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業務停止「アディーレ法律事務所」 怒濤CM攻勢の損益計算書(デイリー新潮より)

業務停止「アディーレ法律事務所」 怒濤CM攻勢の損益計算書

業務停止処分を受けたアディーレ法律事務所を取り上げた記事。

利益至上主義の懲りない事務所だ、つぶされて当然といった書き方ですが、そうだとしても、多数の依頼者に迷惑をかけるような処分が適切だったのかは別問題でしょう。新規のみ業務停止するとか、何か方法はなかったのでしょうか。

事務所のビジネスモデルは...

「先のアディーレ出身弁護士が語る。

「利息制限法の上限は超えるが出資法の上限は超えないグレーゾーン金利は、06年の最高裁判決以降、争えば勝てる案件になった。これを確実にとって効率よくお金に変えるシステムを作った点は画期的でした。業界内の悪評さえ気にしなければ、ビジネス上のライバルはいませんでした」」

「具体的に、どう“ビジネス”を進めたのか。

「宣伝さえすればお客は集まり、たいした努力もせずお金になった。加えて業務のマニュアル化。裁判は効率が悪いので早期和解を狙う戦略で、和解に当たっては貸金業者ごとに細かいマニュアルが作ってある。結果、世が福島の原発事故で騒然とするなかでも強い追い風が到来し、ずっと黒字続きでした」(同)

ちなみに、アディーレ法律事務所の所属弁護士は185人で、拠点は全国に80以上。売上げは昨年3月期が80億円、今年3月期が73億円におよぶ。」
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