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会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

オリンパス粉飾事件 “長期勾留1位”の投資コンサル元代表と“証拠捏造”検察の戦い(デイリー新潮より)

「オリンパス粉飾事件」“長期勾留1位”の投資コンサル元代表と“証拠捏造”検察の戦い 再審請求へ

「オリンパス粉飾事件」特捜部が証拠改竄“疑惑のUSB” 「プロパティ変更ソフト」使用時にミスか

オリンパス巨額粉飾事件を指南したとされ、刑事裁判で有罪になり、懲役生活を送ったコンサルタントが再審請求するという記事。

「検察が手掛ける事件は長期勾留が当たり前。そんな見方がある。「郵便不正事件」における村木厚子元厚労事務次官(当時は雇用均等・児童家庭局長)の164日間をはじめ、「森友事件」の籠池泰典理事長夫妻(298日)に「鈴木宗男事件」の佐藤優元外交官(512日)、「イトマン事件」の許永中氏(883日)といった具合だ。そしてダントツ1位となるのが、「オリンパス粉飾事件」の横尾宣政(のぶまさ)氏の966日である。」

「2012年2月、オリンパスの菊川剛元社長などの経営陣ら4人のほか、投資コンサルティング会社「グローバル・カンパニー・インコーポレーテッド」元代表の横尾氏ら3人が、金商法違反(有価証券報告書の虚偽記載)で手が後ろに回った。

無罪を主張し続けたものの、結局、懲役4年の服役生活を送った横尾氏が憤然と語る。

「村木さん同様、東京地検特捜部に“デジタル証拠”を改竄され、有罪に持ち込まれました。身の潔白を晴らすべく、間もなく再審請求に踏み切るつもりです」」

証拠改ざんというのは...

「検察は詐欺容疑にかかわる新たな証拠を裁判所に提出。

「それは、ともに逮捕された、私が代表を務める投資コンサルティング会社の役員の自宅から押収されたUSBメモリです。ベンチャー企業3社が将来有望な企業であることを群栄化学に説明するための会社概要など五つのファイルが保存されていました」

横尾氏は、このUSBメモリに検察による改竄の形跡を発見した。「プロパティ」(ファイルの詳細情報)に、ファイルに手を加え、「プロパティ変更ソフト」を使って更新日時を戻す際にミスが起きたことを示す証拠が残っていたのだ。」

オリンパス事件に完全に幕が引かれるのは、まだ先のことのようです。

関係していた2つの大手監査法人(あずさ・新日本)にとっては、早く忘れ去りたい出来事でしょうが...

横尾氏の主張は、こちらのメディアに詳しく載っているようです。

闇株新聞
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