やっとみた「ヒミズ」

2012-08-29 12:55:41 | Weblog
園子温監督の「ヒミズ」をやっとみた。


とにかく毎度のこと言えるのだけど、園作品に出演する若手俳優って、凄い子ばっかりだね。「愛のむきだし」の時の満島ひかりしかり。




噂には聞いてたけど、まー今回の二階堂ふみと染谷将太の2人は、原作を無視ししてこの作品だけにクローズアップすれば、ドはまりというか、この2人しかいないというイタコぶりでした。


結末は原作と違うし、原作ファンは納得いってないようだけど、まさにあの最後の結末の違いに俺は大きな拍手を送りたいね。


住田が「ヒミズ」である必要はない。あのストレートな終わり方が、自分は好き。昔だったら間違いなく原作の結末を推しただろうけどね。




希望を求めて何が悪い。夢を持って何が悪い。



だれだって願望を持っている。潜在的に。それが人間のもつシステム。はっきり言ってそこは変えようのない事実。





「絶望は希望」そのまんまだと。悩みは望みだ。それをまぶしいほど純粋に感じさせてくれる作品で、すごく好きです。


園作品でも一番好きな作品でしたねー。


原作と比較してしまうのは自然な流れだけど、この作品は原作と比較する必要はまったくないと感じさせてくれます。個人的に言えば、現在の自分は、映画のほうが好きです。




しっかし、園子温ファミリーで固めた俳優陣は、毎度すばらしい。

続々と開幕したヨーロッパリーグ

2012-08-27 18:30:42 | サッカー
先週から続々と開幕しました、ヨーロッパ各国のリーグ。

注目はなんといってもマンUの香川なんですが、まー今朝時点ですでに一得点。さらにあのルーニーを差し置いての先発(さらに途中出場したルーニーが怪我をして、長期離脱が決定的)。今後香川がどのような活躍をするのか、非常に楽しみです。

あの狭いギャップの中で、後ろからの縦パスを瞬時に反転して前を向く技術は、おそらく世界でも3本の指に入るほどのスキルを持っていると思いますよ。

昨日の試合は決して有効な縦パスは入っていなかったけど、それでもチームのリズムを作るために、中盤からとにかく動いてボールに触りに言ってましたね。

昔から変わらないあのスタイルに、さらに磨きがかかっていたような気がします。

今後毎週見逃せないですね。




リーガはバルサが2連勝らしいですね。ビラノバ体制になってからのサッカーをまだ見ていないんですが、まー強いんでしょうな。に対し、王者レアルはなんと1分1敗とのこと。大丈夫か?


今朝はブンデスリーガ観たんですが、内田のファールスローには笑った!!看板とか勝手に取り外して投げたらファールスローて!!!
でも調子はまだ可もなく不可もなくって感じだったな。まず前線を見るという彼特有のストロングポイントは健在。前線でも積極的に中に入っていくのもよい感じでしたが、チームに大きく貢献しています、という状況ではなかったなー。


さて月曜の寝不足が続きそうだ・・・・・。不健康になるなー。

やりぞやるぞやるぞー。

2012-08-21 12:47:41 | バンド
先日お世話になっているFriend of mine recordsの佐藤さんが、フランスいって、mermonteのライブを見てきたんですって。

すっごい羨ましい・・・というか、佐藤さんのレーベルから日本で発売してるわけだし、羨ましいっていうのもなんとなく違う気がするのですが、とにかく一度ライブで見てみたいバンドです。



10人編成。特に面白いのがドラム2人という編成。二人ともフルセットのドラムをたたいているわけではなく、一部金物系は共有して叩いているという。

よく思いつくよね。

Mermonte - Oups live @ Paris 2012





そういえば、toeのレーベル、Machu Picchuから発売されているTangled Hair が来日するみたいです。

TANGLED HAIR - I'M CALMER THAN YOU ARE - THE SWAN, IPSWICH


ポップな感じ。





こちらもおすすめ、というか、こっちに来てほしい。

9月来日のPHARAOHS。



29日が僕らとのライブです。下北沢ベースメントバーね。

ぜったい観に来てくれよな!!

足がない人は、一緒に行きましょう。ただし道中の食事は間違いなくラーメンです。


PHARAOHS - 'Drift Away' live at Out of the Crowd festival #w/ Battles#



ニコ・ロビンに涙

2012-08-17 18:51:46 | バンド
お盆はガキンチョどもと過ごす時間が多かったです。

KAEDEの友達も含め、神奈川行ったり、ボーリング行ったり、深夜までウイイレで勝負したり。(かなり大人げなく勝に行った事は言うまでもない。一人だけ勝てなかった子がいたけど)


旅行という旅行は行けませんでしたが、マー充実してましたよ。

昨日は九州からコミーズが帰ってきてたので、深夜まで友達どもで飲んで、

帰りにワンピースの総集編買って帰りました。









エニエス・ロビー編ですた。








誰もが口をそろえて「ワンピースで一番泣ける」と言われるこのシリーズ。


私も例に漏れなく泣きました。






僕が泣いたワンピース名場面(ただし、エニエス・ロビー以降は省く)




5位「サンジの旅立ちのシーン」


あの「クソお世話になりました」のシーンはかなりグッときましたね。命の恩人であり、師匠であり、同じオールブルーという夢を追いかけているゼフとの別れは、もう、とにかく泣けるったらありゃしない。





4位「メリー号との別れのシーン」

船という位置づけでは語れない、もはや仲間として見ていたメリー号との別れのシーンは、もう自分も麦わら海賊団の一員であるかのように泣いてしまいます。



3位「ナミの『助けて・・・・』のシーン」

自分の最も大切なシャンクスの麦わら帽をかぶせ「あたりまえだーーー」を叫ぶシーンは、んもう涙なしでは見れませんよ。でも書いてて、3位と4位は逆かも・・・という気もしてきた。



2位「チョッパーの旅立ちのシーン」

これは泣けますね。特にずっと化けもの扱いされてきたチョッパーが、自分が誰にも必要とされていなかったことで、ルフィに仲間になろうと誘われても、遠慮がちに断るシーンで「うるせーいこー!!」のシーンは、本当に滝のように涙が流れます。そこから桜が冬島に咲いたあのシーンまでの間は、本当に腰が砕けるほど泣けます。



1位「ロビンの『いぎだい』のシーン」


あれってその局面のシーンだけはユーチューブとかで観たことあったんですが、それに至るまでの過去の回想シーンも含めて読むと、もうやばい。人に裏切られ続け、そして人を裏切り続け、完全に崩壊した仲間への相互信頼という感情が、新たな出会いと共に生まれ、そして8歳から封印してきた自分の感情を初めて伝えたあのシーンは、もう現在のところトップ・オブ・ナケルワンピースです。





まだスリラーバーグも見てないし、インペルダウンもマリンフォートも断片的にしか見てないから、このランキングは変わるかもしれないけど、まーとにかくワンピースいいですよ。



この漫画って、全然興味もなくここまで来ましたが、昨年あたりからワンピースが経営者の中で読まれているといううわさを聞き、Mugi☆つまの友達がDVDを貸してくれたことをきっかけに、もう完全にはまりましたね。



「絶対的な力で人を引っ張ることができる人間こそリーダー」と教わってきた日本人が、今まさに再考しているリーダー像。

実はまさにルフィこそその理想なのだということがよくわかりました。

人を支配しない。
誰よりも夢を語る。
出来ないことを出来ないと認め、出来る人に任せ、その責任をとる。

「俺は人に頼らないと生きていけない自信がある。」

この言葉を吐いたら、昔なら完全に「無能」で済まされていました。

しかしこれこそ現在のリーダーに必要な言葉だと自分も思います。


ワンピースは、管理職にこそ読んでほしい漫画ですね。本当に素晴らしい漫画です。





さて、次の総集編はスリラーバーグ。ブルックの登場です。