3年ぶりに『ズボン船長』を観てきました!
その理由は……海賊の親分役をあの、畠中洋さんがおやりになるということで。
畠中さんを久々に生で観たい!という気持ちももちろんありましたが、目的はその衣装にありました。
実は知る人ぞ知る、その海賊の衣装、な、な、なんと、このわたくし(やぎ)が作ったものだからなのです。
『ズボン船長』は2012年に神戸文化ホールで初演。この公演に邂逅の山本あす美が「海賊の親分役」で出演しておりまして。
この公演、モブの衣装は自分持ちで、海賊の衣装も、飾りは自分でつけるって感じで。(どこも初演は大変だ!)
そして、あすみーが持って帰ってきた、未完成だった海賊の親分の衣装を私が縫ったのです。
今回、他のキャストの衣装は変わってましたが、海賊の親分の衣装は、立て襟がついて汚しが入った以外はまったくそのままでした。
前回の再演ではコング桑田さんがこの海賊の親分をされて、サイズ変更のために背中を開いて広げたと聞いていましたが、畠中さんはたぶんサイズ的にぴったりだったと思います
感動ですシアター・ドラマシティのSS席8500円もとる舞台で、自分が縫った衣装が動いてるんです。しかもあの畠中さんが着て!です
その衣装がこれです↓ 写真は初演で海賊の親分をやったあすみーです。男前ですねっ!!
ちょっとわかりにくいけど、Aラインでフック船長風にしてみました。
←2回目のときは一応女親分だったかな。
この時初挑戦した折り返しの袖。そして袖口、ポケット、上着の前面に、金のブレードをキラキラで縁取って、そこに金ボタンを縫いつけた飾り。これが細かい作業で、とっても大変でした。その時のノリで作ったので、自分がやった仕事とは思えないです(やったんだけど)。今「これとおんなじものを作れ」と言われてもムリですね……ま、衣装って大概がそうなんですが。
うん、かっこいいね(←自画自賛)
(By やぎ)