買ったら観やがれ!

集めに集めたDVDが溜まりまくり・・・
見てない作品も山ほどある。
そんじゃ、このブログで整理しましょうか。

スクール・オブ・ロック

2005年01月17日 02時30分57秒 | コメディ
30過ぎて無職で仲間からも見放された橋本真也似のダメ・ロッカー、デューイ。
ルームメイト(代用教員)からは溜めてた家賃を請求されてまいっちんぐ。
ある日、一人で部屋にいる時に友人宛ての名門小学校の校長からの要請を受けたデューイ。
彼になりすまし臨時教員となった彼は小学生にロックの魂を教えようと・・・・


「ちょっと待て!そんな事したら即タイーホ!だし、それ以前にすぐバレるだろ!」
こういうツッコミは当然です。
実際トンデモねー事ですから。
しかし、そんな貴方に一言言うなら
そんな事ぁ、どうでもいいじゃないか!
考えるな!感じるんだ!
俺的にはこれはまさに感じる映画!
レッド・ツェッペリン、ディープ・パープル、AC/DC、ブラック・サバス、クリーム、ジミ・ヘンドリックス・・・etc
もう彼らにリスペクトされてきたオサーン世代は大喜びです。
この映画がロック魂を教えようとしているのは子供達に対してではない。
観客に向けてのものだ。

この作品のすごいところは、このニセ教師が「型破り」なのではないという事だ。
彼は最初から教育しようなんてこれっぽっちも考えてない本物のボンクラでありロッカーである事だろう。
見てみ!あの迫力!
ロックについて知識の無い子供達に対し、デューイ=Mr.Sは叫ぶ。


いったい、この学校は何を教えてきたんだ!
レッド・ツェッペリンも知らないとは!

オッサン、よくぞ言った!


【映像特典】(約60分)
●ジャック・ブラック(デューイ)と監督リチャード・リンクレイターによる音声解説
●子供たちによる音声解説
●「スクール・オブ・ロック」 で学ぶこと
●”ロックの神様” レッド・ツェッペリンよ!
●ミュージック・ビデオ
●子供たちのトロント国際映画祭での1日
●ジャックの日記
●劇場用予告編
《監督》 リチャード・リンクレイター
《脚本》 マイク・ホワイト
《出演》 ジャック・ブラック、ジョーン・キューザック、マイク・ホワイト、サラ・シルヴァーマン
予告編はこちら!

映画は大団円を迎えて終わるわけですが、劇場で「もうちょっと観たかった。」という人は多かったと思う。
そう、本編は終わっても”アナザー・スクール・オブ・ロック ”がある。
主演のジャック・ブラックと子供達はこの作品の為に実際に猛特訓している。
というか、子供の中には筋金いりもいる。
メイキングはまさにもう一つのスクール・オブ・ロック だ。
ミュージック・ビデオでは撮りおろし場面も多い。

で、モーレツに感動したおまけが●”ロックの神様” レッド・ツェッペリンよ!
劇中で「♪移民の歌」が流れて盛り上がるわけですが、この裏にある秘話が明かされる。
どうしても劇中で「♪移民の歌」を使用したかったジャック・ブラック。
しかし使用許可が降りるかどうか不安だった。
そこでとった手段は大団円撮影の合間に撮影したメッセージビデオを彼らに直接送る事だった。
大勢のエキストラの歓声に後押しされるようにジャック・ブラックがロバート・プラント、ジミー・ペイジ、ジョン・ポール・ジョーンズ、ロックの神・レッド・ツェッペリンにむけて「♪移民の歌」使用許可を懇願しつつ熱く叫ぶ!
結果、見事「♪移民の歌」は使用された。
グッジョブ!
(このページの一番上の画像はその場面)

ガキ映画だとバカにしてはいけない。
むしろガキにロックを教えられるかもしれないハードコアなサウンド・オブ・ミュージックを楽しんで欲しい。
シェゲナ・ベイベー!


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2 コメント

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はじめまして (あまんしゃぐめ)
2005-01-22 15:54:25
TBコメントありがとうございました~

今後ともよろしくお願いしますm(__)m



開帳さんの記事が面白いので、映画もまた甦ってきました。いろいろ詳しいですね。

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こちらこそはじめまして (開帳)
2005-01-22 17:12:58
>>あまんじゃくめさま

コメントありがとうございます。

今後ともよろしくお願いします。

こちらもネタがあればまたTBさせていただきますね。

ちなみにこの映画、全く期待せずにブラッと観にいって、上映終了後に心の中でガッツポーズをとるという大当たり映画だったのでこうしてDVDが手元にあるというのは嬉しい限り。

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