かっちゃんのお魚ブログ

ヨシノボリ類、小型ボウズハゼ類など淡水ハゼの採集・飼育・撮影。 (※スマホの方は一番下からPC版へどうぞ)

八重山遠征 (2013/05/02~05/07) 西表島の川探索 その3 いつもの顔

2013-06-14 00:26:55 | お魚
八重山遠征 (2013/05/02~05/07)の5日目です。

5/6の朝食は西表アイランドホテルで頂きます。





ナンヨウボウズハゼを見たくて西表島へ来た時以来、全行程のどこかで必ず宿泊しております。
チャッチャと朝食を済ませると、出発準備にかかります。
館内をウロウロしていたら、昨日ご一緒いただいた裏隊長さんと遭遇、長いレンズ付きデジタル一眼を手に鳥さんを撮影していたようでした。

余談ですが、僕はカメラのレンズにはレンズ保護のためにフィルターを付けるようにしています。
写真を始めた頃(何年前だ?・笑)写真の入門書にはUVカットフィルターを付けてレンズ保護するように書かれていました。
そして写真部のセンパイ方もおおむねフィルターを付けていたと思います。
レンズ面に余計なものを被せるのを好まない人がいる事は知っていましたが、レンズ面を徹底的に磨き上げるような方は少数だと思っていました。

レンズにフィルターが付いていないのがどのくらい嫌なのかというと、パ○ツをはいていないのと同じくらい嫌な感じがします。(笑)
2000年代初頃から、コンデジにはフィルターを付けるネジが切られていない機種が出始めたと記憶していますが、モーレツに嫌でした。
僕が購入した最後の高倍率ズーム搭載コンデジは、FUJI FILMのFINEPIX HS10ですが、オリンパスでも光学30倍ズーム機があったのにFUJIを選んだのはフィルターのネジが切られているかどうかでした。

越えない一線だったデジタル一眼に手を染めた今、もう高倍率ズーム搭載コンデジを購入する事は無いと思っています。
先日量販店で見たFUJIのカメラには、フィルターを付けるネジが切られていませんでした。
これもまた時代というものですかねぇ・・・・

ちなみに、裏隊長さんはフィルターを付けない派との事でした。
フィルムの頃から一眼レフを使ってこられた方なので、当然付けていると思っていたので少々驚きました。

この日は再び単独で行動します。
なんせ僕が探す対象はかなり限られていますのでね。

裏隊長さんご一行のうち、何人かはこの日でお帰りになるそうです。
出発直前に食堂へ寄ってみたら、皆さんで朝食中でした。
挨拶を交わし、裏隊長さんに今夜は外に出るので・・・と告げておきます。

さて、いよいよ川探索へ出発します。





ルリボウズハゼを見かけました。
今回は良く遭遇している・・・というか、遭遇は毎回しているのですが、次の瞬間視界から消えている魚なのです。
写真を撮らせてくれる個体に良く遭遇しています。
先日の個体もそうでしたが・・・石の下に隠れていて、時々様子を見ているような感じです。

→ ルリボウズハゼ Sicyopterus lagocephalus 西表島(2013/05/06) その1





こちらはお馴染みのナンヨウボウズハゼです。
なかなか綺麗な青色タイプです。

ナンヨウボウズハゼは、体色が青色のタイプとオレンジ色のタイプが存在します。
両者に遺伝的な差異は無く、同じ種なのだそうですが・・・不思議なものです。





ナンヨウ女子が集まっております。





ジミーくんとブルーくんの2ショットです。

→ ナンヨウボウズハゼ Stiphodon percnopterygionus 西表島(2013/05/06) その1





こちらも最近遭遇率が上がりつつあるタネカワハゼです。
最初はあまり気にしていなかったのですが・・・すっかりお馴染みの顔です。

→ タネカワハゼ Stenogobius sp. 西表島(2013/05/06) その1





一瞬、何者?と思いました。
帰還後に画像をチェックし、ボウズハゼ属の子供かな?・・・と思っておりました。
確かな方(?)に見ていただいたところ、ボウズハゼとの事でした。

→ ボウズハゼ Sicyopterus japonicus 西表島(2013/05/06) その1





こちらは、キバラヨシノボリです。
この日の探索対象の魚では無かったのですが・・・遭遇しました。

彼はこちらを向いて何を考えているのか?・・・
どうやら、僕が陣取っているこちら側へ行きたかったようなんです。
僕が通せんぼしてしまっている訳ですが、何度も突破を試みてきます。

指先で追っ払うと、一旦は引き返すのですが、すぐにまたこちらへやってきます。





なかなか可愛いヤツです。
キバラヨシノボリは頭が大きくて、目も大きめな個体が多いという印象を持っています。





フワフワと浮遊している魚を見つけました。
キバラヨシノボリの浮遊仔魚のようです。
思いのほか大きな印象を受けましたが、水の中だからかもしれません。
こういう場合、やはり観察ケースに入れて撮影したほうが良いのかもしれませんね。

→ キバラヨシノボリ Rhinogobius sp.YB 西表島(2013/05/06) その1





アカボウズハゼです。





僕のイメージするアカボウズハゼの姿に近い画像です。
石の上などにポツンと佇んでいるのが、らしく感じます。

→ アカボウズハゼ Sicyopus zosterophorum 西表島(2013/05/06) その1





大きなエビさんが出てきました。
コンジンテナガエビのようです。
上流域に足の延ばすと良く見る顔ですが・・・大型個体はものすごくデカいです。


→ コンジンテナガエビ 西表島(2013/05/06) その1





こちらは、コツノテナガエビです。
僕は、こいつにあまり出会った事が無いんです。
時々、名前をド忘れしている時もありますね。

→ コツノテナガエビ 西表島(2013/05/06) その1





カエルハゼです。
できれば、お腹の赤い個体を撮影したいと思っております。
川の神さまにお願いしておきますかね。

→ カエルハゼ Sicyopus leprurus 西表島(2013/05/06) その1





ヒラヨシノボリです。
この画像は、シマヨシノボリの画像の中に紛れておりました。
危なく、シマヨシとしてアップするところでした。(笑)

→ ヒラヨシノボリ Rhinogobius sp. DL 西表島(2013/05/06) その1





こちらが正真正銘のシマヨシノボリです。
なかなかキリっとした目をした男前なヤツですね・・・ヒラヨシばかり褒めるので、シマヨシを忘れるなと主張しているのかもしれません。(笑)

→ シマヨシノボリ Rhinogobius sp.CB 西表島(2013/05/06) その1

まぁ、割といつもの顔ではありましたが・・・・充実の水中撮影タイムを過ごす事ができました。
朝から夕方まで川の中・・・至福の時であります。

夕刻になり、宿へと引き上げる事にします。
今回は天気もイマイチで、綺麗な夕景が見れなかった事が心残りです。
明日は、川探索では無く一般のカヌーツアーに参加する予定となっています。

夜はもう一つのお楽しみ・・・・初枝さんへ行く事にします。


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (アヤヨシ)
2013-06-16 23:05:12
こんばんは
パソコンがついにおしゃかってしまいまして、ご無沙汰になってしまいました。
ゴ。ールデンウィークなのに、水温が低かったようですね。
季節的なものなのか、今年が少し寒いのですかね?!

キバラヨシノボリがててもかっこいいですね。
まさに西表のキバラですね。

私はレンズフィルター付けていますよ。
付ける付けないでの差を解りませんが、保険みたいなつもりです。
返信する
Unknown (かっちゃん)
2013-06-17 00:52:22
アヤヨシさん

こんばんは、ご無沙汰しとります。
どうされているのかと思っておりましたが、パソコンのトラブルだったのですね。
もう解決されたんでしょうか?

傾向として、ここ数年GWはまだ寒い・・・という複数の証言を聞いています。
個人的には、昨年はまだそうでもなかったように思うのですが、今年は寒かったです。
天気が悪かったせいですかね。

いかにも西表のキバラという感じでしたね。
もっとワルっぽい面構えの連中を知っているので・・・こいつは温和な印象です。

フィルター付ける派をひとり発見。(笑)
多少の事ならフィルターがカバーしてくれますし、やはり保険ですよね。

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