楓の日々

某メーカー勤務のインハウス弁護士の楓です(^^)ブログには仕事のことプライベートのこといろいろ書きます。

2015年 読書記録☆2月

2015-02-28 22:23:59 | 読書記録
今月は4冊(^^)

仕事が忙しくなってきたので、そんなに読めなかったです。。

「人を殺すとはどういうことか」美達大和著
★★★★
こんなに頭のいい人が殺人犯だなんてやっぱり信じ難い…。
前職ではよく犯罪者と話したけど、美達氏の書いている通り本当に反省してる人は見たことなかったな…。
この本ではヤクザの受刑者についての章が印象的でした(^^)
美達氏の本は2冊目で、「死刑絶対肯定論」と内容的な重なりも多く★×5とはいきませんが、刑罰のあり方を考える有益な視点を提供してくれる名著です!

「夢をかなえるゾウ③」水野敬也著
★★★
シリーズ(今、出てる分)読了(^^)
このシリーズは「教え」よりも純粋に読み物として好きですね!
シリーズの中ではPart2が一番良かったなー。
今作はまあまあ…といったところでしょうか。
そろそろ飽きがくる頃なので、次回作は新しい展開に期待^ ^

「無頼のススメ」伊集院静著

読み終えたあと見事に何も残らない。。
こういうエッセイ集は自分の好きな作家のでなければ楽しめないですね(^^;;
いやー、ほんとにこれほど何ゆってるかわからん本は久しぶりだわ。

「株価暴落」池井戸潤著
★★★★
おー!これはスゴイ!
半沢みたいなストーリーでした(^^)
最後まで読んだあとの痛快感!
だけど、半沢シリーズほど一人一人のキャラが立ってないので★4つにしました。
気持ち的には★4.7くらいなんですけどね!

美達氏の本は良かったですね☆
あと、池井戸先生は流石!といった感じですね!

宮部みゆきの新作が出たみたいなんで近々ゲットしたいと思います

2015年
1月 5冊
2月 4冊

合計 9冊


2015年 読書記録☆1月

2015-02-01 01:49:27 | 読書記録
またまた久しぶりの更新です(^^;;

読書記録だけは毎月つけます!
1月は5冊!まぁまぁかな。
今年は英語の勉強に力を入れたいので、読書は少し控えめになりそうですが、いい本にたくさん出会いたいですね


「社長にも読ませたい 日本一やさしく経営がわかる会計の本」久保憂希也著
★★★★
前に分厚い会計の本に挑戦して、挫折したので、基本的なのをチョイスしました。
法務屋さんにも会計の知識はあった方がいいので(^^;;
この本でキャッシュとか税務の重要性がわかりました!ためになる一冊です!
会計もそうだし、他のいろんな仕事の分野は万能ではあり得ない…そりゃそうだ!納得(^^)

「BT'63(上)」池井戸潤著
★★★★
池井戸作品の新境地!なんと、銀行ものじゃない!
銀行ものじゃないという点では「空飛ぶタイヤ」もそうだったけど、今回はそれに加えて、ファンタジー的設定が敷かれています!
こういうのもあるのか…。読者を飽きさせない池井戸マジックですね!
早速下巻を読み進めたいと思います(^^)

「BT'63(下)」池井戸潤著
★★★★
★5個にするかどうか迷いました!
それくらい良かったです!
池井戸先生の本流からは外れた作品ですが、やっぱり凄い作家ですね(^^)
最後の方は貪るように読み進めました。
本流からは外れてるので、好き嫌いは分かれそうだけど、私は好きです!

「死刑絶対肯定論」美達大和著
★★★★★
とても良かったです!著者はとてもキレる人です。教養の深さや論理性は読めば分かります。
なぜこんな人が2件も殺人を犯した無期囚なのか…この人の能力があれば、社会で何だってできたろうに…。
残念でなりません。
私個人としては死刑制度には賛成です。この本に出てきた反対派、賛成派それぞれの論拠も概ね把握していました。
だけど、ここまで論理の整った賛成論は見たことがなかったこと、美達大和という人について読み進める程にどんどん興味が湧いてきたこと…などからありきたりなテーマではありますが★5つの評価にしました。
興味がある方は是非!

「スラムダンク武士道」遠越段著
★★
スラムダンクと「武士道」を結びつけるのは面白い発想だと思います。
…が、肝心の「武士道」自体にそれほどそそられるものがなかったので、この評価です(^^;;
スラムダンクまた読みたいなー!


1月は「死刑絶対肯定論」がダントツで良かったですね

それから、池井戸作品全制覇も近付いてきました!
あと5作くらいだったかな…。



2015年
1月 5冊




読書記録★12月

2014-12-31 19:34:21 | 読書記録
2014年の最終月は6冊、年間合計は67冊でした!

ここ数年で一番多かったです(`・ω・´)ノ
来年もいい読書をしたいですね☆

「最終退行」池井戸潤著
★★★★
半沢的な大逆転で読み応えありです!
ただ、終盤はあっさり方がついてしまって、もうちょい先まで書いて欲しかったなーという気はします(^^;;

「すべてがFになる」森博嗣著
★★★
初めて森博嗣作品を読みました。
すごく練り込まれた作品ですが、いまいちハマる感じはないですね(^^;;
設定が現実から乖離し過ぎてるからかな…。
機会があればまた別の作品も読んでみようかな、と思います!

「仇敵」池井戸潤著
★★★★
池井戸作品全制覇まであと少し!
本作は短編的な描かれ方ですが、全体が繋がっていて、絶妙(^^)
結構前の作品みたいですが、銀行員の痛快活劇という半沢に続く流れがすでにできてたんだなー
半沢シリーズや空飛ぶタイヤなどの超名作には及ばないものの、やっぱりレベル高いわ!

「夢をかなえるゾウ2」水野敬也著
★★★★
第一段を読んだのはかれこれ4年前だったか。。
今回は啓発本的な要素は減ったものの、心温まるいいお話でした(^^)
仕事は嫌なことをしてお金をもらうんじゃなくて、人を喜ばせた分だけお金をもらうもの…なんだね。
深いですね!
人のために仕事をする気持ちは持ち続けたいな、と思いました!

「面白いほどよくわかる!心理学の本」渋谷昌三著

心理学に関する項目を網羅的かつ薄くまとめた本です。
個人的には全く知的好奇心が刺激されなかった…。よく最後まで読んだな…。
学部生の時に一般教養で心理学を取ったことがあったけど、その時も全く興味を惹かれず2回くらい授業出てフェイドアウトしたことを思い出しました(^^;;
項目は多岐にわたってるので、興味があるとこだけ読むと役に立つかも?

「モンスター」百田尚樹著
★★★★
戦慄のストーリー、とも言うべき作品でした!
執念に突き動かされる女の悲劇…
これが「永遠の0」「海賊とよばれた男」と同じ作者の作品とは思えないです。


2014年
1月 5冊 10月 2冊
2月 7冊 11月 6冊
3月 7冊 12月 6冊
4月 7冊
5月 7冊
6月 6冊
7月 3冊
8月 8冊
9月 3冊
合計67冊

個人的年間最大ヒット作品は「空飛ぶタイヤ」ですね!これ以外にも池井戸潤先生の作品には大いに楽しませてもらいました

来年は池井戸作品全制覇を成し遂げて、また新しい面白い作家を探したいと思います٩( 'ω' )و

読書記録★11月

2014-12-07 01:31:18 | 読書記録
11月は6冊でした!
今年もラスト1か月あと何冊読めるかなー?!

「海賊とよばれた男(下)」百田尚樹著
★★★★
偉大な経営者とスタンドプレーのワンマン経営者は紙一重だと思います。
それは、確固たる経営に対する信念に基づいているかどうかの違いでしょうか。
この作品では、国岡鐵三(出光佐三がモチーフになってるみたいですね)の経営に対する信念がビシビシ伝わりました!
相手が誰であれ自分の信念を貫くために闘う姿勢は純粋にカッコイイ!
こんな経営者はなかなかいないだろうな…。
いい作品でした(*^^*)

「高血圧はほっとくのが一番」松本光正著
★★★
うーん…
果たして鵜呑みにしていいのやら。
まぁ、精神の安定のためにはあんまり健康を気にしすぎるのもあれかな…とは思いました^ ^

「果つる底なき」池井戸潤著
★★★★
これが池井戸潤先生の原点だったのか!
設定がちょっとぶっ飛び過ぎなところもあるけれど、ここから始まって、「空飛ぶタイヤ」「半沢直樹」「下町ロケット」など数々の名作が生まれたんだなーと思うと感慨深いです(*^^*)
池井戸ファンは是非読んでみては?
そうじゃない人にはごく普通のミステリー小説って感じかもですが…。

「銀行総務特命」池井戸潤著
★★★★
ドラマ花咲舞の原作です!
あれ?花咲が出てこない(°д°)
原作からは設定がかなりアレンジされてたんですね。
池井戸潤先生の定番手法。「短編で最後まで書かない」が本作でも炸裂してます!
もうちょい書いてよ!と思わなくもないけど、それでも面白い!
サラサラ読めるし、池井戸短編の中では一番好きかなー!?

「世界がわかる理系の名著」鎌田浩毅著
★★★★
文系の人でも読める科学の本です!アインシュタインの「相対性理論」の説明は正直理解不能ですが…^^;
歴史的に有名な科学者たちの真理の発見にかける思いが伝わります!新しい真理を提唱するパイオニアは当代の学会では意外と受け入れられていないこと、時に宗教が科学の障害になってきたことなど、細かい理論は分からなくても学べる部分はたくさんある本だと思います。
理系の人にとっては物足りないのかな…と思いますが、教養として私のような文系人間に是非オススメしたいですね!

「不祥事」池井戸潤著
★★★★★
出た!花咲舞!
面白かったです!「銀行総務特命」も良かったけど、読後のスッキリ感からするとやっぱり本作に軍配^ ^

2014年
1月 5冊 10月 2冊
2月 7冊 11月 6冊
3月 7冊
4月 7冊
5月 7冊
6月 6冊
7月 3冊
8月 8冊
9月 3冊
合計61冊

今月はまた池井戸率高いなー
あとちょっとで池井戸作品全制覇なので、ガンバります!
これだけハイクオリティな作品を描き続けられるのはスゴイです!池井戸先生!

しかし、池井戸作品全制覇したら次はどの作家に行くか…迷う(°д°)


読書記録★10月

2014-11-01 20:48:40 | 読書記録
10月はわずか2冊(。´•ㅅ•。)

「知の逆転」は良かったなー!
ってくらいです

「知の逆転」吉成真由美著
★★★★★
良かったです!
いや、正直に言うとインタビューを受けている6人の専門分野についてはまったくの無知です。それでも、インタビュアーの吉成真由美さんの巧妙な話しの進め方に引き込まれました。
6人に共通するバイタリティーと知性にビシビシ感銘を受けました。6人とも無宗教者なのは単なる偶然?それとも…。
知的好奇心を揺さぶられる名著でした!

「海賊とよばれた男(上)」百田尚樹著
★★★★
「永遠の0」以来、久しぶりに百田尚樹作品を読んでいます。
途中歴史書を読んでるみたいな部分が延々続きますが、これは好き嫌い分かれそう。ぼくは昭和史が結構好きなので、アリかなと思います(*^^*)
物語自体はまだまだ序章といった感じ。下巻が楽しみ♩
評価は暫定で★★★★です!

2014年
1月 5冊 10月 2冊
2月 7冊
3月 7冊
4月 7冊
5月 7冊
6月 6冊
7月 3冊
8月 8冊
9月 3冊
合計 55冊

マンガは読書記録には入れてませんが、「めぞん一刻」は最高でした(`・ω・´)ノ

今まで読んだマンガの中で一二を争う名作だと思います!
若い人にも是非読んでもらいたいですね!