大きな注連縄の出雲大社も念頭に有ったが宗像三女神の厳島神社に初詣、昨年11月に注連縄のある諏訪大社下社春宮・秋宮、昨日は注連縄のない伊勢神宮を参拝した。
大国主など土着の神は「国津神」、天照大神などがいる高天原の神を「天津神」と人間は分類する。
神社は大社造と神明造に大別され、屋根に千木と鰹木が設けられ切妻造で、妻入構造で注連縄が大社造、平入が神明造。
出雲大社は千木は外削ぎ、鰹木は三個、奇数は男神、偶数は女神の概念をを適用すると大国主は男だろう。
伊勢神宮の内宮の神明造は千木は内削ぎ、鰹木は十個だから天照大神は女性だろうか、外宮は千木は外削ぎ、鰹木は九個だから男神と思ったら女神。
伊勢神宮のご神紋は「花菱」、出雲大社は「二重亀甲に剣花菱」、厳島神社は「三つ盛り二重亀甲に剣花菱」、諏訪大社上社は「諏訪梶紋」呼ばれ、木の根が四本、下社の「明神梶紋」五本。
大相撲の土俵屋根は千木は外削ぎ、鰹木は五個、力士は妻入りで土俵に上がり戦う。
行司の装束には相撲部屋の大紋、注連縄を腰に巻く横綱は神道を色濃く反映した「国津神」の大国主。
日本人は奇数は割り切れないから縁起がいいと考えるようで、モンゴル人の割り切れない行動に縁起がいいと思う老人は大和魂主だろう。