心奪われる瞬間

2010-03-31 12:18:07 | Weblog
先日、しばきょの家に行ったときに、しばきょがレコした音源のジャケットとかに使えそうな写真があるということで見せてもらった。

しばきょは通常の鮮明な写真が撮れるカメラではなく、あえてチープなものが撮れる「トイカメラ」なるもので撮影していた。

以前もしばきょのブログに何回かUPされていたのですが、その時はそれほど気にしてなかったんだけどね、その日に見せてもらったものがかなり良い感じのものばかりで、

俺あんまりカメラとか持ち歩くタイプじゃないし、撮る物だって、どちらかというと人との思い出を残しておきたいタイプなので、何気ない日常とか、風景とか撮るとか考えたことなかった。


でもその作品は凄く楽しそうで、面白いなーと。


で、昨日トイカメラをネットで検索してみたら、

トイカメラのサンプル画像がすっごくて。こんなの撮れたら面白いだろうなーってのばっかり。

人を撮るのもこれで撮るとねー味があるのよマジで。



無断転載できないのでサンプルのあるサイトのURLだけ貼っときます。
camera tolk


値段も安いやつなら1000円台。高いのになると20000円超えちゃうけど、案外心惹かれたのは、むしろチープに写る安いやつだったりしてね。

その他にもトンネルエフェクト(回りが丸く薄暗い感じのレトロなヤツ)とか魚眼エフェクト(魚眼レンズね)とか、わざと手ブレ起こしたり、いろいろ面白い。


買うならば、使い勝手が良いデジタルが良いね。電池が持たなくて、替えが大変らしいけど。

作風で言えば、例えばね、

こんなふうなやつとか




さらに加工すると、
こんなのが


こんなのになったり。


*注(携帯のカメラで撮った写真をパソコンでトイカメラっぽく加工しています)


さらに動画もかなり味があるものが撮れるので、これでPVまがいのものを作れたら面白いね。かなりレトロなぱらぱら漫画を見せられてる感覚のやつとか。


あえてチープさを全開にしている上に、本当に安いから、これは確かにうけると思う。

サイズも小さいし、本当に携帯電話持つより楽なもんだからね。

ひとつ買いたいと、Mugi☆つまに相談したら「おま@$!6*:ざん(623N(以下略)




まあ、もう少し余裕が出来たら買います。



欲しいなーと思ったやつはこちら。高いのもあるけど。
AGFA sensor 505D

デジタルハリネズミ2

SQ28M

君は冬派?夏派? レコ2日目

2010-03-29 18:45:07 | Weblog
昨日はスタジオJIVEにてレコーディング2日目。
ギター録り。


特別やることはないけど、マコとYUUちゃんが来てくれた。まあ、やることないって言っても、演奏を聴くことは実際必要で、チェック者が1人よりは2人以上のほうがいい。

わたくし、横山YUUに前日差し入れをお願いしました。

バウムクーヘンがいいとリクエストしました。

そうしましたら当日、


「寒いこの時期ににピッタリの指し入れをもっていきます」


とメールが。






寒い時期にピッタリ。

良いこの皆さんは「寒い時期にピッタリ」の差し入れって言われて想像するものはなんでしょうか。


あんまん?

にくまん?

たこ焼き?

とん汁?

甘酒?

ホッカイロとかってのもあるかな。

まあ、この類であることには変わりないと思うんですが。





当日、4月前とは思えぬほどの寒さ。

午前中はKAEDEのサッカーに帯同。寒空の下で過ごした私としては、YUUちゃんの差し入れが楽しみだった。

心も体もあったまる、そんな物を持って来てくれる横山YUUのやさしさが嬉しかった。



現地入りし、差し入れを用意するために遅れたYUUちゃんが登場。


彼は颯爽と、自慢げに、満面の笑みで差し入れを俺に差し出した。











ガンガンに冷えたアイス。












「これがうまいんすよ。冬に食べると、ずっと硬いままでしょ」





ご丁寧にもそのアイスは高級チョコレートメーカー「ゴディヴァ」。





なんか超硬いし(スプーンが折れそうだったんだから、マジで)

夏に食べると、こう、カップアイスって回りが溶けてくるでしょ?

あれが嫌いなんだって。(あれが美味い気もするんですが・・・・・)

で、横山YUUはアイスは冬派だって・・・・・・・



美味いよ、美味い。美味いんだよ。

でも僕、

アイスは夏派かな・・・・・。


その日、外は季節はずれの雪が舞った・・・・・・・・





震えながら食べて(実話)、レコ突入!!

ギター二人で11時間。

長丁場でしたが一気に録り終えました。



ベーシックトラックとしては良いんじゃないでしょうか。

今からミキシング、マスタリングで予定12時間(以内)

さー早く作りあげたいね。もうちょっとです。

来週はしばきょが結婚式で名古屋に帰るので、2週間くらい後になるかな。





あ、あとMySpaceの音源を聴いてくれた川崎のライブハウスから「ポストロック系のライブやるんでどうでしょう?」と正式オファーをいただきました。

でるかでないかでは決まってませんが、そういうピンポイントのオファーをいただけるのは嬉しかったですね。

この音源、早く皆さんのところにお届けしたいです。MyspaceにUPしたりね。





ちなみに、「ゴディヴァ」と発音するのは日本だけで、

デヴィ夫人に言わせると


「ゴーダイヴァざーすyぬ%4」



愚策とはこのこと

2010-03-27 12:58:06 | Weblog
興味のない人はすいません。

ただ自分は非常に頭にくるニュースを目にしたのです。

Jリーグチャンピオンシップ 来年にも復活へ


以前、Jリーグは前期、後期でリーグ戦を行い、それぞれのチャンピオンがチャンピオンシップを戦い、年間一番強かったクラブを決めるというシステムをとってきた。

この問題として、年間1番強いクラブがチャンピオンになることをうたいながら、大抵が後期を制したチームがその勢いを持ってチャンピオンシップに望む為、有利になってしまうということだった。

1年は長い。同じコンディションで常に試合に望めるわけじゃない。だからどんなに強いクラブでも、1年に1、2回は勝てない時期がある。

一時的に強かったチームが年間のチャンピオンになるのはおかしいからこそJは1シーズン制になった。これはリーグを持つどの国でも一緒なわけで。




ところがだ、




今回のチャンピオンシップ制は、なんと野球のクライマックスシリーズに習って構築しようとしている。

つまり、年間の2位3位で戦って勝った方が1位と戦い、年間王者を決めるという図式。



これを現在のJリーグ運営者が考えてしまうんだから、どれだけ困窮した状態なのかと思ってしまう。

藁にもすがりたいのはわかる。ただ、これは本当に年間一番強かったチームを決めるシステムではない!!サッカーはセ・リーグもパ・リーグもない上に、一試合の選手の疲労度は野球の比じゃない!!!


ACLもあり過密なスケジュールを戦っているチームは、調子の浮き沈みがありながら、疲労の中苦しんで苦しんでリーグを戦ってるんだ!!そんな中、特別日程が過密でないチームが上位に食い込んだとして、疲労困憊のリーグ1位に勝って優勝なんて図式があってはならない!!

野球と違って皆同じ条件で1年を戦っているわけじゃないんだ!!

新たに上位チームがそんなくだらないショービジネスまがいのモノマネに踊らされて、本当にサポーターが喜ぶと思っているのか!!


代表が全く盛り上がらない中、クラブのサポーターから「この過密日程で選手が壊れる恐れがあるから、出来れば代表に呼ばないで欲しい」という声まで噴出している!!そんな中でも裏腹に選手は、代表はどんなに体調がきつくても呼ばれたいと、常に思っている。


春秋制のリーグを秋春制にして世界基準に合わせようなんていってる協会が馬鹿なら、それに反発したJリーグも世界と逆行した今回のような事を考える馬鹿だ!!このクズどもが運営してるから、いつになったってJリーグが盛り上がらないんだ!!


リーグのレベルを上げたいのなら、もっと選手を大切にしろ!!エンターテイメントは重要だが、それが一番の目的になったら本末転倒もいいとこだ!!もっと質の高いプレーでサポーターを魅了させる努力を協会とリーグはしろ!!サポーターが皆スタジアムに行って応援したい環境づくりを徹底しろ!!

不況下の中大変なのはわかる!!だが、とって付けたような愚策をいくつも考えるんではなく、本質的なサポーターと選手の声に応えろ!!

その努力なら、サポーターは皆、力を貸すよ。今回のはスポンサー目当てがミエミエなんだよ!!お願いだからもっと考えた策を出してくれ!!



たしかに、強いチームには、どんな過密な日程でもクリアーしていかなければならないという宿命がある。

ただし、本当に1番年間で強かったチームを、たった1回のフロックで2位にしてしまうようなくだらないシステムは作らないで欲しい。

(実際、野球だって、去年の巨人が2位にあれだけの差をつけて優勝したのに、もしクライマックスシリーズで負けて、日本シリーズにいけてなかったら、ファンは興ざめもいいとこだったろうに・・・・。)





書いてる途中から興奮しちゃったよ、もー。

不適切な発言でお気を悪くされた方がいらっしゃったら申し訳ありません。

ごっつい。

2010-03-26 12:41:41 | Weblog


た目が既にごっつい。

フロントにワイドレンジハムを積んだ時点である程度予想はしていた。

が、何度見てもごっつい。バーナーフィニッシュだし、なおごつい。



こちらあまり私のブログでも出演頻度が高くない2代目テレ、通称「テルコデラックス」


このボディはヤフオクで安く手に入れることが出来たシロモノだったので、もともといじることを前提としてました。ボディ自体は52なんだけど、買った時点でノブなどが70年以降の物に改造されていた為、ネックもスパゲティロゴではない物を選び、ディティールを統一しました。




、なんと言っても特徴は、リペア屋さんに頼んでざぐってもらい、取り付けたのがフェンダー純正のワイドレンジハム。

ハムだし、そもそもワイドレンジってサイズも通常よりでかいから、レスポールみたいな太い音が出るんでは?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、全くもってフェンダーハムはレスポ系の音はしません。

パワーが倍になったテレキャスのフロントです。


リアピックアップとフロントピックアップのハバランスが極端に悪い(当たり前か)です。

演奏中のスイッチ切り替えなんぞ、絶対出来ません。


フロントが出力でかいから、低音がかなり広がります。ということでボリュームを絞って調整し、トーンも若干絞ってます・・・・・





結局他のテレと使い方変わらず。実は案外音も似てる。




たり前っちゃ当たり前。ンなことはわかってる。

しかし、ここまでごっついこいつにそんな繊細な音なんて出して欲しくない!!と思い、(せっかく金掛けて付けた)フロントでメいっぱい弾いてるんですが・・・・・


むなしい。劇的な変化はあるが、結局自分の好みの音を使うことになる。




こいつの存在価値は・・・・


「飽きたら捨てるの!?私、あなたのおもちゃじゃない!!もっと私を奏でてよ!!」


エロイ想像も出来るのですが、まあ、悲痛な叫びとでも言いましょうか、聞こえて来る気がしないでもないでもないでもないでもない・・・・

いや、もちろん聴こえないんだけど、とにかくそういう思いをさせたくないなーと(というか金掛けたしもったいないなーと)。

自称フェミニストの私が(Mugi☆つまにぶっ飛ばされそうですが)彼女を放っておくはずがない!!



この際だ!!禁断の改造をして、これ以上にごっつくしてやる!!その改造は・・・







6WAYブリーッジ!!

だれでもやってるとか言わない様に




とにかく3WAY派の私が、こいつに関してはちょっと音を変える為にいじってみようと。自分の中では結構禁断の改造なんです。

でも一度は通ってみたいじゃん。オクターブ完璧なテレ。(未だ完璧なオクターブチューニングのテレを弾いたことないです)3WAYに比べ、音も極端にウォーミーになるらしいし。


どれにしようかなーと、いろいろ物色(検索)した結果こいつにしようかと。


GOTOH GTC201



欲しいのはこれのブラスのやつ。クロームは金属的なんだって。

というかゴトー製品高い!!









レコ、スタンドなどで浪費し、金がないので、

2ヶ月以内には取り掛かろうかと(思ったよりブリッジって高いんだよね・・・・・)









そういや「彼女」って言ってたけど、こいつの命名の元になったマツコデラックスって

男だね・・・・・・。

もし

2010-03-25 18:38:31 | Weblog
自分の愛する人が死を迎えた時、
自分はその悲しみに耐えられないかもしれない。

でも、もし自分が死の淵にいる時
愛する人に看取ってもらえたなら幸せだと思う。






もし、自分の愛する人が隣にいない日常を迎えた時
自分は心にあいた大きな穴を埋められず、いつも泣いているかもしれない。

でも、もし自分が死したあと自分の愛する人が泣いているのなら
泣いてくれるのはちょっと嬉しいけど、泣き続けないでほしいと思う。






もし、自分の愛する人がいないことに慣れたなら
自分は愛する人を考えない時間が増えていくのかもしれない。

でも、もし自分のいないことに自分の愛する人が慣れたなら
喜ばしいことだと頭ではわかりつつ、出来れば自分との思い出を忘れないでいる為に自分の写真を飾って欲しいと思う。





もし、自分が死してしまった愛する人と話が出来るのなら
もっと一緒に居たかったと、寂しさを訴え泣くかも知れない。

でも、もし自分が死した後に愛する人と話が出来るのなら
あなたと出会えたおかげで、自分は幸せだったと満面の笑顔で伝えたい。






さー、胸を張って生きていこう。

雪崩

2010-03-23 12:34:19 | Weblog
わが子が雪崩に飲み込まれ、瀕死の状態です。

ですが、俺たちも2次的に飲み込まれる可能性が高いため、近づけずにいます。

誰か、助けてください。お願いです。

































階段収納の奥のほうからおもちゃを取り出したかった様です。

レコーディングスタート

2010-03-22 12:33:35 | Weblog
先日、銀行主催の業者会でくじがあり、2等賞のPS3を当てたのですが、どうせ会社にもってって業者会のオークション行きだし、実際貰っても2台目なのでいらないし、本当にいらんところで運を使い果たしてしまったMugiです。どうぞよろしく。


昨日はスタジオJIVEでレコーディング。

本当の意味での別録り(一人ひとりパートを別々に録音して、最後に一つの曲にする方法)の難しさを痛感。

バンドが一人の力で成り立っているわけではないということ、一人ひとりが互いを引っ張って、やっと構築される演奏なんだということを実感しました。


過去から数えて4回目のレコーディング、それも4回とも同じスタジオ、別録りだって初めてじゃないのに、今回が一番難しいと感じてます。やっぱクリーン音を多用すると、ごまかしが一切きかない。

もー苦労の連続でした。









オレやることなかったけど。









途中で遊びに来たFEED加藤一樹に「Mugiさん、(結局何もしてねーし、見にきているだけの)俺と同じポジションですよね」と言われる始末。

(昨日ゴルゴを送ったので、もうそろそろヤツは頭を撃ち抜かれた死体で発見されるでしょう。)



いや、実際はガイド(他のパートを録る時に、曲によってはドラムだけとか、ベースだけとかでは録れない時があるので、録音しない形で演奏に混じりギターを弾く役割)だけ参加したんだけど、緊張のせいなのか、それとも下手なのがこの際で明確になっただけなのかわからないけど、とにかくいつもと感覚が違う。

不思議な負の魔力にもってかれそうになりました。リズムを取ることにも一苦労。

来週のギター録り、たくさん練習して望もうと心に誓いました。



レコーディング風景はこんな感じ。

ポーズに見えますけど、これは本当にあった風景です。

こんな苦悩が連鎖した苦しいスタートです。

地元のバンド、KOBAYASI HIROYUKIが

2010-03-21 00:15:21 | Weblog
OTOTOYというサイトでTOP PAGEに紹介されている。

デモが聴けますので、是非皆さんも聞いてみてください。

演奏力もさることながら、センスはそんじょそこらのプロではかなわないところまで来てます。

以前うちの企画に出てもらったときも、初めて見た人から絶賛の声が飛び交ってましたね。








さあ、あした(というかもう今日か)俺たちのレコーディングがスタートします。

予定としては、延べ3~4日位になるのかな。

早く作って、みんなに配れるようにがんばりまする。







でも明日はやる事ないので

予定は1日読書。

テルヲの進化

2010-03-19 12:45:40 | テレキャスター部
冒頭から暗い話ですが、ヌジャベスが亡くなった。

正確には「亡くなっていた」が正しい。発表は昨日だったけど、亡くなったのは2月のことらしい。

俺はあまりヒップホップも聴かないけど、さまざまなジャンルに対応できる多彩なヌジャベスの音は好きだった。


心からのご冥福をお祈りいたします。
Nujabes - Counting Stars; REST IN PEACE









いやー、チャンピオンズリーグの本田、強烈なインパクトでしたよね。

ただ、ブレだまに関しては、一つ言っとくと、クリスティアーノ・ロナウドよりも先に本田はJでも打ってたからね。

磨きがかかったとはいえ、今更騒ぐことじゃないんですよ。

でもとにかく凄い選手になった。VVVの時も凄いと思ってたけど、今彼はスーパースターの階段の1段目に足を掛けましたね。

なんつっても若い!!ヒデ、俊輔を超える存在になって欲しいですね。俊輔も超えられなかったスペインの壁。とうとう本田にもお声がかかりそうですね。今日の報道で、ヴァレンシアが注目しているということですし。

欧州ではプレーだけでは成功できないです。言葉、エゴ、環境などもろもろありますが、彼のキャラクターならやってくれそうですね。

凄く楽しみです。








昨日はかなりテルヲ(初代テレキャス)をいじった。

以前からなんとなく音に細さを感じたので、考えた挙句、

先日フレット調整したばっかりのメイプルネックを、2代目テルコに積んでいたローズ指板ネックと交換。



いやー、ジョイントの締め具合とかもあるけどさー、ネックってこんなに音かわるんだー、って感じ。いっぺんに音が丸くなる。

これは神話ではなく、塗装の状態にもよるけど、メイプルは少し硬くなる。ローズは少し柔らかくなる。

でもこんなに変わるんだーって感じ。


でもそれだけでは終わらず。


あれだけ絶賛していたリンディフレーリンのブロードキャスターピックアップ。

音の分離性は見事だし、クリアなトーンに魅了されてましたが、ここに来てなんだかカラッとしすぎている感覚になりまして。凄くよく出来たピックアップであることには違いがないのですが・・・・好みの問題ですね。

実際今聴いても、フロントの音は凄く良いんですよ。でも俺のメインは邪道にもセンターなんで、それが調整しまくっても、どうしても好きな音のポジションが見当たらない。

ということで、ピックアップ自体がこの音であるという結論に至り、どうしようかなーと迷ってたんですが、

先日、かなりの安価でセイモアダンカンのSTL-1とSTR-1が手に入りまして(破格中の破格でしたね)。

以前にSTL-1、STR-1を調べた時、利用者のレヴューの中で「テキサススペシャルみたい」というものがあったので、あまりにハイファイ過ぎるのはやだなーと思ってて、あまり気にしてなかったんですが、その後セイモアダンカンのHPで試聴した時に凄く気に入ってたんですよね。これのどこがテキスペっぽいんだろうという印象でした。

昨日やっと取り付け。

最初に取り付けたときはあまりのノイズで死にそうでしたが、途中で、リード線のホットとコールドが間違っているのでは?と疑問を抱き、付け直したら綺麗にノイズ音が消えました。

コントロールキャビティを閉じようとしたら、ブチっといういやな音が。

内部配線のうち、ジャックとポッドを繋ぐ線のジャック側の端が切れた。ジャックごと外さないとハンダ付けできない。かなり面倒くさい。

ジャックを外し、がんばって線の皮をはいでいたら、引っ張られてたらしく、ポッド側の端っこが切れた。

イライラがマックス。演奏中のtoeのギタリスト2人のように、叫びながら半田ごてを握ってました。

やっとこさキャビティーに納まり、弦を張り、試し弾き。


凄くクリアできらびやかなハイと、低音がしっかりでて、それでいて音量絞ればキレが出る。

これはかなり俺好みのピックアップです。




結果、テルヲは見事に俺好みの音になった。

3代目に似てるけど、3代目よりキラキラしてて、イタい高音が出ないところも気に入っている。スタガードボールピースって高音の出力が高いってわけじゃないのかな?

俺はあまりリアを使わないという、テレキャス使いとしてはどうなの?って人間でしたが、このピックアップ、リアがいい!!基本はセンターだけど、たまにリアも使いたい。

気のせいか、トーンの利きが悪い気もするけど、自分のおいしいポイントは出せる。

時間がかかったけど、出た成果は非常に喜ばしいものでした。

今度のレコーディングにはリスクが高いので使わないけど、今後がんがんに使っていこうと思います。

そういえばテルヲの素性が不明だったのですが、ネックポケットの内部のうすーい刻印とノブやロゴのディティールから、TL62だということが判明。それ以上のことはわかりません。




しかし、最近いじるのが日常茶飯事になってきているせいか、工具が異常に増えてきた。

工具箱買わないと。

たった何十分で人間性を見極めるのは非常に困難

2010-03-18 12:30:00 | Weblog
大学の新卒と、来年卒業者の面接ばっかりしてます。就活に必死な人たちと話をすると、微笑ましくも、中にはぶっ飛ばしたくなる人もいる。

ま、まだ若いしね。みんな最初はこんなもんだったんだろう。俺も気づけば歳食ったな。

しかし、とうとうウチにもこんな高学歴者が来ちゃった・・・・的なのが連発。ウチにしてみれば、山に仕掛けた罠にツチノコがいっぱいかかっちゃったような感覚。

その中でも一人凄いのが。トーイック740点て・・・・来るとこ間違ってない?って素直にこっちから訊いちゃったくらいだ。

就職難なんでしょうな。

ま、学歴ある人間は、凄く要領もいいし、理解度も高い。失礼な話だが、はっきり言って仕事の節々でそれ以外の人との差を感じる。

ただ、仕事はそれだけじゃないしね。

知識が驕りになってしまう人間をごまんと見て来た。やっぱり人間性が重要。四大卒だろうが高卒だろうが、努力を怠らず、無知でも謙虚に結果までの道筋を建てられる人間が最後には勝る。


そういった見えないところを数十分の面接で評価するのは難しい。

人が人を判断するのは、常にリスクがある。何年も面接してるけど、その実感しかない。




だいたい、今俺が「面接される側」に移ったら、人に評価してもらえるんだろうか・・・・

俺なんかが面接やってるなんて、本当におこがましい話だ。