最近の監査人交代事例です(2024年5月28日発表分)。
1.イクヨ(東証スタンダード)
公認会計士等の異動に関するお知らせ(PDFファイル)
RSM清和監査法人から、任期満了により退任する旨の通知があったとのことです。
「当社の会計監査人であるRSM清和監査法人より、2024 年6月 26 日開催予定の第 85 回定時株主総会(2024 年3月期)の終結の時をもって、任期満了により、当社の会計監査人を退任する旨の通知を受領しました。
監査契約の更新について、次年度の監査品質を維持するための体制を組むことが困難として、契約更新の辞退の申し出がありました。」
後任については...
「現在、後任の一時会計監査人候補者の選定を開始しておりますので、決定次第、速やかにお知らせいたします。」
株主総会には間に合わないかもしれませんが、第1四半期の四半期レビューがなくなったので、後任を探す時間は、従来よりはあるのでしょう。(しかし、普通は後任を決めてから開示するものですが...)
現監査人の就任年は、2008 年です。
2.レ オ パ レ ス 21(東証プライム)
会計監査人の異動に関するお知らせ(PDFファイル)
太陽有限責任監査法人→新日本、の交代です。
太陽の「継続監査年数が長期にわたっていることを考慮し」たとのことです。
新日本を選んだ理由は...
「会計監査人の交代により、新たな視点での監査が期待できることに加え、同監査法人の専門性、独立性、品質管理体制及び規模等を総合的に勘案した結果、当社の会計監査人として適任であると判断したためであります。」
現監査人の就任年は、2006年です( 一時会計監査人に就任)。