八重山遠征の7日目、そして最終日です。
やはり天気はかんばしくなさそうです。
最終日なので、帰り支度をしないといけないのと、いちおう成果も出たので、今日の川探索は昼過ぎ頃までをメドとします。
前日・前々日とお世話になったアイランドホテルをチェックアウトします。
フロントで「もう帰るの?」と聞かれました。
残念ながら帰らないといけません・・・帰りたく無いけど。(笑)
西表島最終の川探索に向かいます。
コンテリ・ナンバー2の撮影が不首尾だったので、心残りではあります。
ただ、昨日でさえ水が濁っていました。
昨夜からまた降ったようですし、状況が悪くなっている事はあっても、良くなっているとは考え難いです。
思案の末、別の場所の探索をする事にします。
気楽にチェックを入れるくらいのつもり行きましたが・・・魚が少ないようです。
これは外したか・・・と思い始めた頃でした。
またまた、コンテリボウズハゼと遭遇します。
最後までツイているな・・・と思ったら、ここで問題が発覚します。
なんともはや・・・デジカメを装備するのを忘れていました。(笑)
ゆえに、コンテリ・ナンバー4の画像と、西表島の川探索 その5(2011/05/05)となるはずだった記事は存在しません。
珍道中を期待していたアナタへ、ちょっと怪しくなってきました。(笑)
しばし遊んでもらってから、引き返します。
昨日ここに来て見ればよかったかなぁ・・・
車に戻ると、とっくにお昼を過ぎています。
物置状態のレンタカー車内で荷造りを始める前に、食事と風呂を済ませる事にします。
ホテルのレストランに立ち寄ります。

カレーを頂きます。

お腹も膨れ、ホッとします。
窓の外には西表の緑が・・・長いようであっという間だったな。
ビジター利用で、風呂に入ります。
余談ですが、僕は熱い風呂は苦手で、風呂そのものもそんなに好きではありません。
生活習慣病を持っているので、意識的にお湯に漬かるのは控えています。
同様の理由から、長期間の遠征の時はお酒も飲みません。
暑い日に屋外で活動して汗をかき、ビールでも飲んでしまうと持病の発作が出る典型的なパターンになります。
オリオンビールが飲めないのは心残りですが、西表島まで来て動けなくなるような事態は避けねばなりません。
今までに、禁を破った事は(たぶん)1度だけあって、1月の
沖縄本島遠征の時でした。(笑)
友人と合流していた事と、名護のオリオンは格別という事で、自分を納得させました。(笑)
この日は、飛行機に乗って長い帰路に着くので、さすがにサッパリしとかないとね。
予想通り、荷造りは難攻します。
ホテルでのんびりし過ぎた・・・って、先に荷造りしておくべきですよね。(笑)
ドタバタは毎度の事です。
まずは給油のためスタンドへ向かいます。
いかに交通量の少ない西表といえども、飛ばすのも限度があります。
スタンドに入った時間が16:26でした。
そう、乗船予定は16:30です。
これはもう、珍道中と認定するしかありませんね。(笑)
珍道中その1・・・帰りの船に乗り遅れてしまった。
さしあたって、次の船でも計算上は大丈夫なので、トラブルが起きない事を祈ります。
レンタカーを返車し、港へ向かいます。
切符売り場で、事前に購入済みの乗船券を見せると、そのまま乗船して良いとの事でした。
余計な事は何もせず、とっとと乗船口に並び、乗船を待つことにします。
大荷物を持ち、船に乗り込みます。
今回の西表島は成果に恵まれました。
僕が対象としているお魚はほぼオールスターメンバーです。
いつになるか解りませんが、遭遇したお魚の総括編でも書いてみましょうかね。
川探索に登場しない話として、とてつもなく真っ青なナンヨウボウズハゼ属を見ました。
一瞬コンテリかと思ったほどの見事な青色でした。
後日談ですが、この魚はナンヨウボウズハゼそのものでは無く、やはりナンヨウボウズハゼの一種だったのでは?との疑問が出ています。
ナンヨウボウズハゼ属は、最近未記載種が報告されていて今後の展開が楽しみです。
これにて、前回の八重山遠征のリベンジ達成を宣言いたします。(笑)
そうなると次の目標をどうするか?です。
僕の場合、まず目標を明確にし、達成に向けて突き進むというパターンこそが、行動力の源です。
僕もまだまだで、全てを極めたなどと断じて思ってはおりません。
ただ、新たに具体的な目標となると超レアなものか未記載種くらいしか興味のある対象が残っていないんですね。
目標とは、「達成するためにある」と僕は思っています。
頑張って手をのばし続ければ届くもの・・・でないと具体的な目標とは言えないのです。
水中写真については、今後も継続していける世界との確信に至っておます。
この分野の今後の展開は、これからじっくりと練っていきたいと思います。
今回の八重山遠征は、川探索以外も色々と楽しかったです。
いるもて荘・きよみ荘・カンピラ荘の3つの民宿はどこも味がありました。
ゆんたくも楽しめましたし、特に広島のHKさんは大変印象に残っています。
ご自分で「へーき」などと冗談を言っておられました。(笑)
なんか、もう1度お会いしたいですね。
離島の民宿に泊まる事そのものが、ある意味マニアックでもあります。
なので、快適なリゾートを希望される方は、違った感想を持たれるかもしれません。
僕は西表島の魅力は、開発されていないが故に残されてきたものだと思っています。
少々の不便さは、ここでは当たり前ですし、それが他の観光地などには無い魅力でもあるのです。
この環境がこのまま残ってくれる事を願っています。
何度も足を運び、お店の方や宿の方に顔を憶えてもいただいています。
西表島は、僕にとって「帰りたい」場所でもあるのです。
船内で長めのメールを打ちます。
送信を終えたとき、船が動き始めました。
窓の外に西表島が見えます。
いつもなら、心の中で「さらば西表・また来る日まで」などと気取ったつぶやきを発している所です。
しかし、今回は少し心情が異なりました。
急に胸に何かがこみあげてきます。
船旅の別れは飛行機や列車と違うのか・・・などとトンチンカンな理由を考えていました。
今回は長く滞在したので、立ち去りがたい想いが最後にこみあげたのかもしれません。
石垣港からタクシーで空港へと向かいます。
運転手さんの話では、八重山は梅雨入り後、1週間ほどは雨が降らないそうです。
今回もそんな感じだった・・・ということのようですね。
空港に到着、大急ぎで食事を摂り、土産を購入します。
搭乗手続きを終え、登場口へと向かいます。

定刻通り離陸開始。
例によって、飛行機は短い滑走路を必死こいて加速します。

眼下に雲を望みます。
あの雲の下は雨が降っているのでしょうかね。
フライトのほうは順調です。
少しですが、航空写真も撮ってみます。
行きの画像と一緒に別途掲載できればと思っています。

那覇空港から、今回のラスト・フライトとなります。
成果もあり、思い出に残る、中身の濃い遠征でした。
「さらば西表・また来る日まで」
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やはり天気はかんばしくなさそうです。
最終日なので、帰り支度をしないといけないのと、いちおう成果も出たので、今日の川探索は昼過ぎ頃までをメドとします。
前日・前々日とお世話になったアイランドホテルをチェックアウトします。
フロントで「もう帰るの?」と聞かれました。
残念ながら帰らないといけません・・・帰りたく無いけど。(笑)
西表島最終の川探索に向かいます。
コンテリ・ナンバー2の撮影が不首尾だったので、心残りではあります。
ただ、昨日でさえ水が濁っていました。
昨夜からまた降ったようですし、状況が悪くなっている事はあっても、良くなっているとは考え難いです。
思案の末、別の場所の探索をする事にします。
気楽にチェックを入れるくらいのつもり行きましたが・・・魚が少ないようです。
これは外したか・・・と思い始めた頃でした。
またまた、コンテリボウズハゼと遭遇します。
最後までツイているな・・・と思ったら、ここで問題が発覚します。
なんともはや・・・デジカメを装備するのを忘れていました。(笑)
ゆえに、コンテリ・ナンバー4の画像と、西表島の川探索 その5(2011/05/05)となるはずだった記事は存在しません。
珍道中を期待していたアナタへ、ちょっと怪しくなってきました。(笑)
しばし遊んでもらってから、引き返します。
昨日ここに来て見ればよかったかなぁ・・・
車に戻ると、とっくにお昼を過ぎています。
物置状態のレンタカー車内で荷造りを始める前に、食事と風呂を済ませる事にします。
ホテルのレストランに立ち寄ります。

カレーを頂きます。

お腹も膨れ、ホッとします。
窓の外には西表の緑が・・・長いようであっという間だったな。
ビジター利用で、風呂に入ります。
余談ですが、僕は熱い風呂は苦手で、風呂そのものもそんなに好きではありません。
生活習慣病を持っているので、意識的にお湯に漬かるのは控えています。
同様の理由から、長期間の遠征の時はお酒も飲みません。
暑い日に屋外で活動して汗をかき、ビールでも飲んでしまうと持病の発作が出る典型的なパターンになります。
オリオンビールが飲めないのは心残りですが、西表島まで来て動けなくなるような事態は避けねばなりません。
今までに、禁を破った事は(たぶん)1度だけあって、1月の
沖縄本島遠征の時でした。(笑)
友人と合流していた事と、名護のオリオンは格別という事で、自分を納得させました。(笑)
この日は、飛行機に乗って長い帰路に着くので、さすがにサッパリしとかないとね。
予想通り、荷造りは難攻します。
ホテルでのんびりし過ぎた・・・って、先に荷造りしておくべきですよね。(笑)
ドタバタは毎度の事です。
まずは給油のためスタンドへ向かいます。
いかに交通量の少ない西表といえども、飛ばすのも限度があります。
スタンドに入った時間が16:26でした。
そう、乗船予定は16:30です。
これはもう、珍道中と認定するしかありませんね。(笑)
珍道中その1・・・帰りの船に乗り遅れてしまった。
さしあたって、次の船でも計算上は大丈夫なので、トラブルが起きない事を祈ります。
レンタカーを返車し、港へ向かいます。
切符売り場で、事前に購入済みの乗船券を見せると、そのまま乗船して良いとの事でした。
余計な事は何もせず、とっとと乗船口に並び、乗船を待つことにします。
大荷物を持ち、船に乗り込みます。
今回の西表島は成果に恵まれました。
僕が対象としているお魚はほぼオールスターメンバーです。
いつになるか解りませんが、遭遇したお魚の総括編でも書いてみましょうかね。
川探索に登場しない話として、とてつもなく真っ青なナンヨウボウズハゼ属を見ました。
一瞬コンテリかと思ったほどの見事な青色でした。
後日談ですが、この魚はナンヨウボウズハゼそのものでは無く、やはりナンヨウボウズハゼの一種だったのでは?との疑問が出ています。
ナンヨウボウズハゼ属は、最近未記載種が報告されていて今後の展開が楽しみです。
これにて、前回の八重山遠征のリベンジ達成を宣言いたします。(笑)
そうなると次の目標をどうするか?です。
僕の場合、まず目標を明確にし、達成に向けて突き進むというパターンこそが、行動力の源です。
僕もまだまだで、全てを極めたなどと断じて思ってはおりません。
ただ、新たに具体的な目標となると超レアなものか未記載種くらいしか興味のある対象が残っていないんですね。
目標とは、「達成するためにある」と僕は思っています。
頑張って手をのばし続ければ届くもの・・・でないと具体的な目標とは言えないのです。
水中写真については、今後も継続していける世界との確信に至っておます。
この分野の今後の展開は、これからじっくりと練っていきたいと思います。
今回の八重山遠征は、川探索以外も色々と楽しかったです。
いるもて荘・きよみ荘・カンピラ荘の3つの民宿はどこも味がありました。
ゆんたくも楽しめましたし、特に広島のHKさんは大変印象に残っています。
ご自分で「へーき」などと冗談を言っておられました。(笑)
なんか、もう1度お会いしたいですね。
離島の民宿に泊まる事そのものが、ある意味マニアックでもあります。
なので、快適なリゾートを希望される方は、違った感想を持たれるかもしれません。
僕は西表島の魅力は、開発されていないが故に残されてきたものだと思っています。
少々の不便さは、ここでは当たり前ですし、それが他の観光地などには無い魅力でもあるのです。
この環境がこのまま残ってくれる事を願っています。
何度も足を運び、お店の方や宿の方に顔を憶えてもいただいています。
西表島は、僕にとって「帰りたい」場所でもあるのです。
船内で長めのメールを打ちます。
送信を終えたとき、船が動き始めました。
窓の外に西表島が見えます。
いつもなら、心の中で「さらば西表・また来る日まで」などと気取ったつぶやきを発している所です。
しかし、今回は少し心情が異なりました。
急に胸に何かがこみあげてきます。
船旅の別れは飛行機や列車と違うのか・・・などとトンチンカンな理由を考えていました。
今回は長く滞在したので、立ち去りがたい想いが最後にこみあげたのかもしれません。
石垣港からタクシーで空港へと向かいます。
運転手さんの話では、八重山は梅雨入り後、1週間ほどは雨が降らないそうです。
今回もそんな感じだった・・・ということのようですね。
空港に到着、大急ぎで食事を摂り、土産を購入します。
搭乗手続きを終え、登場口へと向かいます。

定刻通り離陸開始。
例によって、飛行機は短い滑走路を必死こいて加速します。

眼下に雲を望みます。
あの雲の下は雨が降っているのでしょうかね。
フライトのほうは順調です。
少しですが、航空写真も撮ってみます。
行きの画像と一緒に別途掲載できればと思っています。

那覇空港から、今回のラスト・フライトとなります。
成果もあり、思い出に残る、中身の濃い遠征でした。
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