彼のクルマで成田空港に到着
空港の出発階でそのまま預けるパーキングサービスを利用して、余裕&スムーズに空港内へ。
チェックインカウンターで早速手続き。
ちょうど私たちの前では、20代前半の若~いカップルがコタキナバル行きの手続きを。
2人そろって麦わら帽子をかぶっていて、成田から既にリゾート気分全開
免税店で彼はタバコを、私はBBクリームをともに割引価格でゲットして、マレーシア航空の機内へGO。
2人初めての海外旅行の幕開けです
約6時間後、眼下に島影が見え始め、無事に着陸。
南国のむわっとした空気に迎えられ、マレーシア入国を目指します。
ちょっとビビった出来事は、マレーシア入国直前に起こりました。
機内から降りて空港内に入り、体温が色で表示される機械(テレビでもよく見るアレです)
の前を通るべく列になって並んでいると、私たちの方に向かって空港の係員のような人がみるみる近づいてきて・・・、
えっ?なになに???
と思ったら、私たちの前にいた例の麦わら帽子のカップルが列から連れ出され・・・。
もっ、もしや、新型インフルエンザの疑い???
と思いつつ、入国審査の方へ進んでいきましたが、
振り返っても振り返っても、あのカップルは現れません―
たぶん同じツアーの人ですよ。
成田で同じカウンターで手続きしてましたから。
あのカップルはどうなったのかねーと、滞在中ときどき気にしながらも、
あっという間に楽しいバカンスは過ぎていき、滞在3日目の朝食のときだったか、
ブッフェ料理を取って席に戻った私に彼が、
「たっ、たいへんだよ!今いたんだよ!例の麦わらが」
「エ!?どこどこ!」と目を向けると、プールエリアに沿って歩いていく若いカップル。
遠くから見てもとてもわかりやすいように(?)、2人ともち~ゃんとあの麦わら帽子をかぶってる・・・
たぶん大丈夫だったんだねぇ。
しかも同じホテルだったとは―(ちなみにそのツアーは3ホテルから選択できるツアー)
せっかくここまできて、何も楽しめなかったら悲劇だよねぇなんていいながら、
それとなく帰りに会ったらその後大丈夫でしたか?なんて聞いちゃおっかなぁなんて考えたりして。
まぁ、いくらなんでもそれはできかねるので、
チェックアウト後の集合ロビーでツアーガイドさんにそれとなく探りを。
そうしたら、彼女の方がインフルエンザではない単なる高熱だったそうですが、
念の為市街の病院に一泊してから旅行を続けたのだそうです。
ということは、彼はその日の晩にホテルに遅れてやってきていたのですね。
もしも自分が、異国の、しかも初めての土地で、誰も知らない、
言葉もまともには通じない病院に連れて行かれて、
一晩でもたった一人で病院のベッドで過ごさなければならないとしたら、
とても不安でいてもたってもいられなくて、まったく眠れないだろうなぁ―、と思いましたね
それにしてもマレーシア国内(外から来た外国人ではなく)の新型インフル感染者は、
わずか2~3人なんですよね。それに比べたら、技術や対策など諸々進んでいるはずの日本は、
数百人?いえ、千人近くに達しているのでしたっけ。
つくづく、これから世界は(というかこれまでも?)目に見えないウィルスとの戦いが続いていくのだろうなぁ。
そんなことを考えると、必要以上に過敏になりすぎることはないのでしょうが、
あっけらかんとした気分ではいられませんね。。
さて、そんなこんなで楽しいバカンスも間もなく終了―、という帰国日前日の夜になって、
彼が「なんだか熱があるみたい・・・」と言い出して―。
表情も疲れた感じで、実際おでこや首筋、手の平などを触ると、確かに熱っぽい
しかも、昼間買い込んでおいたビールを開けても、一人で一本飲み切れなくて―
実は行きの機内で、私たちは麦わらカップルの真後ろの席にいたんです
実際、ホテルに戻ってきているんだから、インフルエンザじゃなかったってこと、
と言い聞かせつつ、でもやっぱり、不安で、不安で。。。
「それに胃も痛いみたい・・・」と彼。
ますます不安になる私―
そうしたら、次第に私もなんだか具合が悪くなってきて、
彼が飲み切れなったビールを引き継ぐも、私も飲みきれなくて―。
酒飲みにとって、お酒がおいしいと感じない=体調が悪いということです。
結局、翌朝は2人して朝食もコーヒーとフルーツ、小さなデニッシュを2人で分けて口に入れたのみ。
お腹の調子もん???という感じになってきて、マジでやばくない―
熱でひっかかって、万一に日本に入国できなかったらどうする??
ペットホテルで今か今かとパパ(彼)の帰りを待っている長男・次男の愛犬は―
なんて、2人で心配していたのですが、コタキナバル空港について、何度かトイレに入ったら、
なんとなくですがすっきりしてきて、それでも機内食はほとんど食欲がなく食べられず、
お酒も飲まず―だったのですが、ドッキドキの成田入国もパス―。
大丈夫でした―
たぶん、暑いリゾートにいたので疲れが出たのと、
日頃あまり食べないのに朝からがっつり食事して、胃が疲れてしまったのかもしれません―。
とりあえず、新型インフルエンザは1~7日後に発熱などの形で現れることもあるそうですが、たぶん大丈夫と思います。
ちなみに彼、成田に着いたらクルマで私を自宅まで送り届けて(2時間~2時間半)、それから更に私の住む県から都内をまたいで運転して他県の自宅に帰る(2時間~2時間半)と言ってまして。
回復は私の方が早くて、成田に着いても彼はやっぱりイマイチっぽかったので、
それじゃ絶対カラダがきついから、クルマで自分(彼)の自宅に直行して。
荷物は私の自宅に宅配便で自分の荷物を抜いて彼の分を送ればいいよ。
もしくは今夜一晩うちに泊まって、朝帰ることにしたら―と言ったのですが、
彼、「大丈夫だから―」と結局更に80km近くを運転して自宅へ―。
ほんとに心配でしたが、少しずつ良くなってきたようで、とりあえずほっと安心しました。
そんなこんなの、ドッキドキの出来事でありました―。
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