週刊経営財務によると、金融商品取引法改正が、6月8日に衆議院を通過したそうです。
「7日の財務金融委員会では、一本化後の四半期決算短信における開示内容やレビューの必要性などについて質疑が行われた。」
ただ、本国会での成立は不透明なようです。
詳しくは、経営財務2023年6月19日号をご覧ください。
衆議院財務金融委員会ニュース(PDFファイル)(←7日の財務金融委員会での審議の概要について)
四半期については、公明と維新の議員から、質問があったようです。
「山崎正恭君(公明)
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(3) 四半期開示制度の見直し
ア 法令上の四半期報告書の廃止により特に海外の投資家から企業開示の後退と受け止められないようにすることの重要性
イ 金商法等改正案による一本化後の四半期開示に対する監査人レビューの義務付けについての政府の見解
ウ 四半期開示の正確性・信頼性を担保する観点から、取引所に期待される役割及び取引所と金融庁との連携の在り方」
「住吉寛紀君(維新)
(1) 四半期開示の見直し
ア 四半期開示が投資家の短期的志向を助長する可能性についての政府の見解
イ 四半期決算短信の将来的な任意化についての検討状況
ウ 四半期決算短信の開示内容の追加が検討されることの確認」
上記2人の議員の質疑応答の時間は合計で40分程度だったようです(四半期以外のテーマ含む)。