ありがとう☆

前は独り占めだったのに・・・


「犬と一緒にベッドなどで寝てはいけない」って躾の本には書いてあるけど、我が家は一緒に寝ている。もちろん主従関係がきちんと出来ているのならいいのだそうだが、果たしてうちはどうなのかなぁ・・・かなり疑わしいけど
でもうちの子達は犬だけで勝手に寝室のベッドで寝たりはしない。必ず私かダンナが寝室にいる時、もしくは寝る時に限る。例えば留守中に寝室のドアが開いていても犬だけでベッドで寝ている事はない。ちゃんとリビングの定位置で寝ている。要は私と一緒にいたいだけのストーカーなのかも。

kaiは小さい頃は一緒に寝なかった。べたべたするのがあまり好きではなかったみたいで、無理矢理ベッドに連れ込んでも５秒ともたずに逃げ出す 始末。ところが１歳前後ぐらいからかな、寒かったのか自分からベッドに入ってくるようになった。最初は足元に、そのうち私のお腹のあたりで丸くなって寝るようになった。ダンナもいる時には２人の間に入って川の字状態 時々私の腕枕でスヤスヤ寝たりもして・・・仕事で夜はダンナがいないのでkaiと寝ると体も気持ちもあったかかった。
ところがleoがやって来てkaiのポジションが変わった。leoはうちに来た当初はベッドに上がれなかったけど、１ヶ月もすると体力がついて上がれるようになった。最初kaiはleoがベッドに上がるのをすごく嫌がって怒っていた。多分ベッドの上はkaiにとって最後の砦だったのかもしれない。
でもそのうちkaiは怒らなくなり、やがて２人一緒にベッドで私と寝るようになった。leoはとにかく私の顔に近いところ、ヘタをすると２つの枕の谷間で丸くなったりしている。kaiは足元近く。どんなに「おいで」と呼んでもleoがいる上のほうにはこない。いつの間にかポジションが決まってしまったみたい。

kaiがベッドを独り占めしていた頃のこの写真を見つけた時、ふとkaiはこの今の状況をどう思っているのかなぁと考えてしまった。
いきなり愛情に飢えた大人（たぶん中身は子供）のワンコがやってきて、ソファもベッドも、パパもママも独り占め出来なくなってしまった。kaiにとっては青天のへきれきだったに違いない。少し抵抗してはみたものの、結局はほとんどを譲ってしまった。「まあ僕はいいよ」ってなカンジ。本当に本当になんて優しい子
今のleoの穏やかな表情があるのは私達の努力なんかではない、全てを受け入れてくれたkaiのおかげだと思っている。kaiがleoを迎えてくれたから、leoもこの新しい環境に入れたんだと思う。kaiがいるからお留守番もできるし、寂しくないんだと思う。


kaiに改めて感謝。ありがとう ママはkaiが大大だーい好きだよ