電波障害の文明人 ５５１号

岡崎市の桜祭りが終り、青葉薫り五月晴れの日の年中行事がある。ＮＨＫのテレビ画像が乱れる電波障害である。

犯人は上空約１００km付近に局地的に突発的(sporadic)に発生する電離層のスポラディックＥ層で、ＶＨＦ帯の電波を反射するから、韓国や中国の電波が妨害するのである。

放射線、紫外線、可視光線、赤外線、電波と波長が長くなる。テレビ電波の波長は数ｍ、ラジオ放送は１００ｍ～１０００ｍの波長帯が割り当てられている。波長が短いほど直進し、長いと障害物を飛び越え遠距離まで到達する。太陽の可視光線が日陰を作るのは波長が短いからである。

刈谷市に有った依佐美の２５０ｍの鉄塔からは、長波を使い、ハワイ沖の連合艦隊に「ニイタカヤマノボレ」の暗号が発信された。現代はマイクロ波を人工衛星に中継させ通信する。

すべての電磁波を出しているのが太陽である。その絶妙なバランスが進化論に従い、適者生存して地球の山川草木一切衆衆生が生きてきた。

しかし万物の霊長の神の言葉を誤解した人間だけが、余計な電磁波を発生して、地球環境を破壊しているのである。

情報化社会の携帯電話の新型が増えるにつれ、鳥や豚のインフルエンザのウイルスも進化増殖している。どうやら好物はモバイルの周波数のようである。

太陽さんを崇拝するオイラ、早寝早起き、農業を志向し、文明社会に背を向けて、自然の電磁波割合を壊さない努力をしたいのである。文明人は電波障害を起こしている。