
徳川家康が誕生した城下町に「リブラ」がある。図書館を核にした市民交流の屋内施設でライブラリーを由来とする造語。
NHKが「リブラ」を話題にするので、何事かと熱心に聞いた。フェイスブックが独自に発行する計画のいわゆる仮想通貨=暗号資産の「リブラ」。
通過は国が発行し、国が保証する貨幣と思っていたが、規制緩和の国際化社会では誰でも自由に通貨発行が可能なのだろうか。老人の古い常識では贋金造りで国家威信に係る重大事と思うのである。
独立行政法人国立印刷局の日本銀行券では許されないが、東京五輪に賛同し、独立行政法人造幣局は高額記念硬貨を乱発する。
1万円金貨は12万円、千円銀貨は9500円で販売される。理由は記念硬貨で流通を目的にしていないからと説明する。しかし金策に万策尽きたら貨幣として使用は許されるだろうが、価値は金貨は額面の1万円、銀貨は千円、まさにデフレの極み。
流通を目的にしないのなら、販売金額を額面金額にすれば領収書代わりになる。
銅貨が無いのは五輪メダルの差別だ、銅貨を発行したら如何か(どうか)。