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風来坊参男坊

思い付くまま、気が向くまま、記述する雑文。好奇心は若さの秘訣。退屈なら屁理屈が心の良薬。

相撲の伝統回帰

2019年09月29日 09時04分44秒 | 随想

横綱白鵬が日本国籍を取得して親方として定年まで日本相撲協会に残り力士を育てる道が開けた様だ。国籍があるから大和魂が芽生えたと思うのは甘いな。

日本相撲がモンゴル相撲とならない事を願っている。

春日野理事長(横綱栃錦)は、甘いな。外国人が親方になって、巡業資金を持ち逃げしたらどうする。
貴乃花親方は、国体を担っていく大相撲を目指す。

天皇賜杯争奪の名誉獲得合戦が日本相撲の本質だろう。

モンゴルと日本の相撲の最大の相違点は土俵の有無なのだろう。

土俵は聖域と俗世の結界を示す注連縄、屋根は鰹木が奇数だから男神、力士は神様なのだ。横綱は神の仲間の神だから腰に注連縄を巻く。

そして争いの終結は神官である行司が決める。

男の修行場の大峰山は結界を設け、女人禁制とする宗教的伝統が生きている。

こだわり・かたより・とらわれの塊が芸術だろうが、その結界を解除し、国際化の名の下に平準化をするならば、時間を割いて観賞する価値は無いのだろう。


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