楓の日々

某メーカー勤務のインハウス弁護士の楓です(^^)ブログには仕事のことプライベートのこといろいろ書きます。

読書記録★11月

2014-12-07 01:31:18 | 読書記録
11月は6冊でした!
今年もラスト1か月あと何冊読めるかなー?!

「海賊とよばれた男(下)」百田尚樹著
★★★★
偉大な経営者とスタンドプレーのワンマン経営者は紙一重だと思います。
それは、確固たる経営に対する信念に基づいているかどうかの違いでしょうか。
この作品では、国岡鐵三(出光佐三がモチーフになってるみたいですね)の経営に対する信念がビシビシ伝わりました!
相手が誰であれ自分の信念を貫くために闘う姿勢は純粋にカッコイイ!
こんな経営者はなかなかいないだろうな…。
いい作品でした(*^^*)

「高血圧はほっとくのが一番」松本光正著
★★★
うーん…
果たして鵜呑みにしていいのやら。
まぁ、精神の安定のためにはあんまり健康を気にしすぎるのもあれかな…とは思いました^ ^

「果つる底なき」池井戸潤著
★★★★
これが池井戸潤先生の原点だったのか!
設定がちょっとぶっ飛び過ぎなところもあるけれど、ここから始まって、「空飛ぶタイヤ」「半沢直樹」「下町ロケット」など数々の名作が生まれたんだなーと思うと感慨深いです(*^^*)
池井戸ファンは是非読んでみては?
そうじゃない人にはごく普通のミステリー小説って感じかもですが…。

「銀行総務特命」池井戸潤著
★★★★
ドラマ花咲舞の原作です!
あれ?花咲が出てこない(°д°)
原作からは設定がかなりアレンジされてたんですね。
池井戸潤先生の定番手法。「短編で最後まで書かない」が本作でも炸裂してます!
もうちょい書いてよ!と思わなくもないけど、それでも面白い!
サラサラ読めるし、池井戸短編の中では一番好きかなー!?

「世界がわかる理系の名著」鎌田浩毅著
★★★★
文系の人でも読める科学の本です!アインシュタインの「相対性理論」の説明は正直理解不能ですが…^^;
歴史的に有名な科学者たちの真理の発見にかける思いが伝わります!新しい真理を提唱するパイオニアは当代の学会では意外と受け入れられていないこと、時に宗教が科学の障害になってきたことなど、細かい理論は分からなくても学べる部分はたくさんある本だと思います。
理系の人にとっては物足りないのかな…と思いますが、教養として私のような文系人間に是非オススメしたいですね!

「不祥事」池井戸潤著
★★★★★
出た!花咲舞!
面白かったです!「銀行総務特命」も良かったけど、読後のスッキリ感からするとやっぱり本作に軍配^ ^

2014年
1月 5冊 10月 2冊
2月 7冊 11月 6冊
3月 7冊
4月 7冊
5月 7冊
6月 6冊
7月 3冊
8月 8冊
9月 3冊
合計61冊

今月はまた池井戸率高いなー
あとちょっとで池井戸作品全制覇なので、ガンバります!
これだけハイクオリティな作品を描き続けられるのはスゴイです!池井戸先生!

しかし、池井戸作品全制覇したら次はどの作家に行くか…迷う(°д°)


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