑いがある事
前の病院で血液検査をしてなかったことを聞くと
すぐにしっぽーちゃんの血液検査をしてくれました
血液検査の結果
しっぽーちゃんは腎臓の機能が弱く
低血圧になっていて
点滴投薬治療をしながら
入院治療が必要のようでした
翌日
午後1時ぐらい
しっぽーちゃんの容態を見に行ったのですが
しっぽーちゃんの表情は変わらず
猫ちゃんたちが死の前に見せるような表情をしていました
入院したことで
しっぽーちゃんが
なんだか捨てられてるような気がしているのを
感じたため
わたしとくまちゃんは
しっぽーちゃんを撫でながら
触りながら
「
だいじょうぶ
しっぽーちゃん
よくなったら
仲間の所に帰れるよ
すぐに健康になって
みんなのところに戻ろうね 」
と言いました
しっぽーちゃんは
ほんのちょっとだけ
安心した表情をして
手で触ると
気持ちよさそうにしていました
目の奥からは
昨日よりも
「 生き続ける 」意志のようなものを感じました

「
みけの夏の想い出は さむいさむいねこの森です
しっぽーと一緒にずっといました
夏はとても暖かいはずなのに
みけの記憶では 夏はとても冷たい想い出です
夏に寒さを感じます
記憶の中の情景です
夜になるとお空が真っ暗で
みけとしっぽーは怖かったです
それというのも みけとしっぽーは
ねこの森に捨てられる前は あるおうちで飼われていたからです
お部屋の中と お外
体感温度が変わります
だからはじめて 森の夜風に吹かれて
お腹もすいて 落ち込んでいた時は
こう想いました
さみしいよー
ここどこだろーーー?
怖いよ―――
水の音がする
あれなんだろー?
からすががあがあ 鳴いてる
心細いよー
お布団もないよー
みけ と しっぽーのごはんもないよー
怖いよ怖いよ
後で水の音は
海だということがわかりました
最初はとても怖かったですが
夜空を見てると お月さまが出ていて
その音が お月さまと同じ動きをしてるので
聴いてるうちに 海の音は だんだん心地よくなりました
みけとしっぽの中では
今も 夏は寒いね 夏は寒いね
夏の想い出は さみしかったね
っていう想いでいっぱいです
でもそんな冷たくて さみしい夏に
海の音は あたたかく響いてきました
海の水は冷たいけれど
あたたかい
それが みけたちの夏の想い出です 」(おひるねごろにゃんとうのみけちゃんとしっぽーちゃんのことば)

しっぽーちゃんと初めて出会ったのは
2013年6月28日深夜の事でした
くまちゃんと一緒にごはん配りをしていた時
ふっつのしー様の古墳のすぐそばの丘の傍らに
ダンボール箱が3つくらい置かれているのを見つけました
くまちゃんが中をみると
ダンボール箱の中に20匹近い猫たちが捨てられていて
その中にしっぽーちゃんやみけちゃん
生まれたばかりのベビー猫ちゃんや
しっぽーちゃんたちの親兄弟もいました

全員拾ってあげたかったのですが
その時の我が家はもうすでに狭いアパートに20匹以上の猫たちがいて
全員を保護することはできませんでした
朝
からすがやってくる前の時間
生まれたばかりのベビー猫ちゃんだけを保護しました
でも保護したベビー猫ちゃんたちは
その後1週間もせずに
全員 息を引きとってしまいました
猫の森で
しっぽーちゃんや兄弟猫ちゃんたちには
ごはんをあげ続けました
それでも日を追うごとに
しっぽーちゃんの兄弟が跳ねられている姿を見つけたり
行方不明になったり
ある時は カラスについばまれた後
無数の蟻にたかられた姿で
道路の中央に横たえられている姿も目撃しました
しっぽーちゃんの
兄弟がひとり またひとりと行方不明になり
最後に古墳に残ったのは
しっぽ―ちゃんと 瓜二つの兄弟のみけぇという兄弟猫ちゃんでした
そして
秋になったある日の事
いつものようにごはんを食べに来たしっぽーちゃんとみけぇちゃん
みけちゃんの目に腫瘍のようなものができていて
後日
くまちゃんが目薬をさしたりしたのですが
全然治る気配が見られなかったことで
その時
しっぽーちゃんとみけちゃんのふたりを保護する決意を決め
二人をケージに入れて
みけちゃんを病院に連れて行きました
幸い
みけちゃんの目は治療のかいあって
治りました
しっぽーちゃんとみけちゃんは
弱弱しい兄弟でした
ふたりとも来た時から
ウィルスに感染していたようで
虚弱体質のようでした
でもふたりは
いつも寄り添い
なかよくアパートをぐるぐるして
一緒にご飯を食べて
なかよく添い寝をしていました
いつもいつもふたりは一緒でした

ある時
あめで
ベビーふっつーの声が聞きました
「 かわいい
ベビーに似てる 」(あめで聞いたベビーふっつーの声)
しっぽが長く
毛が長いしっぽーちゃんを
ベビーふっつーは自分の子か
自分の親族と想ったようでした
その頃から
しっぽーちゃんの体に
ベビーふっつーの想念が宿るようになり
それと共にしっぽーちゃんの体格が見る見るうちにおおきくがっしりとなっていきました
かつてのベビーふっつーに近いぐらい
がっしりとして大きな体つきになったしっぽーちゃん
でもみけちゃんは
弱弱しいままでした
みけちゃんは少しづつ気落ちしていき
咳き込むようになり
口内炎を併発するようになって
やがて食欲不振になり
病院にも度々連れて行ったのですが
2015年の2月16日の12時12分
君津の動物病院での診察中
急に息を引きとりました

みけえが息を引きとってから
しっぽーちゃんは
さみしそうになっていきました
以前はなかった
深い咳をするようになってきはじめました
くまちゃんは
兄弟すべて行方不明になったり息を引きとった
しっぽーちゃんになんとか生き続けて欲しいと想って
ワクチンを打ちに行ったり
口内炎の薬をつけたりしてたのですが
病状は
一進一退している状況でした
それでも
なくなる一月前には
毎日
たくさんの牛乳や
鶏肉 カリカリを少量だけ
食べ続けていました
しっぽーちゃんが望んでいたので
たまにアパートのベランダに出していたりしていたのですが
ある時
アパートのベランダから
隣の部屋のベランダに入っているのを
くまちゃんが目撃して
もし隣の部屋の人が気づいたら
苦情を言われるかもしれないと想ったくまちゃんは
それからしっぽーちゃんを
ベランダに出す時は
かごに入れて出すようにしました
その時
しっぽーちゃんは
ベランダを好きに動けず
なんだかとても哀しそうでした
6月15日
院長先生に促されて
診察室の奥に入った私は哀しくなりました
しっぽーちゃんが入れられていたのはダンボール箱です
捨てられていた時と同じ
ダンボール
ちいさなちいさなダンボール箱でした
もちろん院長先生は
しっぽーちゃんがダンボール箱に捨てられてた事は知りません
引き取りやすいように箱に入れていてくれたのでしょう
でも
しっぽーちゃんが捨てられたのはダンボール箱で
死の直後に
入れられたのもダンボール箱
息を引きとった直後
箱に入れられたしっぽーちゃんのことを想うと
とてもせつなく哀しくなりました

「
しっぽーちゃんは 雨を見ると哀しくなります
さみしくて 寒くて 雨に濡れていたあの夏を想いだすから
はるちゃんは雨の音が一番好きって言ってた
せつないはるちゃんの顔を想いだしました 」
「
しっぽーちゃん 野良猫だった時 死霊さんの夢を見ました
ねこの森には死霊さんがいっぱい埋まっています
そしたらそれに生きた人が 簡単に巻き込まれちゃうのも見ました 」
「
しっぽーちゃんは まぐろをまるまる一匹
がぶがぶしてるあめを見た
みんなでがぶがぶがぶがぶがぶがぶがぶがぶ 食べるの
食べても食べても おおきいの
おいしくておいしくておいしくて
食べたくて食べたくて食べたくて
食べるたびにお腹がすく
もっともっと食べたいよー もっともっと食べたいよー
起きたら
夢だった
ちょっと哀しくなった
おいしいけど
哀しくなることってあるんだね」
「
しっぽちゃんはとてもとても切なくて さみしいのです
そしたらね
お外を見ていたら 不思議なことがありました
さみしそうなこの街は
何故か以前よりも さみしさがキラキラ光っていました
街のオーラが
とてもきれいになっているんです
さみしいが
きれいになっている 」
「
しっぽーちゃんは雨が好き
哀しい気分を想いださせてくれるから 」
(おひるねごろにゃんとうでのしっぽーちゃんのことば)

くまちゃんは
ダンボールからしっぽーちゃんを
すぐに出し
タオルにくるみ
抱きかかえました
そして
わたしは
しっぽーちゃんの体を目にした瞬間
誰かがねこを使って人々に厄を祓っているイメージが見えました
イメージでは表の座の人達のようでした
ねこを飼ってる人をいじめさせ
つけかえた気で
ねこを飼い
ねこからねこの体を伝って
表の座の人達の厄を
ねこを飼っている末端の人達に祓っていた
そのイメージが見えました
しっぽーちゃんやみけちゃんも
捨てられた時期としるしで
厄を祓われるしるしがつけられたイメージを見ました
ふたりは
厄を祓うために利用されたんだ
その為にあの土地に捨てられたんだ
かわいそう
しっぽーちゃんとみけちゃん
とてもかわいそう
ふたりと
同じく捨てられたしっぽーちゃんたちの家族たちを
とても不憫にかわいそうに想いました
そして
しっぽーちゃんを連れて
すぐにアパートに戻ろうとも想いましたが
ただ厄の想念が
まだしっぽーちゃんの体に取り付いてると
想念に言われた気がしたので
しっぽーちゃんと
しばらくドライブをすることにしました
しっぽーちゃんと一緒にごはんを食べて
しっぽーちゃんと出会った海辺や
ねこの森を散策しました
みけちゃんと
ふたりでよく食べに来ていた古墳のところも歩きました
古墳のところで
しっぽーちゃんの体から
想念が抜けた気がしました
しっぽーちゃんの魂も
出会ったしー様の古墳に吸い込まれて
そこに戻っていった気がしました

「
おはよう
しっぽーちゃんです
本当にしっぽーちゃん?
しっぽーちゃんなの?
不安になると 鏡を見ます
あっ しっぽーちゃんだね!
おはよう
しっぽーちゃんは
鏡が大好きです
たまに鏡を見ると
ドキドキします
しっぽーちゃんが ずっと写ってる
しっぽーちゃんが ずっと写ってる
しっぽーちゃんのまま
しっぽーちゃんが動いてる
しっぽーちゃんだ
しっぽーちゃんだ
ちゃんとしっぽーちゃんだ
変わらない 変わらない
ずっとしっぽーちゃんだ 」
「
はやくはやくはやく
はやくはやくはやく
急ぐとどうしても遅くなる
そんな時 一呼吸
すー はー
すー はー
落ち着いてみてね
あら 不思議
ゆっくりだとおもったら
落ち着いてやると
とっても早かったわ
何故?
時間って不思議ね
それは 時間も想いだからよ
時間が無いとおもえば 時間が無くて
時間がたっぷりと想えば 時間がたっぷり
想いに呼応してエネルギーがそう動くのよ
すー はー
すー はー
これはしっぽーちゃんが ねこの森の木さんに聞いたお話 」
「
大多数の死者はただ聴いて欲しいんだよ
ただただ話を聴いて欲しいんだよ
自分はこうだったこうだった こうしたいって
お話を聞いてもらうとね
死者達はとってもうれしそうになるんだよ
生きてる人も同じでしょ?
同意して欲しいより ただ聞いてくれればうれしい人が多いでしょ?
生きてる人も死んでる人も似てるの
しっぽーはね
お話を聞いてるうちに 体が見る見る元気になったんだよ
だって死者達のお話を聞くって
死者達からエネルギーが入ってくることだから 」(しっぽーちゃんの過去の言葉)

しっぽーちゃんとドライブをしていた時
こんなイメージも見えました
今回見てくれた院長先生は
しっぽーちゃんが腎不全だったのを一発で見分けてくれて
腕もよかった
数年前から
ちょっとした事があって行かなかったけれど
あの院長先生は やはり名医で
木更津では
良心的な値段で
いつも人で混んでいる
しっぽーちゃんも
すぐに治ると想っていた
でも治らなかった
でも
想いかえすと
一回診察しただけで
5万円ぐらいかかる動物病院の方が直る率が高い気がする
もちろん治療の仕方を細かく見ていると
近くの院長先生とそれほど変わったことをしているわけじゃない
でもなぜか
確率的に
ものすごく料金を徴収する治療費が高い動物病院の方が
ねこたちが治っていた可能性が高かった気がする
なぜだろう?
どうしてだろう?
その時
声が聞こえました
「
それはね
この数年
治る力も
搾取的な磁場で
一極集中で集められていたからよ
世界に記された
搾取的な者に 一極集中で力がのせられるしるし
世界では
この数年
富や名誉だけではなく
様々な力や能力まで
そこに一極集中でのせられていたの
搾取的な人ほど治療もうまくなっていた
だから
良心的なお医者さんを探して治療してもらっても
なかなかねこたちは治らなかったの
診断もしないで
ただ説明をちょっとしただけでお金をとるようなお医者様が
治る確率が多かったの 」
そんな感じの事を言われました
でも
そんな世界とそれを許してる表の座の象徴に
とても憤りを感じました
でも怒れば怒るほど
怒りのエネルギーも 一極集中で集められて
利用され
別な弱者への攻撃に利用されるイメージも見えました
だから
わたしは
なるべく怒らないようにしようとも想いました
帰り際
しっぽーちゃんの体を
後部座席にのせながら
しっぽーちゃんを埋葬するプランターを買いに行きました
最初
しっぽーちゃんとみけちゃんは
一緒に千種新田の家に埋めようかなとも想ったのですが
千種新田の土地に行ってみると
「
まだ時期は早い 」
と言われた気がしました
なので
しっぽーちゃんと
みけちゃん
ふたりが入るおおきなおおきなプランターを買ってきて
そこにしっぽーちゃんが大好きだった鶏肉と
うちねこたちが大好きないなだも一匹丸ごと
しっぽーちゃんとみけちゃんと一緒に埋めました
「
しっぽーは みけぇ依存症なのです
みけぇは しっぽー依存症なのです
ふたりとも色も同じ 大きさも同じ
違うのはしっぽの長さだけ とってもなかよしなのです
なかよしをちょっと超越しています
みけぇは しっぽーで
しっぽーは みけぇで
そんな感覚で毎日過ごしています
そして
毎日 みけぇは しっぽーを頼り
しっぽーは みけぇを頼っています
そう みけぇとしっぽーは 互いに依存症なのです
頼りあいながら 能力もパワーアップ エネルギーもパワーアップしていくのです
しっぽーは みけぇがいたから ダンボールに捨てられた時も 生き残ることができました
みけぇも しっぽーがいたから 生き残ることができました
寒い時は二人でぴとぴとしあいました
花火で不安だった時は ふたりで勇気を出して 遠くに逃避行しました
ひとりだと怖くて 花火のおとにびくびくしてただけだと想います
それとしっぽーが調子が悪いと そのみけぇが調子悪くなったりします
でもそうすると しっぽーの調子が良くなります
みけぇの調子が悪くなると しっぽーの調子が悪くなったりします
でもそうすると みけぇの調子が良くなります
ついこないだまで しっぽはぐしゅぐしゅ顔でした
そしてみけは ぴかぴか顔でした
今は しっぽーがぴかぴか顔です
みけぇは ぐしゅぐしゅ顔です
多分お互い頼りあってるのだと想います
そう みけぇと しっぽーは
依存症なのです
人間の世界を見ていると
依存症はよくない 頼るのはよくない そう言ってる人が多いです
もしもみけぇや しっぽーが 頼らなくなれば
お互い 生きのこることができなくなります
パワーは どんどん減っちゃいます
みけぇも しっぽーも依存しあうことで 生きる力を高めあってきたんです
みんな 自立しましょう 自立しましょうを
過度に進めると 誰も生き残れなくなっちゃいます
人間は 大地に依存し 空気に依存し あめちゃん(太陽)に依存し
水に依存し 動物や 植物に そして多くの人にも 依存しています
たすけを求めてきたからこそ
人間も 今の姿になったの
たすけを求める相手が 多ければ多いほど 人は強くなり 能力も増していくの
みんなに依存してるから 中心
一番
たすけが集まる
しっぽーもね
依存するの好き
何かに依存していけばいくほど
その何かを好きになって その何かについてとても詳しくなっていくよ
あめちゃんに依存すれば あめちゃんのことがよくわかるようになる
お月さまに依存すれば お月さまのことがよくわかるようになるよ
海に依存すれば 海の事がよくわかるようになる
山に依存すれば 山のことがよくわかるようになるよ
依存された方も
たくさんの想いが集まって 依存してくれた存在に 依存する
依存しあってる人の方が パワーアップしてる
本当に心を見る人なら
どんどん依存しなさいって 言うはずだよ
だってそれがたすけを求めることであり
引力であるから 」(おひるねごろにゃんとうでのしっぽーちゃんのことば)

わたしは
また
ねこの森の古墳の近くで
みけえとしっぽーが生まれ変わって
ごはんを食べにきてくれると想いました
ふたりの魂と記憶がのった
うまれかわりのみけちゃんとしっぽーちゃんが
また来てくれたら またごはんをあげ
もし二人が望むのなら
新しい家で
一緒に楽しく暮らしたいと想いました
しっぽーちゃんとみけえちゃんが
いつまでもなかよく生き続けますように
ずっとずっと生き続けますように
「
しっぽーはみけで
みけはしっぽーで
いつも一緒にいたからね
昔から二人はなかよしだった
捨てられて
怖い体験をして
それから二人は
同じあめを見るようになった
みけとしっぽーは
ずっとなかよし
みけは しっぽーで
しっぽーは みけで
」(しっぽーちゃんの言葉)

2017-06-18 : 猫 :
転載終了
「
しっぽーは みけぇ依存症なのです
みけぇは しっぽー依存症なのです
ふたりとも色も同じ 大きさも同じ
違うのはしっぽの長さだけ とってもなかよしなのです
なかよしをちょっと超越しています
みけぇは しっぽーで
しっぽーは みけぇで
そんな感覚で毎日過ごしています
そして
毎日 みけぇは しっぽーを頼り
しっぽーは みけぇを頼っています
そう みけぇとしっぽーは 互いに依存症なのです
頼りあいながら 能力もパワーアップ エネルギーもパワーアップしていくのです
しっぽーは みけぇがいたから ダンボールに捨てられた時も 生き残ることができました
みけぇも しっぽーがいたから 生き残ることができました
寒い時は二人でぴとぴとしあいました
花火で不安だった時は ふたりで勇気を出して 遠くに逃避行しました
ひとりだと怖くて 花火のおとにびくびくしてただけだと想います
それとしっぽーが調子が悪いと そのみけぇが調子悪くなったりします
でもそうすると しっぽーの調子が良くなります
みけぇの調子が悪くなると しっぽーの調子が悪くなったりします
でもそうすると みけぇの調子が良くなります
ついこないだまで しっぽはぐしゅぐしゅ顔でした
そしてみけは ぴかぴか顔でした
今は しっぽーがぴかぴか顔です
みけぇは ぐしゅぐしゅ顔です
多分お互い頼りあってるのだと想います
そう みけぇと しっぽーは
依存症なのです
人間の世界を見ていると
依存症はよくない 頼るのはよくない そう言ってる人が多いです
もしもみけぇや しっぽーが 頼らなくなれば
お互い 生きのこることができなくなります
パワーは どんどん減っちゃいます
みけぇも しっぽーも依存しあうことで 生きる力を高めあってきたんです
みんな 自立しましょう 自立しましょうを
過度に進めると 誰も生き残れなくなっちゃいます
人間は 大地に依存し 空気に依存し あめちゃん(太陽)に依存し
水に依存し 動物や 植物に そして多くの人にも 依存しています
たすけを求めてきたからこそ
人間も 今の姿になったの
たすけを求める相手が 多ければ多いほど 人は強くなり 能力も増していくの
みんなに依存してるから 中心
一番
たすけが集まる
しっぽーもね
依存するの好き
何かに依存していけばいくほど
その何かを好きになって その何かについてとても詳しくなっていくよ
あめちゃんに依存すれば あめちゃんのことがよくわかるようになる
お月さまに依存すれば お月さまのことがよくわかるようになるよ
海に依存すれば 海の事がよくわかるようになる
山に依存すれば 山のことがよくわかるようになるよ
依存された方も
たくさんの想いが集まって 依存してくれた存在に 依存する
依存しあってる人の方が パワーアップしてる
本当に心を見る人なら
どんどん依存しなさいって 言うはずだよ
だってそれがたすけを求めることであり
引力であるから 」(おひるねごろにゃんとうでのしっぽーちゃんのことば)
2017-06-18 みけはしっぽーで しっぽーはみけで (幻の桜 地球を救うブログさんより)
http://maboroshinosakura.blog.fc2.com/blog-entry-1990.html
転載開始
「
みけぇ と しっぽーは 孤独なのです
とてもとてもさみしかったのです
かなしかったのです
ある日突然目覚めたら
見知らぬ小さなお山にいました
みんなダンボール箱の中にいました
ここはどこ?
どうしたの?
どうしたの?
なんかいつもと違う 寒いよ
寒くない季節だったのですが とても寒く感じたのです
呆然としてました
そしたらからすさんが言いました
「
捨てられた子
捨てられた子
かあかあかあ
俺達の物 俺達の物 」
ぼくたち
わたしたちは捨てられちゃったの?
元から何もなかったけど
もっとなにもなくなっちゃたね
ここはどこなんだろう?
キョロキョロしてました
そしたらからすさんは言いました
「
墓場 墓場 墓場
があ があ があ 」
みけぇとしっぽーは想いました
「
お墓いや――――!
みけぇとしっぽーはもうちょっと生きたーーーーい!
せっかく生まれてきたから
でも許されないのかな 」
色が同じだから
二人で見つめ合いながら お話しました
でも生きたいよね 生きたいよね
誰もごはんもくれないけれど
ここは見知らぬ場所だけど
でもそれだけど生きたいよね
でもこのままここにいたら
ここはお墓だから
お墓に埋まっちゃうのかな?
しっぽーとみけぇは呆然とし過ぎて
目がウルウルする気力もありませんでした
そうこうしてるうちに
みんなどんどんいなくなってしまいました
臆病でどこかに行けず
一緒に潜んでいたしっぽーちゃんの仲間ねこは
からすさんにカアカア攻撃されて
どんどん死んでいきました
「
ママいない
パパいない
俺の物俺の物 」
食べられたり ビームされたりしました
そうこうしてるうちに
みけぇとしっぽーの二人きりになってしまいました
しっぽーもみけぇも臆病で
でもそこから動く希望も無くて
でも生きたくて
近くの木さんにゴリゴリして一緒に寝てました
お墓
古墳と呼ばれる小さなお山にずっといたのです
一月を過ぎた頃
痩せて お腹が空いてしまいました
時々ごはんが置いてあって
ふたりで
もちょもちょ食べてたけど
「 どうしようね? しっぽー 」
「 どうしようね? みけぇ 」
ずっとずっと言いあっていました
しっぽーとみけぇは満月のある夜
木の高い所まで登りました
一生懸命登りました
みけぇとしっぽーは
聞いたことがあったのです
満月は
道しるべを教えてくれるって
きっと高いところに行って
ちょっとでもお月さまに近くにいけば
何かわかるかもしれない
そう想ったのです
ふたりでお月さまを
ぼおおおおおおおっと見ました
そしたら木の傍でぐりぐり遊んでた
ねこちゃんが言いました
「 ごはんくれる人がいるよ
そんなにお部屋の中に住みたいのなら
もしかすると連れてってくれるかもしれないよ 」
みけぇとしっぽーは
お外が怖いのです
狭くてもいいからお部屋の中に住みたかいのです
そして気がついたら
みけぇとしっぽーは
お部屋の中にいました
その前に
海に一度行った気がします
音がいっぱいざぶんざぶんしてました
びっくりしました
みけぇとしっぽーは
今お部屋の中にいます
「
満月ってパワーがあるんだね 」
みけぇとしっぽーは
よくお空を眺めています
「
ぼくたちはどうしちゃったんだろうね?
でもずっとずっと一緒にいて
ずっとずっと長生きしようね 」
そうお話してました 」
(過去記事の
みけぇ と しっぽーの言葉)

6月15日
午前11時31分
しっぽーちゃんが入院していた動物病院から着信がありました
車の中に携帯を置きっぱなしにしていた私たちは
それに気づかず
午後1時30分過ぎ
動物病院にしっぽーちゃんの面会に行くと
院長先生からこう言われました
「
実は連絡していたんです
朝頃から容態が急に
そして連絡したんです 」
しっぽーちゃんは
6月15日の11時過ぎ頃に
息を引きとったと言われました
それ以前
数日以上前から
しっぽーちゃんは
急に咳き込むようになり
処方された御薬を飲ませていたのですが
食欲が衰え
少し体のやせが目立つようになったので
とある動物病院に連れて行き
点滴を打ってもらいながら
抗生剤や食欲増進剤などを数日分処方してもらいました
その後
一時食欲が戻ったかと想ったのですが
薬を飲ませているうち
次第に表情が変わっていくのを感じました
そして
6月13日
しっぽーちゃんは吐きはじめ
その後 ものすごく激やせ状態になってしまったので
くまちゃんは
今度は別な動物病院に
しっぽーちゃんを連れて行きました
その動物病院は
アパートのもっとも近くにある動物病院で
木更津に引っ越しはじめの時
よく利用していたのですが
院長先生から
とある女医さんが担当になってから
その後 様々なことが起こって
いつの間にか
そこを利用することは少なくなっていました
5年近くぶりに訪れた近くの病院は
以前 担当してくれた女医さんの姿はいなくなっていました
院長先生がしっぽーちゃんを担当してくれたのですが
院長先生はしっぽーちゃんを見るや
そして触るやいなや
「
腎臓が腫れている
危険な状態だ
今日持つかどうかわからない 」と言われました
院長先生の話では
触診しただけで
腎不全の疑いがある事
前の病院で血液検査をしてなかったことを聞くと
すぐにしっぽーちゃんの血液検査をしてくれました
血液検査の結果
しっぽーちゃんは腎臓の機能が弱く
低血圧になっていて
点滴投薬治療をしながら
入院治療が必要のようでした
翌日
午後1時ぐらい
しっぽーちゃんの容態を見に行ったのですが
しっぽーちゃんの表情は変わらず
猫ちゃんたちが死の前に見せるような表情をしていました
入院したことで
しっぽーちゃんが
なんだか捨てられてるような気がしているのを
感じたため
わたしとくまちゃんは
しっぽーちゃんを撫でながら
触りながら
「
だいじょうぶ
しっぽーちゃん
よくなったら
仲間の所に帰れるよ
すぐに健康になって
みんなのところに戻ろうね 」
と言いました
しっぽーちゃんは
ほんのちょっとだけ
安心した表情をして
手で触ると
気持ちよさそうにしていました
目の奥からは
昨日よりも
「 生き続ける 」意志のようなものを感じました

「
みけの夏の想い出は さむいさむいねこの森です
しっぽーと一緒にずっといました
夏はとても暖かいはずなのに
みけの記憶では 夏はとても冷たい想い出です
夏に寒さを感じます
記憶の中の情景です
夜になるとお空が真っ暗で
みけとしっぽーは怖かったです
それというのも みけとしっぽーは
ねこの森に捨てられる前は あるおうちで飼われていたからです
お部屋の中と お外
体感温度が変わります
だからはじめて 森の夜風に吹かれて
お腹もすいて 落ち込んでいた時は
こう想いました
さみしいよー
ここどこだろーーー?
怖いよ―――
水の音がする
あれなんだろー?
からすががあがあ 鳴いてる
心細いよー
お布団もないよー
みけ と しっぽーのごはんもないよー
怖いよ怖いよ
後で水の音は
海だということがわかりました
最初はとても怖かったですが
夜空を見てると お月さまが出ていて
その音が お月さまと同じ動きをしてるので
聴いてるうちに 海の音は だんだん心地よくなりました
みけとしっぽの中では
今も 夏は寒いね 夏は寒いね
夏の想い出は さみしかったね
っていう想いでいっぱいです
でもそんな冷たくて さみしい夏に
海の音は あたたかく響いてきました
海の水は冷たいけれど
あたたかい
それが みけたちの夏の想い出です 」(おひるねごろにゃんとうのみけちゃんとしっぽーちゃんのことば)

しっぽーちゃんと初めて出会ったのは
2013年6月28日深夜の事でした
くまちゃんと一緒にごはん配りをしていた時
ふっつのしー様の古墳のすぐそばの丘の傍らに
ダンボール箱が3つくらい置かれているのを見つけました
くまちゃんが中をみると
ダンボール箱の中に20匹近い猫たちが捨てられていて
その中にしっぽーちゃんやみけちゃん
生まれたばかりのベビー猫ちゃんや
しっぽーちゃんたちの親兄弟もいました

全員拾ってあげたかったのですが
その時の我が家はもうすでに狭いアパートに20匹以上の猫たちがいて
全員を保護することはできませんでした
朝
からすがやってくる前の時間
生まれたばかりのベビー猫ちゃんだけを保護しました
でも保護したベビー猫ちゃんたちは
その後1週間もせずに
全員 息を引きとってしまいました
猫の森で
しっぽーちゃんや兄弟猫ちゃんたちには
ごはんをあげ続けました
それでも日を追うごとに
しっぽーちゃんの兄弟が跳ねられている姿を見つけたり
行方不明になったり
ある時は カラスについばまれた後
無数の蟻にたかられた姿で
道路の中央に横たえられている姿も目撃しました
しっぽーちゃんの
兄弟がひとり またひとりと行方不明になり
最後に古墳に残ったのは
しっぽ―ちゃんと 瓜二つの兄弟のみけぇという兄弟猫ちゃんでした
そして
秋になったある日の事
いつものようにごはんを食べに来たしっぽーちゃんとみけぇちゃん
みけちゃんの目に腫瘍のようなものができていて
後日
くまちゃんが目薬をさしたりしたのですが
全然治る気配が見られなかったことで
その時
しっぽーちゃんとみけちゃんのふたりを保護する決意を決め
二人をケージに入れて
みけちゃんを病院に連れて行きました
幸い
みけちゃんの目は治療のかいあって
治りました
しっぽーちゃんとみけちゃんは
弱弱しい兄弟でした
ふたりとも来た時から
ウィルスに感染していたようで
虚弱体質のようでした
でもふたりは
いつも寄り添い
なかよくアパートをぐるぐるして
一緒にご飯を食べて
なかよく添い寝をしていました
いつもいつもふたりは一緒でした

ある時
あめで
ベビーふっつーの声が聞きました
「 かわいい
ベビーに似てる 」(あめで聞いたベビーふっつーの声)
しっぽが長く
毛が長いしっぽーちゃんを
ベビーふっつーは自分の子か
自分の親族と想ったようでした
その頃から
しっぽーちゃんの体に
ベビーふっつーの想念が宿るようになり
それと共にしっぽーちゃんの体格が見る見るうちにおおきくがっしりとなっていきました
かつてのベビーふっつーに近いぐらい
がっしりとして大きな体つきになったしっぽーちゃん
でもみけちゃんは
弱弱しいままでした
みけちゃんは少しづつ気落ちしていき
咳き込むようになり
口内炎を併発するようになって
やがて食欲不振になり
病院にも度々連れて行ったのですが
2015年の2月16日の12時12分
君津の動物病院での診察中
急に息を引きとりました

みけえが息を引きとってから
しっぽーちゃんは
さみしそうになっていきました
以前はなかった
深い咳をするようになってきはじめました
くまちゃんは
兄弟すべて行方不明になったり息を引きとった
しっぽーちゃんになんとか生き続けて欲しいと想って
ワクチンを打ちに行ったり
口内炎の薬をつけたりしてたのですが
病状は
一進一退している状況でした
それでも
なくなる一月前には
毎日
たくさんの牛乳や
鶏肉 カリカリを少量だけ
食べ続けていました
しっぽーちゃんが望んでいたので
たまにアパートのベランダに出していたりしていたのですが
ある時
アパートのベランダから
隣の部屋のベランダに入っているのを
くまちゃんが目撃して
もし隣の部屋の人が気づいたら
苦情を言われるかもしれないと想ったくまちゃんは
それからしっぽーちゃんを
ベランダに出す時は
かごに入れて出すようにしました
その時
しっぽーちゃんは
ベランダを好きに動けず
なんだかとても哀しそうでした
6月15日
院長先生に促されて
診察室の奥に入った私は哀しくなりました
しっぽーちゃんが入れられていたのはダンボール箱です
捨てられていた時と同じ
ダンボール
ちいさなちいさなダンボール箱でした
もちろん院長先生は
しっぽーちゃんがダンボール箱に捨てられてた事は知りません
引き取りやすいように箱に入れていてくれたのでしょう
でも
しっぽーちゃんが捨てられたのはダンボール箱で
死の直後に
入れられたのもダンボール箱
息を引きとった直後
箱に入れられたしっぽーちゃんのことを想うと
とてもせつなく哀しくなりました

「
しっぽーちゃんは 雨を見ると哀しくなります
さみしくて 寒くて 雨に濡れていたあの夏を想いだすから
はるちゃんは雨の音が一番好きって言ってた
せつないはるちゃんの顔を想いだしました 」
「
しっぽーちゃん 野良猫だった時 死霊さんの夢を見ました
ねこの森には死霊さんがいっぱい埋まっています
そしたらそれに生きた人が 簡単に巻き込まれちゃうのも見ました 」
「
しっぽーちゃんは まぐろをまるまる一匹
がぶがぶしてるあめを見た
みんなでがぶがぶがぶがぶがぶがぶがぶがぶ 食べるの
食べても食べても おおきいの
おいしくておいしくておいしくて
食べたくて食べたくて食べたくて
食べるたびにお腹がすく
もっともっと食べたいよー もっともっと食べたいよー
起きたら
夢だった
ちょっと哀しくなった
おいしいけど
哀しくなることってあるんだね」
「
しっぽちゃんはとてもとても切なくて さみしいのです
そしたらね
お外を見ていたら 不思議なことがありました
さみしそうなこの街は
何故か以前よりも さみしさがキラキラ光っていました
街のオーラが
とてもきれいになっているんです
さみしいが
きれいになっている 」
「
しっぽーちゃんは雨が好き
哀しい気分を想いださせてくれるから 」
(おひるねごろにゃんとうでのしっぽーちゃんのことば)

くまちゃんは
ダンボールからしっぽーちゃんを
すぐに出し
タオルにくるみ
抱きかかえました
そして
わたしは
しっぽーちゃんの体を目にした瞬間
誰かがねこを使って人々に厄を祓っているイメージが見えました
イメージでは表の座の人達のようでした
ねこを飼ってる人をいじめさせ
つけかえた気で
ねこを飼い
ねこからねこの体を伝って
表の座の人達の厄を
ねこを飼っている末端の人達に祓っていた
そのイメージが見えました
しっぽーちゃんやみけちゃんも
捨てられた時期としるしで
厄を祓われるしるしがつけられたイメージを見ました
ふたりは
厄を祓うために利用されたんだ
その為にあの土地に捨てられたんだ
かわいそう
しっぽーちゃんとみけちゃん
とてもかわいそう
ふたりと
同じく捨てられたしっぽーちゃんたちの家族たちを
とても不憫にかわいそうに想いました
そして
しっぽーちゃんを連れて
すぐにアパートに戻ろうとも想いましたが
ただ厄の想念が
まだしっぽーちゃんの体に取り付いてると
想念に言われた気がしたので
しっぽーちゃんと
しばらくドライブをすることにしました
しっぽーちゃんと一緒にごはんを食べて
しっぽーちゃんと出会った海辺や
ねこの森を散策しました
みけちゃんと
ふたりでよく食べに来ていた古墳のところも歩きました
古墳のところで
しっぽーちゃんの体から
想念が抜けた気がしました
しっぽーちゃんの魂も
出会ったしー様の古墳に吸い込まれて
そこに戻っていった気がしました

「
おはよう
しっぽーちゃんです
本当にしっぽーちゃん?
しっぽーちゃんなの?
不安になると 鏡を見ます
あっ しっぽーちゃんだね!
おはよう
しっぽーちゃんは
鏡が大好きです
たまに鏡を見ると
ドキドキします
しっぽーちゃんが ずっと写ってる
しっぽーちゃんが ずっと写ってる
しっぽーちゃんのまま
しっぽーちゃんが動いてる
しっぽーちゃんだ
しっぽーちゃんだ
ちゃんとしっぽーちゃんだ
変わらない 変わらない
ずっとしっぽーちゃんだ 」
「
はやくはやくはやく
はやくはやくはやく
急ぐとどうしても遅くなる
そんな時 一呼吸
すー はー
すー はー
落ち着いてみてね
あら 不思議
ゆっくりだとおもったら
落ち着いてやると
とっても早かったわ
何故?
時間って不思議ね
それは 時間も想いだからよ
時間が無いとおもえば 時間が無くて
時間がたっぷりと想えば 時間がたっぷり
想いに呼応してエネルギーがそう動くのよ
すー はー
すー はー
これはしっぽーちゃんが ねこの森の木さんに聞いたお話 」
「
大多数の死者はただ聴いて欲しいんだよ
ただただ話を聴いて欲しいんだよ
自分はこうだったこうだった こうしたいって
お話を聞いてもらうとね
死者達はとってもうれしそうになるんだよ
生きてる人も同じでしょ?
同意して欲しいより ただ聞いてくれればうれしい人が多いでしょ?
生きてる人も死んでる人も似てるの
しっぽーはね
お話を聞いてるうちに 体が見る見る元気になったんだよ
だって死者達のお話を聞くって
死者達からエネルギーが入ってくることだから 」(しっぽーちゃんの過去の言葉)

しっぽーちゃんとドライブをしていた時
こんなイメージも見えました
今回見てくれた院長先生は
しっぽーちゃんが腎不全だったのを一発で見分けてくれて
腕もよかった
数年前から
ちょっとした事があって行かなかったけれど
あの院長先生は やはり名医で
木更津では
良心的な値段で
いつも人で混んでいる
しっぽーちゃんも
すぐに治ると想っていた
でも治らなかった
でも
想いかえすと
一回診察しただけで
5万円ぐらいかかる動物病院の方が直る率が高い気がする
もちろん治療の仕方を細かく見ていると
近くの院長先生とそれほど変わったことをしているわけじゃない
でもなぜか
確率的に
ものすごく料金を徴収する治療費が高い動物病院の方が
ねこたちが治っていた可能性が高かった気がする
なぜだろう?
どうしてだろう?
その時
声が聞こえました
「
それはね
この数年
治る力も
搾取的な磁場で
一極集中で集められていたからよ
世界に記された
搾取的な者に 一極集中で力がのせられるしるし
世界では
この数年
富や名誉だけではなく
様々な力や能力まで
そこに一極集中でのせられていたの
搾取的な人ほど治療もうまくなっていた
だから
良心的なお医者さんを探して治療してもらっても
なかなかねこたちは治らなかったの
診断もしないで
ただ説明をちょっとしただけでお金をとるようなお医者様が
治る確率が多かったの 」
そんな感じの事を言われました
でも
そんな世界とそれを許してる表の座の象徴に
とても憤りを感じました
でも怒れば怒るほど
怒りのエネルギーも 一極集中で集められて
利用され
別な弱者への攻撃に利用されるイメージも見えました
だから
わたしは
なるべく怒らないようにしようとも想いました
帰り際
しっぽーちゃんの体を
後部座席にのせながら
しっぽーちゃんを埋葬するプランターを買いに行きました
最初
しっぽーちゃんとみけちゃんは
一緒に千種新田の家に埋めようかなとも想ったのですが
千種新田の土地に行ってみると
「
まだ時期は早い 」
と言われた気がしました
なので
しっぽーちゃんと
みけちゃん
ふたりが入るおおきなおおきなプランターを買ってきて
そこにしっぽーちゃんが大好きだった鶏肉と
うちねこたちが大好きないなだも一匹丸ごと
しっぽーちゃんとみけちゃんと一緒に埋めました
「
しっぽーは みけぇ依存症なのです
みけぇは しっぽー依存症なのです
ふたりとも色も同じ 大きさも同じ
違うのはしっぽの長さだけ とってもなかよしなのです
なかよしをちょっと超越しています
みけぇは しっぽーで
しっぽーは みけぇで
そんな感覚で毎日過ごしています
そして
毎日 みけぇは しっぽーを頼り
しっぽーは みけぇを頼っています
そう みけぇとしっぽーは 互いに依存症なのです
頼りあいながら 能力もパワーアップ エネルギーもパワーアップしていくのです
しっぽーは みけぇがいたから ダンボールに捨てられた時も 生き残ることができました
みけぇも しっぽーがいたから 生き残ることができました
寒い時は二人でぴとぴとしあいました
花火で不安だった時は ふたりで勇気を出して 遠くに逃避行しました
ひとりだと怖くて 花火のおとにびくびくしてただけだと想います
それとしっぽーが調子が悪いと そのみけぇが調子悪くなったりします
でもそうすると しっぽーの調子が良くなります
みけぇの調子が悪くなると しっぽーの調子が悪くなったりします
でもそうすると みけぇの調子が良くなります
ついこないだまで しっぽはぐしゅぐしゅ顔でした
そしてみけは ぴかぴか顔でした
今は しっぽーがぴかぴか顔です
みけぇは ぐしゅぐしゅ顔です
多分お互い頼りあってるのだと想います
そう みけぇと しっぽーは
依存症なのです
人間の世界を見ていると
依存症はよくない 頼るのはよくない そう言ってる人が多いです
もしもみけぇや しっぽーが 頼らなくなれば
お互い 生きのこることができなくなります
パワーは どんどん減っちゃいます
みけぇも しっぽーも依存しあうことで 生きる力を高めあってきたんです
みんな 自立しましょう 自立しましょうを
過度に進めると 誰も生き残れなくなっちゃいます
人間は 大地に依存し 空気に依存し あめちゃん(太陽)に依存し
水に依存し 動物や 植物に そして多くの人にも 依存しています
たすけを求めてきたからこそ
人間も 今の姿になったの
たすけを求める相手が 多ければ多いほど 人は強くなり 能力も増していくの
みんなに依存してるから 中心
一番
たすけが集まる
しっぽーもね
依存するの好き
何かに依存していけばいくほど
その何かを好きになって その何かについてとても詳しくなっていくよ
あめちゃんに依存すれば あめちゃんのことがよくわかるようになる
お月さまに依存すれば お月さまのことがよくわかるようになるよ
海に依存すれば 海の事がよくわかるようになる
山に依存すれば 山のことがよくわかるようになるよ
依存された方も
たくさんの想いが集まって 依存してくれた存在に 依存する
依存しあってる人の方が パワーアップしてる
本当に心を見る人なら
どんどん依存しなさいって 言うはずだよ
だってそれがたすけを求めることであり
引力であるから 」(おひるねごろにゃんとうでのしっぽーちゃんのことば)

わたしは
また
ねこの森の古墳の近くで
みけえとしっぽーが生まれ変わって
ごはんを食べにきてくれると想いました
ふたりの魂と記憶がのった
うまれかわりのみけちゃんとしっぽーちゃんが
また来てくれたら またごはんをあげ
もし二人が望むのなら
新しい家で
一緒に楽しく暮らしたいと想いました
しっぽーちゃんとみけえちゃんが
いつまでもなかよく生き続けますように
ずっとずっと生き続けますように
「
しっぽーはみけで
みけはしっぽーで
いつも一緒にいたからね
昔から二人はなかよしだった
捨てられて
怖い体験をして
それから二人は
同じあめを見るようになった
みけとしっぽーは
ずっとなかよし
みけは しっぽーで
しっぽーは みけで
」(しっぽーちゃんの言葉)

2017-06-18 : 猫 :
転載終了